天ぷらにするだけ?扱い方がわからない「ふきのとう」を美味しく食べる方法|キッチンにひと工夫

料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。

今回は、ふきのとうの白和えをご紹介します。

独特の苦味と香りがクセになる

先日、長野の実家に帰省した際に、摘んで持ち帰ったふきのとうです

山菜の代表格「ふきのとう」は、その独特の苦味と香り、食感、つぼみのような可愛らしさが魅力。

春が来たなあと感じさせてくれる食材です。

冬のあいだに体に溜め込んだ老廃物をデトックスしてくれる効果もあり、栄養もたっぷり。

でも買ったりもらったりしたはいいけど、どう扱えばいいかわからないという声も聞かれます。

天ぷらでいただくことが多いふきのとうですが、今回は桜えびと合わせて白和えにしてみました。これがとても美味しい!

ふきのとうの緑、豆腐の白、桜えびのピンクが美しいひと品です。

ふきのとうの白和え

白い衣を食材にまとわせた白和え。豆腐、白すりごま、白味噌などを合わせるレシピもありますが、ちょっと面倒ですよね。

白だしを効かせたこの衣のレシピも、覚えておいていただけると重宝すると思います。

<材料(つくりやすい分量)>

・木綿豆腐…1丁
・ふきのとう…6〜7つ
・桜えび(乾燥)…20gほど(あれば)
・白すりごま…大さじ2
・白だし…大さじ1と1/2

<つくり方>

1. 豆腐の水切りをする。キッチンペーパーで包み、ざるにのせ、重しのせて30分ほどおく。

2. ふきのとうは根元に黒い部分があれば取り除き、縦半分にカットする。

3. 湯を沸かし、ふきのとうを1分ゆでたら冷水に5分ほどつける。水分をしっかりとっておく。

3. ボウルに水切りした豆腐を入れ、ゴムべらなどで底面に押しつけるようにしながら、豆腐を崩してなめらかにする。

4. ふきのとうを粗く刻んでボウルに入れ、白だし(大さじ1/2)を加えて混ぜる。

5. 豆腐にすりごま、残りの白だし(大さじ1)を入れて混ぜ、ふきのとうと桜えびを加えてさっくりと混ぜればできあがり。

<ポイント>

このレシピは、ふきのとうのアク抜きをすることが美味しさのポイント。手順2・3の部分です。

また、今回は木綿を使いましたが、よりなめらかにしたい場合は絹豆腐でも美味しくできます。

完全になめらかにならなくても、豆腐の形が少し残っているぐらいでも美味しいですよ。お好みの加減にしてください。

期間限定の旬素材。店頭で見つけたら、ぜひつくってみてください。

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