JP2908589B2 - 漂白剤及び漂白洗浄剤組成物 - Google Patents
漂白剤及び漂白洗浄剤組成物Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カチオン基を有する漂
白活性化剤を含有する漂白剤及び漂白洗浄剤組成物に関
する。
白活性化剤を含有する漂白剤及び漂白洗浄剤組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】塩素系
漂白剤は使用できる繊維に制限があり、また色、柄物に
は使用できず、更に独自のにおいを有していることなど
から、これらの欠点のない酸素系漂白剤が最近著しく普
及しはじめている。
漂白剤は使用できる繊維に制限があり、また色、柄物に
は使用できず、更に独自のにおいを有していることなど
から、これらの欠点のない酸素系漂白剤が最近著しく普
及しはじめている。
【0003】この酸素系漂白剤としては、過炭酸ナトリ
ウム、過硼酸ナトリウムが漂白性能及び安定性などの面
から特に利用されている。
ウム、過硼酸ナトリウムが漂白性能及び安定性などの面
から特に利用されている。
【0004】しかしながら、この酸素系漂白剤は塩素系
漂白剤にくらべ漂白力が弱く、各種漂白活性化剤が併用
されている。
漂白剤にくらべ漂白力が弱く、各種漂白活性化剤が併用
されている。
【0005】テトラアセチルエチレンジアミン、アセト
キシベンゼンスルホン酸塩、テトラアセチルグリコリル
ウリル、グルコースペンタアセテートなどが代表的な漂
白活性化剤として使用されているが、その漂白活性化効
果はまだ不充分であった。
キシベンゼンスルホン酸塩、テトラアセチルグリコリル
ウリル、グルコースペンタアセテートなどが代表的な漂
白活性化剤として使用されているが、その漂白活性化効
果はまだ不充分であった。
【0006】そこで、本発明者らは過酸化水素と反応し
てカチオン基を有する有機過酸を生成する化合物が漂白
活性化剤として優れていることを先に見出した(特開昭
63−315666号、特開平2−147698号、特願平1−150758
号)。
てカチオン基を有する有機過酸を生成する化合物が漂白
活性化剤として優れていることを先に見出した(特開昭
63−315666号、特開平2−147698号、特願平1−150758
号)。
【0007】しかしながら、これらのカチオン基を有す
る有機過酸を生成する化合物は、漂白活性化性能におい
ては優れているものの、色、柄物の繊維製品に使用した
場合、繊維が有する色の褪色を抑制するという点では未
だ充分であるとは言いがたかった。
る有機過酸を生成する化合物は、漂白活性化性能におい
ては優れているものの、色、柄物の繊維製品に使用した
場合、繊維が有する色の褪色を抑制するという点では未
だ充分であるとは言いがたかった。
【0008】そこで本発明が解決しようとする課題は漂
白活性化性能において優れ、かつ色、柄物の繊維が有す
る色の褪色を抑制し得る漂白剤及び漂白洗浄剤組成物を
提供することである。
白活性化性能において優れ、かつ色、柄物の繊維が有す
る色の褪色を抑制し得る漂白剤及び漂白洗浄剤組成物を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意研究した結果、過酸化水素又は水溶
液中で過酸化水素を発生する過酸化物と、下記一般式
(I) 及び(II)
を解決するため鋭意研究した結果、過酸化水素又は水溶
液中で過酸化水素を発生する過酸化物と、下記一般式
(I) 及び(II)
【0010】
【化3】
【0011】にて表される化合物を含有してなる組成物
が上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
が上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
【0012】すなわち本発明は、下記の成分(a) 〜
(c) を含有してなり、(b) 成分と(c) 成分の重量比が
(b)/(c) = 100/0.01〜 100/5であることを特徴と
する漂白剤及び漂白洗浄剤組成物を提供するものであ
る。 成分(a) ;過酸化水素又は水溶液中で過酸化水素を発生
する過酸化物 成分(b) ;下記一般式(I) にて表される化合物
(c) を含有してなり、(b) 成分と(c) 成分の重量比が
(b)/(c) = 100/0.01〜 100/5であることを特徴と
する漂白剤及び漂白洗浄剤組成物を提供するものであ
る。 成分(a) ;過酸化水素又は水溶液中で過酸化水素を発生
する過酸化物 成分(b) ;下記一般式(I) にて表される化合物
【0013】
【化4】
【0014】成分(c) ;下記一般式(II)にて表される化
合物
合物
【0015】
【化5】
【0016】本発明において、成分(a) は、過酸化水素
又は水溶液中で過酸化水素を発生する過酸化物であり、
後者の例としては、過炭酸ナトリウム、トリポリリン酸
ナトリウム・過酸化水素付加物、ピロリン酸ナトリウム
・過酸化水素付加物、尿素・過酸化水素付加物、又は 4
Na2SO4・2H2O2 ・NaCl、過ホウ酸ナトリウム一水化物、
過ホウ酸ナトリウム四水化物、過酸化ナトリウム、過酸
化カルシウム等が例示される。この中でも特に過炭酸ナ
トリウム、過ホウ酸ナトリウム一水化物、過ホウ酸ナト
リウム四水化物が好ましい。
又は水溶液中で過酸化水素を発生する過酸化物であり、
後者の例としては、過炭酸ナトリウム、トリポリリン酸
ナトリウム・過酸化水素付加物、ピロリン酸ナトリウム
・過酸化水素付加物、尿素・過酸化水素付加物、又は 4
Na2SO4・2H2O2 ・NaCl、過ホウ酸ナトリウム一水化物、
過ホウ酸ナトリウム四水化物、過酸化ナトリウム、過酸
化カルシウム等が例示される。この中でも特に過炭酸ナ
トリウム、過ホウ酸ナトリウム一水化物、過ホウ酸ナト
リウム四水化物が好ましい。
【0017】本発明において、成分(b) は一般式(I) に
て表される化合物であり、例えば次の化合物が例示され
る。
て表される化合物であり、例えば次の化合物が例示され
る。
【0018】
【化6】
【0019】これらの化合物は通常ハロゲン化アルカリ
金属塩、ハロゲン化アンモニウム塩等の無機塩又はハロ
ゲン化第4級アンモニウム塩等の有機塩を副生して得る
られるが、これらの無機塩もしくは有機塩は本発明の目
的を阻害しない量において存在していてもよい。
金属塩、ハロゲン化アンモニウム塩等の無機塩又はハロ
ゲン化第4級アンモニウム塩等の有機塩を副生して得る
られるが、これらの無機塩もしくは有機塩は本発明の目
的を阻害しない量において存在していてもよい。
【0020】成分(a) と成分(b) の配合割合は通常 (a)
/(b) (モル比)=99.9/0.1 〜20/80が好ましく、更
に好ましくは99/1〜50/50である。
/(b) (モル比)=99.9/0.1 〜20/80が好ましく、更
に好ましくは99/1〜50/50である。
【0021】本発明において、成分(c) は一般式(II)に
て表される化合物であり、例えば次の化合物が例示され
る。
て表される化合物であり、例えば次の化合物が例示され
る。
【0022】
【化7】
【0023】本発明においては一般式(I)にて表される
化合物100重量部に対して一般式(II)で表される化合物
を0.01〜5重量部配合することが必要である。この数値
は臨界的な意義を有し、一般式(I) にて表される化合物
100重量部に対する一般式(II)で表される化合物の配合
量が0.01未満の場合には漂白時における色、柄物の繊維
の褪色を抑制する効果が劣り、一方5重量部を越えると
漂白化性能を阻害する。
化合物100重量部に対して一般式(II)で表される化合物
を0.01〜5重量部配合することが必要である。この数値
は臨界的な意義を有し、一般式(I) にて表される化合物
100重量部に対する一般式(II)で表される化合物の配合
量が0.01未満の場合には漂白時における色、柄物の繊維
の褪色を抑制する効果が劣り、一方5重量部を越えると
漂白化性能を阻害する。
【0024】本発明の漂白剤及び漂白洗浄剤組成物に
は、上記必須成分の他に漂白剤及び漂白洗浄剤組成物に
通常添加される、例えば、下記のような成分を添加する
事ができる。
は、上記必須成分の他に漂白剤及び漂白洗浄剤組成物に
通常添加される、例えば、下記のような成分を添加する
事ができる。
【0025】〔1〕界面活性剤 (1) 平均炭素数10〜16のアルキル基を有する直鎖又は分
岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩。
岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩。
【0026】(2) 平均炭素数10〜20の直鎖又は分岐鎖の
アルキル基又はアルケニル基を有し、1分子内に平均
0.5〜8モルのエチレンオキサイド或いはプロピレンオ
キサイド或いはブチレンオキサイド或いはエチレンオキ
サイド/プロピレンオキサイド=0.1/9.9〜9.9/0.1
の比で或いはエチレンオキサイド/ブチレンオキサイド
= 0.1/9.9 〜9.9 /0.1 の比で付加したアルキル又は
アルケニルエーテル硫酸塩。
アルキル基又はアルケニル基を有し、1分子内に平均
0.5〜8モルのエチレンオキサイド或いはプロピレンオ
キサイド或いはブチレンオキサイド或いはエチレンオキ
サイド/プロピレンオキサイド=0.1/9.9〜9.9/0.1
の比で或いはエチレンオキサイド/ブチレンオキサイド
= 0.1/9.9 〜9.9 /0.1 の比で付加したアルキル又は
アルケニルエーテル硫酸塩。
【0027】(3) 平均炭素数10乃至20のアルキル又はア
ルケニル基を有するアルキル又はアルケニル硫酸塩。
ルケニル基を有するアルキル又はアルケニル硫酸塩。
【0028】(4) 平均10〜20の炭素原子を1分子中に有
するオレフィンスルホン酸塩。
するオレフィンスルホン酸塩。
【0029】(5) 平均10〜20の炭素原子を1分子中に有
するアルカンスルホン酸塩。
するアルカンスルホン酸塩。
【0030】(6) 平均10〜24の炭素原子を1分子中に有
する飽和又は不飽和脂肪酸塩。
する飽和又は不飽和脂肪酸塩。
【0031】(7) 平均炭素数10〜20のアルキル基又はア
ルケニル基を有し、1分子中に平均0.5 〜8モルのエチ
レンオキサイド或いはプロピレンオキサイド或いはブチ
レンオキサイド或いはエチレンオキサイド/プロピレン
オキサイド= 0.1/9.9 〜9.9/0.1 の比で或いはエチ
レンオキサイド/ブチレンオキサイド= 0.1/9.9 〜9.
9 /0.1 の比で付加したアルキル又はアルケニルエーテ
ルカルボン酸塩。
ルケニル基を有し、1分子中に平均0.5 〜8モルのエチ
レンオキサイド或いはプロピレンオキサイド或いはブチ
レンオキサイド或いはエチレンオキサイド/プロピレン
オキサイド= 0.1/9.9 〜9.9/0.1 の比で或いはエチ
レンオキサイド/ブチレンオキサイド= 0.1/9.9 〜9.
9 /0.1 の比で付加したアルキル又はアルケニルエーテ
ルカルボン酸塩。
【0032】(8) 下記の式で表わされるα−スルホ脂肪
酸塩又はエステル
酸塩又はエステル
【0033】
【化8】
【0034】〔式中 Yは炭素数1〜3のアルキル基又は
対イオン、 Zは対イオンである。 R10は炭素数10〜20の
アルキル基又はアルケニル基を表す。〕ここで陰イオン
性界面活性剤の対イオンとしてはナトリウム、カリウム
等のアルカリ金属イオンを挙げることができる。
対イオン、 Zは対イオンである。 R10は炭素数10〜20の
アルキル基又はアルケニル基を表す。〕ここで陰イオン
性界面活性剤の対イオンとしてはナトリウム、カリウム
等のアルカリ金属イオンを挙げることができる。
【0035】(9) 平均炭素数10〜20のアルキル基又はア
ルケニル基を有し、1〜30モルのエチレンオキサイドを
付加したポリオキシエチレンアルキル又はアルケニルエ
ーテル。
ルケニル基を有し、1〜30モルのエチレンオキサイドを
付加したポリオキシエチレンアルキル又はアルケニルエ
ーテル。
【0036】(10)平均炭素数6〜12のアルキル基を有
し、1〜25モルのエチレンオキサイドを付加したポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテル。
し、1〜25モルのエチレンオキサイドを付加したポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテル。
【0037】(11)平均炭素数10〜20のアルキル基又はア
ルケニル基を有し、1〜20モルのプロピレンオキサイド
を付加したポリオキシプロピレンアルキル又はアルケニ
ルエーテル。
ルケニル基を有し、1〜20モルのプロピレンオキサイド
を付加したポリオキシプロピレンアルキル又はアルケニ
ルエーテル。
【0038】(12)平均炭素数10〜20のアルキル基又はア
ルケニル基を有し1〜20モルのブチレンオキサイドを付
加したポリオキシブチレンアルキル又はアルケニルエー
テル。
ルケニル基を有し1〜20モルのブチレンオキサイドを付
加したポリオキシブチレンアルキル又はアルケニルエー
テル。
【0039】(13)平均炭素数10〜20のアルキル基又はア
ルケニル基を有し、総和で1〜30モルのエチレンオキサ
イドとプロピレンオキサイド或いはエチレンオキサイド
とブチレンオキサイドを付加した非イオン性活性剤(エ
チレンオキサイドとプロピレンオキサイド又はブチレン
オキサイドとの比は 0.1/9.9 〜9.9 /0.1 )。
ルケニル基を有し、総和で1〜30モルのエチレンオキサ
イドとプロピレンオキサイド或いはエチレンオキサイド
とブチレンオキサイドを付加した非イオン性活性剤(エ
チレンオキサイドとプロピレンオキサイド又はブチレン
オキサイドとの比は 0.1/9.9 〜9.9 /0.1 )。
【0040】(14)下記の一般式で表わされる高級脂肪酸
アルカノールアミド又はそのアルキレンオキサイド付加
物
アルカノールアミド又はそのアルキレンオキサイド付加
物
【0041】
【化9】
【0042】〔式中R11 は炭素数10〜20のアルキル基、
又はアルケニル基であり、R12 はH 又はCH3 であり、n
は1〜3の整数、m は0〜3の整数である。〕 (15)平均炭素数10〜20の脂肪酸と蔗糖から成る蔗糖脂肪
酸エステル。
又はアルケニル基であり、R12 はH 又はCH3 であり、n
は1〜3の整数、m は0〜3の整数である。〕 (15)平均炭素数10〜20の脂肪酸と蔗糖から成る蔗糖脂肪
酸エステル。
【0043】(16)平均炭素数10〜20の脂肪酸とグリセリ
ンから成る脂肪酸グリセリンモノエステル。
ンから成る脂肪酸グリセリンモノエステル。
【0044】(17)下記の一般式で表わされるアルキルア
ミンオキサイド
ミンオキサイド
【0045】
【化10】
【0046】〔式中R13 は炭素数10〜20のアルキル基又
はアルケニル基であり、R14 、R15 は炭素数1〜3のア
ルキル基である。〕 (18)酸化エチレンを縮合して得られる「プルロニック」
の商品名の非イオン界面活性剤。
はアルケニル基であり、R14 、R15 は炭素数1〜3のア
ルキル基である。〕 (18)酸化エチレンを縮合して得られる「プルロニック」
の商品名の非イオン界面活性剤。
【0047】(19)下記一般式で示されるカチオン界面活
性剤。
性剤。
【0048】
【化11】
【0049】(ここでR16 、R17 、R18 、R19 のうち少
なくとも1つは炭素数8〜24のアルキル又はアルケニル
基、他は炭素数1〜5のアル キル基を示す。X'はハロ
ゲン又はメトサルフェートを示す。)
なくとも1つは炭素数8〜24のアルキル又はアルケニル
基、他は炭素数1〜5のアル キル基を示す。X'はハロ
ゲン又はメトサルフェートを示す。)
【0050】
【化12】
【0051】(ここでR16 、R17 、R18及びX'は前述の
通り。)
通り。)
【0052】
【化13】
【0053】(ここでR16 、R17 およびX'は前述の通
り。R20 は炭素数2〜3のアルキレン基、p は1〜20の
整数を示す。) 〔2〕二価金属イオン捕捉剤 下記の各種アルカリ金属塩、アルカノールアミン塩の一
種又は二種以上のビルダー成分を0〜50重量%含有する
こともできる。
り。R20 は炭素数2〜3のアルキレン基、p は1〜20の
整数を示す。) 〔2〕二価金属イオン捕捉剤 下記の各種アルカリ金属塩、アルカノールアミン塩の一
種又は二種以上のビルダー成分を0〜50重量%含有する
こともできる。
【0054】(1) オルソリン酸塩、ピロリン酸塩、トリ
ポリリン酸塩、メタリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、フ
ィチン酸塩等のリン酸塩。
ポリリン酸塩、メタリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、フ
ィチン酸塩等のリン酸塩。
【0055】(2) エタン−1・1−ジホスホン酸、エタ
ン−1・1・2−トリホスホン酸、エタン−1−ヒドロ
キシ−1・1−ジホスホン酸およびその誘導体、エタン
ヒドロキシ−1・1・2−トリホスホン酸、エタン−1
・2−ジカルボキシ−1・2−ジホスホン酸、メタンヒ
ドロキシホスホン酸等のホスホン酸の塩。
ン−1・1・2−トリホスホン酸、エタン−1−ヒドロ
キシ−1・1−ジホスホン酸およびその誘導体、エタン
ヒドロキシ−1・1・2−トリホスホン酸、エタン−1
・2−ジカルボキシ−1・2−ジホスホン酸、メタンヒ
ドロキシホスホン酸等のホスホン酸の塩。
【0056】(3) 2−ホスホノブタン−1・2−ジカル
ボン酸、1−ホスホノブタン−2・3・4−トリカルボ
ン酸、α−メチルホスホノコハク酸等のホスホノカルボ
ン酸の塩。
ボン酸、1−ホスホノブタン−2・3・4−トリカルボ
ン酸、α−メチルホスホノコハク酸等のホスホノカルボ
ン酸の塩。
【0057】(4) アスパラギン酸、グルタミン酸、グリ
シン等のアミノ酸の塩。
シン等のアミノ酸の塩。
【0058】(5) ニトリロ三酢酸塩、イミノ二酢酸塩、
エチレンジアミン四酢酸塩、ジエチレントリアミン五酢
酸塩、グリコールエーテルジアミン四酢酸塩、ヒドロキ
シエチルイミノ二酢酸塩、トリエチレンテトラミン六酢
酸塩、ジエンコル酸塩等のアミノポリ酢酸塩。
エチレンジアミン四酢酸塩、ジエチレントリアミン五酢
酸塩、グリコールエーテルジアミン四酢酸塩、ヒドロキ
シエチルイミノ二酢酸塩、トリエチレンテトラミン六酢
酸塩、ジエンコル酸塩等のアミノポリ酢酸塩。
【0059】(6) ポリアクリル酸、ポリフマル酸、ポリ
マレイン酸、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸、ポリア
セタールカルボン酸又はこれらの塩などの高分子電解
質。
マレイン酸、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸、ポリア
セタールカルボン酸又はこれらの塩などの高分子電解
質。
【0060】(7) ジグリコール酸、オキシジコハク酸、
カルボキシメチルオキシコハク酸、クエン酸、乳酸、酒
石酸、シュウ酸、リンゴ酸、オキシジコハク酸、グルコ
ン酸、カルボキシメチルコハク酸、カルボキシメチル酒
石酸などの有機酸塩。塩としてはアルカリ金属塩が好適
である。
カルボキシメチルオキシコハク酸、クエン酸、乳酸、酒
石酸、シュウ酸、リンゴ酸、オキシジコハク酸、グルコ
ン酸、カルボキシメチルコハク酸、カルボキシメチル酒
石酸などの有機酸塩。塩としてはアルカリ金属塩が好適
である。
【0061】(8) ゼオライトAに代表されるアルミノケ
イ酸塩。
イ酸塩。
【0062】〔3〕アルカリ剤あるいは無機電解質 ケイ酸塩、炭酸塩、硫酸塩。塩としてはアルカリ金属が
好適である。
好適である。
【0063】〔4〕再汚染防止剤 ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース。
ビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース。
【0064】〔5〕酵 素 プロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ。
【0065】〔6〕蛍光染料 4,4'−ビス−(2−スルホスチリル)−ビフェニル塩、
4,4'−ビス−(4−クロロ−3−スルホスチリル)−ビ
フェニル塩、2− (スチルフェニル)ナフトチアゾー
ル誘導体、 4,4'−ビス(トリアゾール−2−イル)ス
チルベン誘導体、ビス(トリアジニルアミノ)スチルベ
ンジスルホン酸誘導体。
4,4'−ビス−(4−クロロ−3−スルホスチリル)−ビ
フェニル塩、2− (スチルフェニル)ナフトチアゾー
ル誘導体、 4,4'−ビス(トリアゾール−2−イル)ス
チルベン誘導体、ビス(トリアジニルアミノ)スチルベ
ンジスルホン酸誘導体。
【0066】〔7〕過酸化物の安定化剤 硫酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウム、塩化マグネシ
ウム、ケイフッ化マグネシウム、酸化マグネシウム、水
酸化マグネシウムの様なマグネシウム塩及びケイ酸ソー
ダの様なケイ酸塩類。
ウム、ケイフッ化マグネシウム、酸化マグネシウム、水
酸化マグネシウムの様なマグネシウム塩及びケイ酸ソー
ダの様なケイ酸塩類。
【0067】〔8〕香料、色素
【0068】
【発明の効果】本発明の漂白(洗浄)剤は、優れた漂白
効果を示すばかりでなく皮脂汚れ、泥汚れに対しても優
れた洗浄効果を付与する。また、色、柄物の繊維製品に
使用しても繊維が有する色の褪色を起こさない。更に本
発明の漂白剤及び漂白洗浄剤組成物に用いられる漂白活
性化剤は生分解性であり、人体に対する安全性も高い。
効果を示すばかりでなく皮脂汚れ、泥汚れに対しても優
れた洗浄効果を付与する。また、色、柄物の繊維製品に
使用しても繊維が有する色の褪色を起こさない。更に本
発明の漂白剤及び漂白洗浄剤組成物に用いられる漂白活
性化剤は生分解性であり、人体に対する安全性も高い。
【0069】
【実施例】以下実施例にて本発明を説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。
はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0070】実施例1 表1に示す各種漂白剤組成物を調製し、以下の方法で漂
白試験及び脱色試験を行った。 漂白試験 * 紅茶汚染布:日東紅茶(黄色パッケージ)80gを3リ
ットルのイオン交換水にて約15分間煮沸後、糊抜きした
サラシ木綿でこし、この液に木綿金布#2003 布を浸し、
約15分間煮沸する。そのまま火よりおろし、2時間程度
放置後自然乾燥させ、洗液に色のつかなくなるまで水洗
し、脱水、プレス後、10cm×10cmの試験片とし、実験に
供した。 漂白率の測定;20℃の水 300mlに有効酸素が0.04%とな
るように表1の漂白剤組成物を加えた。その溶液に上記
で調製された紅茶汚染布を30分間浸漬漂白し、水洗、乾
燥後、下式により漂白率を求めた。
白試験及び脱色試験を行った。 漂白試験 * 紅茶汚染布:日東紅茶(黄色パッケージ)80gを3リ
ットルのイオン交換水にて約15分間煮沸後、糊抜きした
サラシ木綿でこし、この液に木綿金布#2003 布を浸し、
約15分間煮沸する。そのまま火よりおろし、2時間程度
放置後自然乾燥させ、洗液に色のつかなくなるまで水洗
し、脱水、プレス後、10cm×10cmの試験片とし、実験に
供した。 漂白率の測定;20℃の水 300mlに有効酸素が0.04%とな
るように表1の漂白剤組成物を加えた。その溶液に上記
で調製された紅茶汚染布を30分間浸漬漂白し、水洗、乾
燥後、下式により漂白率を求めた。
【0071】
【数1】
【0072】反射率は日本電色工業 (株) 製 NDR-101DP
で460 nmのフィルターを使用して測定した。その結果を
表1に示す。
で460 nmのフィルターを使用して測定した。その結果を
表1に示す。
【0073】脱色試験 表1に示す漂白剤組成物を有効酸素が0.04%となるよう
に40℃の水道水に溶解後、直接染料(Sumilight Supra B
lue FBGL) で染めた木綿布を2時間浸漬後、JIS L 0804
の変褪色用グレースケールを用いてその等級を求め、そ
の値が 4.5以上を◎、4以上4.5 未満を○、3以上4未
満を△、3未満を×として評価した。その結果を表1に
示す。
に40℃の水道水に溶解後、直接染料(Sumilight Supra B
lue FBGL) で染めた木綿布を2時間浸漬後、JIS L 0804
の変褪色用グレースケールを用いてその等級を求め、そ
の値が 4.5以上を◎、4以上4.5 未満を○、3以上4未
満を△、3未満を×として評価した。その結果を表1に
示す。
【0074】
【表1】
【0075】注) *Bはバランス量の略である。また、漂白活性化剤は過
炭酸ソーダ(有効酸素13.5%)の1/16当量を添加し
た。
炭酸ソーダ(有効酸素13.5%)の1/16当量を添加し
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C11D 7:32 7:34) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C11D 7/54 C11D 7/60 D06L 3/02 C11D 7/18 C11D 7/32 - 7/34 C11D 3/39 - 3/395 C11D 3/32 - 3/34 CA(STN) REGISTRY(STN) WPI/L(QUESTEL)
Claims (1)
- 【請求項1】 下記の成分(a) 〜(c) を含有してなり、
(b) 成分と(c) 成分の重量比が (b)/(c) = 100/0.01
〜 100/5であることを特徴とする漂白剤及び漂白洗浄
剤組成物。成分(a) ;過酸化水素又は水溶液中で過酸化
水素を発生する過酸化物 成分(b) ;下記一般式(I) にて表される化合物 【化1】 成分(c) ;下記一般式(II)にて表される化合物 【化2】
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Applications Claiming Priority (1)
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ID=14374768
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2908589B2 (ja) |
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TW255887B (en) * | 1994-05-25 | 1995-09-01 | Lilly Co Eli | Synthesis of benzoquinolinones |
TW368520B (en) * | 1994-11-08 | 1999-09-01 | Kao Corp | Liquid bleaching agent composition |
US5599781A (en) * | 1995-07-27 | 1997-02-04 | Haeggberg; Donna J. | Automatic dishwashing detergent having bleach system comprising monopersulfate, cationic bleach activator and perborate or percarbonate |
US5916862A (en) * | 1995-06-20 | 1999-06-29 | The Procter & Gamble Company | Detergent compositions containing amines and anionic surfactants |
ZA974226B (en) * | 1996-05-17 | 1998-12-28 | Procter & Gamble | Detergent composition |
MA25183A1 (fr) * | 1996-05-17 | 2001-07-02 | Arthur Jacques Kami Christiaan | Compositions detergentes |
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JPH0696720B2 (ja) * | 1989-06-14 | 1994-11-30 | 花王株式会社 | 漂白剤及び漂白洗浄剤組成物 |
NZ235490A (en) * | 1989-10-16 | 1993-08-26 | Colgate Palmolive Co | Fabric-softening compositions |
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1991
- 1991-05-09 JP JP3104216A patent/JP2908589B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-04-29 AU AU15233/92A patent/AU644732B2/en not_active Ceased
- 1992-05-07 EP EP19920107693 patent/EP0512533A3/en not_active Withdrawn
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Publication number | Publication date |
---|---|
EP0512533A2 (en) | 1992-11-11 |
JPH04332796A (ja) | 1992-11-19 |
AU1523392A (en) | 1992-11-12 |
EP0512533A3 (en) | 1992-12-16 |
AU644732B2 (en) | 1993-12-16 |
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