JP3384397B2 - 液晶装置、その製造方法および電子機器 - Google Patents
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Description
光を反射する反射型または半透過半反射型の液晶装置、
その製造方法、および、該液晶装置を表示部に用いた電
子機器に関する。
れ自体が発光するのではなく、単に光の偏光状態を制御
することによって表示を行うものである。このため、液
晶表示装置には、パネルに対して必ず何らかの形で光を
入射させる構成が必要となり、この点において、他の表
示装置、例えば、エレクトロルミネッセンス装置や、プ
ラズマディスプレイなどとは大きく相違する。
側に配置し、その光がパネルを通過して観察者に視認さ
れる透過型と、光源をパネルの表側に配置し(あるい
は、配置せずに)、前面からの入射光がパネルによって
反射して観察者に視認される反射型との2つのタイプに
大別される。
置される光源(ゆえにバックライトと呼ばれる)から発
せられた光が、導光板によってパネル全体に導かれた
後、偏光板→背面側基板→電極→液晶→電極→前面側基
板→偏光板という経路を辿って、観察者に視認される。
これに対して反射型では、パネルに入射した光が、偏光
板→前面側基板→電極→液晶→電極まで到達すると、反
射層で反射して、いま来た経路を逆に辿って観察者に視
認される。このように、反射型では、光の入射経路・反
射経路という二重の経路を有するために、各部での光損
失が大きい。このため、透過型と比較すると、環境から
の採光(外光)量が、パネルの裏側に配置される光源ほ
ど多くないので、観察者に視認される光量が少なくなる
結果、表示画面が暗い、という欠点がある。が、反射型
は、日光が当たる屋外でも視認性が高い点や、光源がな
くても表示が可能である点など、透過型と比較して特筆
すべき多くの利点を有する。このため、反射型の液晶表
示装置は、携帯型電子機器などの表示部として広く用い
られている。
んどない場合、観察者が、表示を視認することができな
い、という本質的な欠点を有する。そこで、近年では、
パネルの背面にバックライトを設けるとともに、反射層
を、前面からの光を反射させるだけでなく、背面からの
光を一部透過させる構成とした半透過半反射型なるもの
も登場しつつある。この半透過半反射型では、外光がほ
とんどない場合には、バックライトを点灯させることで
透過型となり、これによって表示の視認性が確保される
一方、外光が十分にある場合には、バックライトを消灯
させることで反射型となり、これによって、低消費電力
が図られる構成となっている。すなわち、外光の強弱に
応じて透過型または反射型を選択することで、表示の視
認性を確保するとともに、低消費電力を図る構成となっ
ている。
て、反射層の構成材料には、一般には、アルミニウムが
用いられていたが、近年では、反射率を向上させて明る
い表示を得るために、銀単体または銀を主成分とする銀
合金(以下、「銀合金等」という)を用いることが検討
されている。
印加するための一方の電極を反射層と兼用する構成は、
好ましくない。これは、他方の電極には、透明性が要求
されるために、ITO(Indium Tin Oxide)などのような
透明導電材料が用いられるが、一方の電極に銀合金等を
用いる構成にすると、異種金属で液晶を挟持することに
よって、極性の偏りが発生するからである。さらに、液
晶と銀合金等との間に配向膜だけが介在する構成では、
銀合金等からの不純物が配向膜を通過して液晶中に溶出
し、液晶自体を劣化させる可能性も指摘されている。
の電極は、銀合金等と兼用することができず、他方の基
板の電極として用いられる透明導電材料と同一材料を用
いる必要がある。結果、反射層が設けられる一方の基板
には、反射層として用いる銀合金等と、電極として用い
る透明導電材料との少なくとも2つの金属が用いられる
ことになる。ところで、銀合金等は、反射率のほか、導
電性にも優れているので、基板の配線層として用いるこ
とも検討されている。このように反射層として用いる銀
合金等を、配線層にも用いる場合、当該銀合金等と、電
極として用いる透明導電材料とを接触させて、両者を電
気的に接続しなければならない。
等は、他の材料との密着性に欠けるので、機械的な摩擦
で傷んだり、その界面から侵入する水分によって腐食・
剥離等したりする結果、信頼性の高い液晶表示装置を実
現することが困難である、という問題があった。
か、配線層としても用いる場合であっても、信頼性の高
い液晶表示装置、その製造方法及び電子機器を提供する
ものである。
る液晶装置は、第1の基板と第2の基板とが対向して配
置され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隙に液
晶が封入された液晶装置であって、前記第1の基板に設
けられ、金属酸化物を含む下地膜と、前記下地膜上に形
成され、銀を含む反射性導電膜と、前記反射性導電膜に
積層されるとともに、エッジ部分にて前記下地膜と接す
るようにパターニングされた金属酸化物膜とを具備する
ことを特徴とする。また、本発明の液晶装置は、第1の
基板と第2の基板とが対向して配置され、前記第1の基
板と前記第2の基板との間隙に液晶が封入された液晶装
置であって、前記第1の基板に設けられ、金属酸化物を
含む下地膜と、前記下地膜上に形成され、銀を含む反射
性導電膜と、前記反射性導電膜に積層されるとともに、
前記反射性導電膜の端縁からはみ出して前記下地膜と接
するようにパターニングされた金属酸化物膜とを具備す
ることを特徴とする。この構成によれば、反射性導電膜
は、金属酸化物膜によって覆われるとともに、金属酸化
物膜のエッジ部分が、下地膜に接するようにパターニン
グされるので、金属酸化物膜が形成された後において
は、反射性導電膜の表面が露出することがなくなる。こ
のため、銀を含む反射性導電膜の信頼性が向上すること
になる。
で挟持されることになる。金属酸化物同士の密着性は良
好であるので、金属酸化物を含む下地膜と、反射性導電
膜に積層される金属酸化膜との界面を介して、水分等が
反射性導電膜に侵入しにくくなる。ところで、銀を含む
反射性導電膜の波長/反射率の特性は、一般的に用いら
れるアルミニウムほどフラットではなく、低波長になる
につれて反射率が低下する傾向がある(図7参照)。こ
のため、銀を含む反射性導電膜による反射光は、青色成
分の光が少なる結果、黄色味を帯びてしまう。そこで、
反射性導電膜の上面に、青色成分の光を反射させる反射
層を有する構成が好ましい。この構成により、青色成分
の光は、反射性導電膜により反射する前に反射層によっ
て反射する成分が多くなるので、該反射層と銀を含む反
射性導電膜とを併せた反射光に黄色味が帯びるのが防止
されることになる。
は、第1の基板と第2の基板とが対向して配置され、前
記第1の基板と前記第2の基板との間隙に液晶が封入さ
れた液晶装置であって、前記第1の基板に設けられた第
1の配線と、前記第2の基板に設けられた導電膜と、前
記第1の配線と前記導電膜とを接続するための導通材と
を有し、前記第1の配線は、金属酸化物を含む下地膜、
前記下地膜上に形成されて銀を含む金属膜、および、前
記金属膜に積層されるとともにエッジ部分にて前記下地
膜と接するようにパターニングされた金属酸化物膜、を
含むことを特徴とする。また、本発明の液晶装置は、第
1の基板と第2の基板とが対向して配置され、前記第1
の基板と前記第2の基板との間隙に液晶が封入された液
晶装置であって、前記第1の基板に設けられた第1の配
線と、前記第2の基板に設けられた導電膜と、前記第1
の配線と前記導電膜とを接続するための導通材とを有
し、前記第1の配線は、金属酸化物を含む下地膜、前記
下地膜上に形成されて銀を含む金属膜、および、前記金
属膜に積層されるとともに前記金属膜の端縁からはみ出
して前記下地膜と接するようにパターニングされた金属
酸化物膜、を含むことを特徴とする。この構成によれ
ば、第2の基板に設けられた導電膜は、第1の基板に設
けられる第1の配線に、導通材によって接続されるの
で、配線が第1の基板側に寄せられる。さらに、この第
1の配線は、銀を含む金属膜を有するので、その低抵抗
化が図られる。くわえて、銀を含む金属膜は、金属酸化
物膜によって覆われるとともに、金属酸化物膜のエッジ
部分が、下層に設けられた下地膜に接するようにパター
ニングされるので、金属酸化物膜が形成された後におい
ては、金属膜の表面が露出することがなくなる。このた
め、銀を含む金属膜の信頼性が向上することになる。さ
らに、上述したように、水分等が反射性導電膜に侵入し
にくくなるからである。さらに、この構成において、金
属膜は、前記導通材との接続部分を避けて形成されてい
る構成が好ましい。銀合金等は密着性に欠けるので、応
力の加わる部分に設けるのは好ましくないからである。
は、第1の基板と第2の基板とが対向して配置され、前
記第1の基板と前記第2の基板との間隙に液晶が封入さ
れた液晶装置であって、前記第1の基板に設けられた画
素電極と、前記画素電極に一端が接続されたアクティブ
素子と、前記第1の基板に設けられるとともに、前記ア
クティブ素子の他端に接続された信号線と、を有し、前
記信号線は、金属酸化物を含む下地膜、前記下地膜上に
形成されて銀を含む金属膜、および、前記金属膜に積層
されるとともにエッジ部分にて前記下地膜と接するよう
にパターニングされた金属酸化物膜、を含むことを特徴
とする。また、本発明の液晶装置は、第1の基板と第2
の基板とが対向して配置され、前記第1の基板と前記第
2の基板との間隙に液晶が封入された液晶装置であっ
て、 前記第1の基板に設けられた画素電極と、前記画
素電極に一端が接続されたアクティブ素子と、前記第1
の基板に設けられるとともに、前記アクティブ素子の他
端に接続された信号線と、を有し、前記信号線は、金属
酸化物を含む下地膜、前記下地膜上に形成されて銀を含
む金属膜、および、前記金属膜に積層されるとともに前
記金属膜の端縁からはみ出して前記下地膜と接するよう
にパターニングされた金属酸化物膜、を含むことを特徴
とする。また、本発明の一つの形態に係る液晶装置は、
第1の基板と第2の基板とが対向して配置され、前記第
1の基板と前記第2の基板との間隙に液晶が封入された
液晶装置であって、前記第1の基板に設けられた画素電
極と、前記画素電極に一端が接続されたアクティブ素子
と、前記第1の基板に設けられるとともに、前記アクテ
ィブ素子の他端に接続された信号線と、を有し、前記画
素電極は、金属酸化物を含む下地膜、前記下地膜上に形
成されて銀を含む金属膜、および、前記金属膜に積層さ
れるとともにエッジ部分にて前記下地膜と接するように
パターニングされた金属酸化物膜、を含むことを特徴と
する。また、本発明の液晶装置は、第1の基板と第2の
基板とが対向して配置され、前記第1の基板と前記第2
の基板との間隙に液晶が封入された液晶装置であって、
前記第1の基板に設けられた画素電極と、前記画素電
極に一端が接続されたアクティブ素子と、前記第1の基
板に設けられるとともに、前記アクティブ素子の他端に
接続された信号線と、を有し、前記画素電極は、金属酸
化物を含む下地膜、前記下地膜上に形成されて銀を含む
金属膜、および、前記金属膜に積層されるとともに前記
金属膜の端縁からはみ出して前記下地膜と接するように
パターニングされた金属酸化物膜、を含むことを特徴と
する。
駆動するドライバICチップをさらに有し、前記ドライ
バICチップは、前記第1の配線に出力信号を供給する
出力側バンプを含み、前記出力側バンプは、前記第1の
配線に接続されている構成が好ましい。このように第1
の配線に出力信号を供給するドライバICチップを実装
すると、外部回路との接続点数を減らすことが可能とな
る。ここで、ドライバICチップが実装される場合、第
1の配線のうち、金属膜は、前記出力側バンプとの接続
部分を避けて形成されている構成が好ましい。上述した
ように銀合金等は密着性に欠けるので、応力の加わる部
分に設けるのは好ましくないからであり、特に、ドライ
バICチップをリペアするため、当該チップを第1の基
板から剥離する際に、銀を含む金属膜も剥離してしまう
可能性があるからである。
1の基板と第2の基板とが対向して配置され、前記第1
の基板と前記第2の基板との間隙に液晶が封入された液
晶装置であって、前記第1の基板に設けられた配線と、
前記液晶を駆動するドライバICチップと、を有し、前
記ドライバICチップは、前記配線から入力信号を入力
する入力側バンプを含み、前記入力側バンプは、前記配
線に接続されており、前記配線は、金属酸化物を含む下
地膜、前記下地膜上に形成されて銀を含む金属膜、およ
び、前記金属膜に積層されるとともにエッジ部分にて前
記下地膜と接するようにパターニングされた金属酸化物
膜、を含むことを特徴とする。また、本発明の液晶装置
は、第1の基板と第2の基板とが対向して配置され、前
記第1の基板と前記第2の基板との間隙に液晶が封入さ
れた液晶装置であって、 前記第1の基板に設けられた
配線と、前記液晶を駆動するドライバICチップと、を
有し、前記ドライバICチップは、前記配線から入力信
号を入力する入力側バンプを含み、前記入力側バンプ
は、前記配線に接続されており、前記配線は、 金属酸
化物を含む下地膜、前記下地膜上に形成されて銀を含む
金属膜、および、前記金属膜に積層されるとともに前記
金属膜の端縁からはみ出して前記下地膜と接するように
パターニングされた金属酸化物膜、を含むことを特徴と
する。この構成によれば、配線は、銀を含む金属膜を有
するので、その低抵抗化が図られるとともに、該金属膜
の表面が露出することがないので、高い信頼性を確保す
ることが可能となる。ここで、ドライバICチップが実
装される場合、配線のうち、金属膜は、前記入力側バン
プとの接続部分を避けて形成されている構成が好まし
い。ドライバICチップをリペアする際に、銀を含む金
属膜も剥離してしまうのを防止するためである。さら
に、前記ドライバICチップに入力信号を供給する外部
回路基板をさらに有し、前記外部回路基板と前記第2の
配線とが接続されており、前記金属膜は、前記外部回路
基板との接続部分を避けて形成されている構成も好まし
い。外部回路基板をリペアする際に、銀を含む金属膜も
剥離してしまうのを防止するためである。
は、第1の基板と第2の基板とが対向して配置され、前
記第1の基板と前記第2の基板との間隙に液晶が封入さ
れた液晶装置であって、前記第1の基板に設けられ、前
記液晶に電圧を印加するための電極と、前記電極に接続
された第1の配線と、前記第1の配線に接続されたドラ
イバICチップとを有し、前記第1の配線は、下地膜、
前記下地膜上に形成されて銀を含む金属膜、および、前
記金属膜に積層されるとともにエッジ部分にて前記下地
膜と接するようにパターニングされた金属酸化物膜、を
含むことを特徴とする。また、本発明の液晶装置は、第
1の基板と第2の基板とが対向して配置され、前記第1
の基板と前記第2の基板との間隙に液晶が封入された液
晶装置であって、前記第1の基板に設けられ、前記液晶
に電圧を印加するための電極と、前記電極に接続された
第1の配線と、前記第1の配線に接続されたドライバI
Cチップとを有し、前記第1の配線は、下地膜、前記下
地膜上に形成されて銀を含む金属膜、および、前記金属
膜に積層されるとともに前記金属膜の端縁からはみ出し
て前記下地膜と接するようにパターニングされた金属酸
化物膜、を含むことを特徴とする。この構成によれば、
第1の配線は、導通性に優れた銀を含む金属膜を有する
ので、低抵抗化が図られる。さらに、銀を含む金属膜
は、金属酸化物膜によって覆われるとともに、金属酸化
物膜のエッジ部分が、下層に設けられた下地膜に接する
ようにパターニングされるので、金属酸化物膜が形成さ
れた後においては、金属膜の表面が露出することがなく
なる。このため、銀を含む金属膜の信頼性が向上するこ
とになる。
ライバICチップとの接続部分を避けて形成されている
構成が好ましい。ドライバICチップをリペアする際
に、銀を含む金属膜も剥離してしまうのを防止するため
である。さらに、この液晶装置においては、前記第1の
基板に設けられた第2の配線をさらに有し、前記ドライ
バICチップは、前記第2の配線から入力信号を入力す
る入力側バンプを含み、前記入力側バンプは、前記第2
の配線に接続されており、 前記第2の配線は、下地
膜、前記下地膜上に形成されて銀を含む金属膜、およ
び、前記金属膜に積層されるとともにエッジ部分にて前
記下地膜と接するようにパターニングされた金属酸化物
膜、を含む構成が好ましい。この構成によれば、第1の
配線のほか、第2の配線についても、低抵抗化が図ら
れ、また、銀を含む金属膜の表面が露出することが防止
される。くわえて、この構成において、第2の配線に入
力信号を供給する外部回路基板をさらに有し、前記金属
膜は、前記外部回路基板との接続部分を避けて形成され
ている構成が好ましい。外部回路基板をリペアする際
に、銀を含む金属膜も剥離してしまうのを防止するため
である。
は、第1の基板と第2の基板とが対向して配置され、前
記第1の基板と前記第2の基板との間隙に液晶が封入さ
れた液晶装置であって、前記第1の基板に設けられ、金
属酸化物を含む下地膜と、前記下地膜に形成され、銀を
含む反射性導電膜と、前記反射性導電膜に積層されると
ともにエッジ部分にて前記下地膜と接するようにパター
ニングされた金属酸化物膜を含む第1の透明電極と、前
記第2の基板に設けられた第2の透明電極とを有し、前
記第1の透明電極と前記第2の透明電極との交差領域に
対応して、半透過部が設けられていることを特徴とす
る。また、本発明の液晶装置は、第1の基板と第2の基
板とが対向して配置され、前記第1の基板と前記第2の
基板との間隙に液晶が封入された液晶装置であって、前
記第1の基板に設けられ、金属酸化物を含む下地膜と、
前記下地膜に形成され、銀を含む反射性導電膜と、前記
反射性導電膜に積層されるとともに前記反射性導電膜の
端縁からはみ出して前記下地膜と接するようにパターニ
ングされた金属酸化物膜を含む第1の透明電極と、前記
第2の基板に設けられた第2の透明電極とを有し、前記
第1の透明電極と前記第2の透明電極との交差領域に対
応して、半透過部が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、銀を含む反射性導電膜の信頼性を確
保した上で、半透過半反射型とすることができる。
は、第1の基板と第2の基板とが対向して配置され、前
記第1の基板と前記第2の基板との間隙に液晶が封入さ
れた液晶装置であって、前記第1の基板に設けられ、金
属酸化物を含む下地膜と、前記下地膜に形成され、銀を
含む反射性導電膜と、前記反射性導電膜に積層されると
ともにエッジ部分にて前記下地膜と接するようにパター
ニングされた金属酸化物膜を含む第1の透明電極と、前
記第2の基板に設けられた第2の透明電極とを有し、前
記第1の透明電極と前記第2の透明電極との交差領域に
対応して、着色層が設けられていることを特徴とする。
また、本発明の液晶装置は、第1の基板と第2の基板と
が対向して配置され、前記第1の基板と前記第2の基板
との間隙に液晶が封入された液晶装置であって、前記第
1の基板に設けられ、金属酸化物を含む下地膜と、前記
下地膜に形成され、銀を含む反射性導電膜と、前記反射
性導電膜に積層されるとともに前記反射性導電膜の端縁
からはみ出して前記下地膜と接するようにパターニング
された金属酸化物膜を含む第1の透明電極と、前記第2
の基板に設けられた第2の透明電極とを有し、前記第1
の透明電極と前記第2の透明電極との交差領域に対応し
て、着色層が設けられていることを特徴とする。この構
成によれば、銀を含む反射性導電膜の信頼性を確保した
上で、カラー表示が可能となる。そして、本発明の一つ
の形態における電子機器は、上記液晶装置を備えるの
で、信頼性が向上することになる。
装置の製造方法は、第1の基板と第2の基板とが対向し
て配置され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隙
に液晶が封入された液晶装置の製造方法であって、前記
第1の基板に、金属酸化物を含む下地膜を形成する工程
と、銀を含む反射性導電膜を前記下地膜上に形成する工
程と、前記反射性導電膜上に、エッジ部分にて前記下地
膜と接するように金属酸化物膜を形成する工程とを備え
ることを特徴とする。また、本発明の液晶装置の製造方
法は、第1の基板と第2の基板とが対向して配置され、
前記第1の基板と前記第2の基板との間隙に液晶が封入
された液晶装置の製造方法であって、前記第1の基板
に、金属酸化物を含む下地膜を形成する工程と、銀を含
む反射性導電膜を前記下地膜上に形成する工程と、前記
反射性導電膜上に、前記反射性導電膜の端縁からはみ出
して前記下地膜と接するように金属酸化物膜を形成する
工程とを備えることを特徴とする。この製造方法によれ
ば、反射性導電膜は、金属酸化物膜によって覆われると
ともに、金属酸化物膜のエッジ部分が、下地膜に接する
ように形成されるので、反射性導電膜の表面が露出する
ことがなくなる。このため、銀を含む反射性導電膜の信
頼性が向上することになる。さらに、前記下地膜とし
て、金属酸化物を形成することにより、水分等が反射性
導電膜に侵入しにくくなる。また、この製造方法におい
て、前記下地膜および前記金属酸化物膜を、同時にパタ
ーニングする工程をさらに有することが好ましい。こう
すると、パターニング工程が兼用される分、工程が簡略
化される。
て図面を参照して説明する。
形態に係る液晶表示装置について説明する。この液晶表
示装置は、外光が十分ある場合には、反射型として機能
する一方、外光が不十分である場合には、バックライト
を点灯させることで、透過型として機能する半透過半反
射型である。図1は、この液晶表示装置の液晶パネルの
構成を示す斜視図であり、また、図2は、この液晶パネ
ルをX方向に沿って破断した場合の構成を示す部分断面
図である。
置を構成する液晶パネル100は、観察者側に位置する
前面側基板200と、その背面側に位置する背面側基板
300とが、スペーサを兼ねる導電性粒子(導通材)1
14の混入されたシール材110によって一定の間隙を
保って貼り合わせられるとともに、この間隙に例えばT
N(Twisted Nematic)型の液晶160が封入された構
成となっている。なお、シール材110は、前面側基板
200の内周縁に沿っていずれか一方の基板に形成され
るが、液晶160を封入するために、その一部が開口し
ている。このため、液晶の封入後に、その開口部分が封
止材112によって封止されている。
板300との対向面には、複数のコモン(走査)電極2
10が、X(行)方向に延在して形成される一方、背面
側基板300にあって前面側基板200との対向面に
は、複数のセグメント(データ)電極310が、Y
(列)方向に延在して形成されている。したがって、本
実施形態では、コモン電極210とセグメント電極31
0とが互いに交差する領域において、両電極によって液
晶160に電圧が印加されるので、この交差領域がサブ
画素として機能することになる。
板200から張り出した2辺には、コモン電極210を
駆動するためのドライバICチップ122、および、セ
グメント電極310を駆動するためのドライバICチッ
プ124が、それぞれ後述するようにCOG(Chip On
Glass)技術により実装されている。さらに、この2辺
のうち、ドライバICチップ124が実装される領域の
外側には、FPC(Flexible Printed Circuit)基板1
50が接合されている。
モン電極210は、シール材110に混入された導電性
粒子114を介し、背面側基板300に形成された配線
(第1の配線)350の一端に接続されている。一方、
配線350の他端は、ドライバICチップ122の出力
側バンプ(突起電極)に接続されている。すなわち、ド
ライバICチップ122は、配線350、導電性粒子1
14およびコモン電極210という経路でコモン信号を
供給する構成となっている。なお、ドライバICチップ
122の入力側バンプとFPC基板(外部回路基板)1
50との間は、配線(第2の配線)360により接続さ
れている。また、背面側基板300に形成されたセグメ
ント電極310は、そのままドライバICチップ124
の出力側バンプに接続されている。すなわち、ドライバ
ICチップ124は、セグメント電極310に、セグメ
ント信号を直接供給する構成となっている。なお、ドラ
イバICチップ124の入力側バンプとFPC基板15
0との間は、配線(第2の配線)370により接続され
ている。
示されるように前面側基板200の手前側(観察者側)
に偏光板121や位相差板123が設けられる一方、背
面側基板300の背面側(観察者側とは反対側)に偏光
板121や位相差板133などが設けられるが、図1に
おいては、図示を省略している。また、背面側基板30
0の背面側には、外光が少ない場合に透過型として用い
るためのバックライトが設けられるが、これについて
は、図1および図2において図示を省略している。
ける表示領域の詳細について説明する。まず、前面側基
板200の詳細について説明する。図2に示されるよう
に、基板200の外面には、位相差板123および偏光
板121が貼り付けられる。一方、基板200の内面に
は、遮光膜202が形成されて、サブ画素間の混色を防
止するとともに、表示領域を規定する額縁として機能し
ている。さらに、コモン電極210とセグメント電極3
10とが交差する領域に対応して(遮光膜202の開口
領域に対応して)、カラーフィルタ204が所定の配列
で設けられている。なお、本実施形態では、R(赤)、
G(緑)、B(青)のカラーフィルタ204が、データ
系の表示に好適なストライプ配列(図3参照)となって
おり、R、G、Bのサブ画素の3個で略正方形状の1画
素を構成しているが、本発明をこれに限定する趣旨では
ない。
遮光膜202およびカラーフィルタ204による段差を
平坦化するものであり、この平坦化された面に、ITO等
の透明導電材料が帯状にパターニングされて、コモン電
極210となっている。そして、コモン電極210の表
面には、ポリイミド等からなる配向膜208が形成され
ている。なお、この配向膜208には、背面側基板30
0と貼り合わせる前に、所定の方向にラビング処理が施
される。また、遮光膜202、カラーフィルタ204お
よび平坦化膜205は、表示領域外では不要であるか
ら、シール材110の領域近傍では、設けられていな
い。
説明する。基板300の外面には、位相差板133およ
び偏光板131が貼り付けられる。一方、基板300の
内面全面には、絶縁性および光透過性を有する下地膜3
03が形成されている。この下地膜303の表面には、
さらに、反射パターン312と透明導電膜314とが積
層された帯状のセグメント電極310が形成されてい
る。このうち、反射パターン312は、銀合金等からな
り、前面側基板200の側から入射した光を反射して、
再び前面側基板200に戻すために用いられる。この
際、反射パターン312は、完全な鏡面である必要はな
く、むしろ適度に乱反射する構成が良い。このために
は、反射パターン312を、ある程度、起伏のある面に
形成するのが望ましいが、この点については、本出願と
直接関係しないので、その説明を省略することとする。
また、反射パターン312には、透過型としても用いる
ことができるように、バックライトによる光を透過させ
るための開口部309が、サブ画素1個あたり2つ設け
られている(図3参照)。なお、基板300の表面に下
地膜303が設けられる理由は、その表面に形成される
反射パターン312の密着性を向上させるためである。
312よりも一回り広く、具体的には、反射パターン3
12からはみ出したエッジ(周縁)部分が下地膜303
に接するように形成されている。このため、反射パター
ン312の表面は、透明導電膜314で完全に覆われる
ので、反射パターンが露出する部分は、開口部309を
含めて本実施形態では存在しないことになる。次に、保
護膜307は、例えばTiO2などから形成されて、反射パ
ターン312と透明導電膜314とを含めたセグメント
電極310の保護と、青色成分の光を多く反射させる層
(反射層)とを兼用したものである。そして、保護膜3
07の表面には、ポリイミド等からなる配向膜308が
形成されている。なお、この配向膜308には、前面側
基板200と貼り合わせる前に、所定の方向にラビング
処理が施される。また、このような背面側基板300の
製造プロセスについての説明は、便宜上、配線350、
360、370を説明した後とする。
のうち、シール材110が形成される領域近傍につい
て、図2のほか、図3をも参照して説明する。ここで、
図3は、当該領域近傍の詳細な構成を示す平面図であ
る。これらの図に示されるように、前面側基板200に
おけるコモン電極210は、シール材110が形成され
る領域まで延設される一方、背面側基板300にあって
は、配線350を構成する透明導電膜354が、コモン
電極210に対向するように、シール材110が形成さ
れる領域まで延設されている。このため、シール材11
0中に、スペーサを兼ねた球状の導電性粒子114を適
切な割合で分散させると、コモン電極210と透明導電
膜354とが、当該導電性粒子114を介して電気的に
接続されることになる。
コモン電極210とドライバICチップ122の出力側
バンプとの間を電気的に接続するものであって、反射性
導電膜352と透明導電膜354とが積層されたもので
ある。このうち、反射性導電膜352は、反射パターン
312と同一の導電層をパターニングしたものであり、
同様に、透明導電膜354は、透明導電膜314と同一
の導電層を、反射性導電膜352よりも一回り広く、具
体的には、反射性導電膜352からはみ出したエッジ部
分が下地膜303に接するように、パターニングしたも
のである。ただし、シール材110が形成される領域に
は、図2に示されるように、反射性導電膜352は積層
されずに、透明導電膜354のみが設けられる。換言す
れば、反射性導電膜352は、シール材110の形成領
域であって、コモン電極210との接続部分を避けて形
成されている。なお、図2における導電性粒子114の
径は、説明の便宜上、実際よりもかなり大きくしてあ
り、このため、シール材110の幅方向に1個だけ設け
られたように見えるが、より正確には、図3に示される
ように、シール材110の幅方向に多数の導電性粒子1
14がランダムに配列する構成となる。
基板の接合領域の近傍>続いて、背面側基板300のう
ち、ドライバICチップ122、124が実装される領
域や、FPC基板150が接合される領域の近傍につい
て説明する。ここで、図4は、これらの領域における構
成を、配線を中心にして示す断面図であり、図5は、こ
のうち、ドライバICチップ122の実装領域における
配線の構成を示す平面図である。なお、上述したよう
に、背面側基板300には、セグメント電極310のほ
か、配線350、360および370が設けられるが、
ここでは、ドライバICチップ122に関連する配線3
50、360を例にとって説明する。
イバICチップ122によるコモン信号をコモン電極2
10まで供給するための配線350は、上述したよう
に、反射性導電膜352と透明導電膜354とを積層し
たものであるが、ドライバICチップ122が実装され
る領域では、反射性導電膜352が設けられずに、透明
導電膜354のみとなっている。換言すれば、反射性導
電膜352は、ドライバICチップ122との接合部分
を避けて形成されている。また、FPC基板150から
供給される各種信号をドライバICチップ122まで供
給するための配線360は、同様に、反射性導電膜36
2と透明導電膜364とを積層したものである。このう
ち、反射性導電膜362は、反射パターン312や反射
性導電膜352と同一の導電層をパターニングしたもの
であり、同様に、透明導電膜364は、透明導電膜31
4、354と同一の導電層を、反射性導電膜362より
も一回り広く、反射性導電膜362からはみ出したエッ
ジ部分が下地膜303に接するように、パターニングし
たものである。ただし、配線360のうち、ドライバI
Cチップ122が実装される領域、および、FPC基板
150が接合される領域(図5では図示省略)では、反
射性導電膜362が設けられずに、透明導電膜364の
みとなっている。換言すれば、反射性導電膜364は、
ドライバICチップ122との接合部分、および、FP
C基板150との接合部分を避けて形成されている。
ドライバICチップ122は、例えば次のようにしてC
OG実装される。まず、直方体形状のドライバICチッ
プ122の一面には、その内周縁部分に電極が複数設け
られるが、このような電極の各々には、それぞれ、例え
ば金(Au)などからなるバンプ129a、129bが予
め形成されている。そして、第1に、背面側基板300
にあってドライバICチップ122が実装されるべき領
域に、エポキシ等の接着材130に導電性粒子134を
均一に分散させたシート状の異方性導電膜が載置され、
第2に、該異方性導電膜が、電極形成面を下側にしたド
ライバICチップ122と背面側基板300とで挟持さ
れ、第3に、ドライバICチップ122が、位置決めさ
れた後に、当該異方性導電膜を介して背面側基板300
に加圧・加熱される。
うち、コモン信号を供給する出力側バンプ129aは、
配線350を構成する透明導電膜354に、また、FP
C基板150からの信号を入力する入力側バンプ129
bは、配線360を構成する透明導電膜364に、それ
ぞれ、接着材130中の導電性粒子134を介して電気
的に接続されることとなる。この際、接着材130は、
ドライバICチップ122の電極形成面を、湿気や、汚
染、応力などから保護する封止材を兼ねることになる。
2に関連する配線350、360を例にとって説明した
が、ドライバICチップ124に関連するセグメント電
極310、および、FPC基板150から供給される各
種信号をドライバICチップ124まで供給するための
配線370についても、それぞれ図4において括弧書で
示されるように、配線350、360と同様な構成とな
っている。すなわち、ドライバICチップ124による
セグメント信号を供給するためのセグメント電極310
は、上述したように、反射パターン312と透明導電膜
314とが積層された構成となっているが、ドライバI
Cチップ124が実装される領域では、反射パターン3
12が設けられずに、透明電極312のみとなってい
る。換言すれば、反射パターン312は、ドライバIC
チップ124との接合部分を避けて形成されている。
種信号をドライバICチップ124まで供給するための
配線370は、同様に、反射性導電膜372と透明導電
膜374とが積層された構成となっている。このうち、
反射性導電膜372は、反射パターン312や反射性導
電膜352、362と同一の導電層をパターニングした
ものであり、透明導電膜374は、透明導電膜314、
354、364と同一の導電層を、反射性導電膜372
よりも一回り広く、反射性導電膜372からはみ出した
エッジ部分が下地膜303に接するように、パターニン
グしたものである。ただし、配線370のうち、ドライ
バICチップ124が実装される領域、および、FPC
基板150が接合される領域では、反射性導電膜372
が設けられずに、透明導電膜374のみとなっている。
換言すれば、反射性導電膜372は、ドライバICチッ
プ124との接合部分、および、FPC基板150との
接合部分を避けて形成されている。そして、このような
セグメント電極320、配線370に対して、ドライバ
ICチップ124は、ドライバICチップ122と同様
に、異方性導電膜を介して接続されることになる。
C基板150が接合される場合にも、同様に異方性導電
膜が用いられる。これにより、FPC基板150におい
て、ポリイミドのような基材152に形成された配線1
54は、配線360を構成する透明導電膜364、およ
び、配線370を構成する透明導電膜374に対し、そ
れぞれ接着材140中の導電性粒子144を介して電気
的に接続されることとなる。
ネルの製造プロセス、特に、背面側基板の製造プロセス
について、図6を参照して説明する。なお、ここでは、
コモン電極210とセグメント電極310とが交差する
表示領域を中心にして説明することとする。まず、同図
(a)に示されるように、基板300の内面全面に、Ta
2O5やSiO2などをスパッタリングなどにより堆積して、
下地膜303を形成する。続いて、同図(b)に示され
るように、銀単体または銀を主成分とする反射性の導電
層312’をスパッタリングなどにより成膜する。この
導電層312’としては、例えば、重量比で98%程度
の銀(Ag)の他に白金(Pt)・銅(Cu)を含む合金や、
銀・銅・金の合金、さらには銀・ルテニウム(Ru)・銅
の合金などが望ましい。
電層312’を、フォトリソグラフィ技術およびエッチ
ング技術を用いてパターニングして、表示領域において
は反射パターン312とし、表示領域外においては反射
性導電膜352、362、372とする。この際、反射
パターン312においては、同時に開口部309を形成
する。
Oなどの導電層314’を、スパッタリングなどにより
成膜する。そして、同図(e)に示されるように、導電
層314’を、フォトリソグラフィ技術およびエッチン
グ技術を用いてパターニングして、表示領域においては
透明導電膜314とし、表示領域外においては透明導電
膜354、364、374とする。この際、反射パター
ン312、反射性導電膜膜352、362、372が露
出しないように、透明導電膜314、354、364、
374の周縁部分が下地膜303に接するようにする。
これにより、導電層314’の成膜後には、反射パター
ン312、反射性導電膜352、362、372の表面
が露出しないので、これらの腐食・剥離等が防止される
ことになる。また、液晶160と反射パターン312と
の間には、透明導電膜314が介在するので、反射パタ
ーン312から不純物が液晶160に溶出するのが防止
されることとなる。
るが、図2における保護膜307、配向膜308を順番
に形成し、当該配向膜308にラビング処理を施す。続
いて、このような背面側基板300と、同様に配向膜2
08にラビング処理を施した背面側基板200とを、導
電性粒子114を適切に分散させたシール材110によ
り貼り合わせ、次に、真空に近い状態にして、シール材
110の開口部分に液晶160を滴下する。そして、常
圧に戻すことで、パネル全体に液晶160が封入され、
この後、当該開口部分を封止材112で封止する。この
後、上述したように、ドライバICチップ122、12
4およびFPC基板150を実装することで、図1に示
されるような液晶パネル100となる。
る液晶表示装置の表示動作について簡単に説明する。ま
ず、上述したドライバICチップ122は、コモン電極
210の各々に対し、水平走査期間毎に所定の順番で選
択電圧を印加する一方、ドライバICチップ124は、
選択電圧が印加されたコモン電極210に位置するサブ
画素1行分の表示内容に応じたセグメント信号を、対応
するセグメント電極310を介してそれぞれ供給する。
この際、コモン電極210およびセグメント電極310
とで印加される電圧差にしたがって、当該領域における
液晶160の配向状態がサブ画素毎に制御される。
光は、偏光板121および位相差板123を経ること
で、所定の偏光状態となり、さらに、前面側基板200
→カラーフィルタ204→コモン電極210→液晶16
0→セグメント電極310という経路を介して反射パタ
ーン312に到達し、ここで反射して、今来た経路を逆
に辿る。したがって、反射型においては、コモン電極2
10とセグメント電極310との間に印加された電圧差
により液晶160の配向状態が変化することによって、
外光のうち、反射パターン312の反射後、偏光板を通
過して最終的に観察者に視認される光の量が、サブ画素
毎に制御されることになる。
側)の光は、反射パターン312により反射する成分と
比較して、その上層に位置する保護膜307で反射する
成分が多くなる。ここで、本実施形態において、このよ
うな保護膜307が設けられる理由は、次の通りであ
る。すなわち、銀を含む反射性パターン312の波長/
反射率の特性は、図7に示されるように、一般的に用い
られるアルミニウムほどフラットではなく、低波長にな
るにつれて反射率が低下する傾向がある。この結果、反
射パターン312による反射した光は、青色成分が少な
くなって、黄色味を帯びる傾向があるので、特にカラー
表示を行う場合には、色再現性に悪影響を与えることに
なる。そこで、青色成分の光については、反射パターン
312で反射される成分に比較して、保護膜307で反
射される成分を多くして、該保護膜307と反射パター
ン312とを併せた反射光に黄色味が帯びるのを防止し
ているのである。
クライト(図示省略)を点灯させた場合、当該バックラ
イトによる光は、偏光板131および位相差板133を
経ることで、所定の偏光状態となり、さらに、背面側基
板300→開口部309→セグメント電極310→液晶
160→コモン電極210→前面側基板200→偏光板
201という経路を介して観察者側に出射する。したが
って、透過型においても、コモン電極210とセグメン
ト電極310との間に印加された電圧差により液晶16
0の配向状態が変化することによって、開口部309を
透過した光のうち、偏光板を通過して最終的に観察者に
視認される光の量が、サブ画素毎に制御されることにな
る。
置では、外光が十分であれば反射型となり、外光が弱け
れば、バックライトを点灯させることで主として透過型
となるので、いずれの型においても表示が可能となる。
ここで、本実施形態では、光を反射する反射パターン3
12に、銀または銀を主成分とする銀合金等を用いてい
るので、反射率が高められて、観察者側に戻る光が多く
なる結果、明るい表示が可能となる。さらに、反射パタ
ーン312の表面が露出する部分は、本実施形態では、
透明電極を構成する導電層312’の成膜後には存在し
ないので、反射パターン312の腐食・剥離等が防止さ
れる結果、信頼性が向上することになる。
ン電極210は、導電性粒子114および配線350を
介して背面側基板300に引き出され、さらに、配線3
60によりドライバICチップ124の実装領域近傍ま
で引き回されているので、本実施形態では、パッシブマ
トリクス型であるにもかかわらず、FPC基板150と
の接合が片面の1箇所で済んでいる。このため、実装工
程の簡易化が図られることになる。
膜314と、銀単体または銀を主成分とする銀合金等か
らなる反射パターン312とを積層した構成となってい
るので、低抵抗化が図られ、同様に、表示領域外におけ
る配線350、360、370は、それぞれ透明導電膜
354、364、374と、反射パターン312と同一
導電層からなる反射性導電膜352、362、372と
を積層した構成となっているので、低抵抗化が図られて
いる。特に、FPC基板150からドライバICチップ
122の入力側バンプに至るまでの配線360には、コ
モン信号を供給するドライバICチップ122の電源ラ
インが含まれるので、比較的高い電圧が印加され、しか
も、その配線距離は、配線370と比較して長い。この
ため、配線360が高抵抗であると、電圧降下による影
響を無視することができなくなる。これに対して、本実
施形態における配線360では、積層により低抵抗化が
図られているので、電圧降下の影響が少なくなる。
ライバICチップ124が実装される領域では、反射パ
ターン312が設けられずに、透明導電膜314のみと
なっている。また、配線350のうち、シール材110
に含まれることになる領域、および、ドライバICチッ
プ122が実装される領域では、反射性導電膜352が
設けられずに、透明導電膜354のみとなっている。同
様に、配線360のうち、ドライバICチップ122が
実装される領域、および、FPC基板150が接合され
る領域では、反射性導電膜362が設けられずに、透明
導電膜364のみとなっており、また、配線370のう
ち、ドライバICチップ124が実装される領域、およ
び、FPC基板150が接合される領域では、反射性導
電膜372が設けられずに、透明導電膜374のみとな
っている。これは、銀合金等は密着性に欠けるので、応
力が加わる部分に設けるのは好ましくないからである。
すなわち、配線の低抵抗化を優先させるならば、透明電
極または透明導電膜の下層全域にわたって反射パターン
または反射性導電膜を形成する構成が望ましいが、この
ような構成では、例えば、ドライバICチップの実装工
程における接続不良の発生により、当該チップを交換す
る際に、密着性が低いために当該反射性導電膜が基板か
ら剥離してしまう可能性がある。そこで、本実施形態で
は、応力のかかりやすい部分には、銀合金等を設けず
に、透明電極または透明導電膜のみとして、銀合金等の
剥離を未然に防止しているのである。
は、コモン電極210をドライバICチップ122によ
り、セグメント電極310をドライバICチップ124
により、それぞれ駆動する構成としたが、本発明は、こ
れに限られず、例えば、図8に示されるように、両者を
1チップ化したタイプにも適用可能である。この図に示
される液晶表示装置では、前面側基板200にコモン電
極210がX方向に複数本延在して形成される点におい
て実施形態と共通であるが、上半分のコモン電極210
が左側から、下半分のコモン電極210が右側から、そ
れぞれ引き出されてドライバICチップ126に接続さ
れている点において実施形態と相違している。ここで、
ドライバICチップ126は、実施形態におけるドライ
バICチップ122、124を1チップ化したものであ
る。このため、ドライバICチップ126の出力側は、
セグメント電極310のほか、配線350を介してコモ
ン電極210にも接続されている。また、FPC基板1
50は、外部回路(図示省略)からドライバICチップ
126を制御するための信号等を、配線360(37
0)を介して供給することになる。
される領域近傍の実際的な配線レイアウトについて説明
する。図9は、この配線レイアウトの一例を示す平面図
である。この図に示されるように、セグメント電極31
0は、ドライバICチップ126の出力側からピッチが
拡大されて、表示領域まで引き回されているのに対し、
配線350からコモン電極210までついては、ドライ
バICチップ126の出力側からピッチが一旦狭められ
て、Y方向に延在した後、90度屈曲するとともにピッ
チが拡大されて、表示領域まで引き回されている。ここ
で、配線350(コモン電極210)が、ドライバIC
チップ126の出力側から、Y方向に延在する領域にお
いてそのピッチが狭められている理由は、この領域が表
示に寄与しないデッドスペースだからであり、この領域
が広いと、それだけ1枚の大型ガラス(マザーガラス)
からの取り数が少なくなって、コスト高を招くからであ
る。また、ドライバICチップ126の出力側バンプを
配線350にCOG技術により接合するためには、ある
程度のピッチが必要であるため、ドライバICチップ1
26の接合領域については、逆にピッチを拡大している
のである。
て、コモン電極210の本数が少ないのであれば、当該
コモン電極210を片側一方からのみ引き出す構成とし
ても良い。また、図10に示されるように、ドライバI
Cチップを液晶パネル100に実装しないタイプにも適
用可能である。すなわち、この図に示される液晶表示装
置では、ドライバICチップ126がフリップチップ等
の技術によりFPC基板150に実装されている。な
お、TAB(Tape Automated Bonding)技術を用いて、
ドライバICチップ126をそのインナーリードでボン
ディングする一方、液晶パネル100とはそのアウター
リードで接合する構成としても良い。ただし、このよう
な構成では、画素数が多くなるにつれて、FPC基板1
50との接続点数が増加することになる。
あっては、銀合金等の下地膜303として絶縁材料を有
するものを用いたが、本発明はこれに限られず、ITOやS
n2O3等の導電材料を用いることも可能である。そこで次
に、下地膜303として導電性材料を用いた第3実施形
態について説明する。なお、この第3実施形態に係る液
晶表示装置は、外観的には、第1実施形態を示す図1と
同一であるので、ここでは、内部的な電極や配線の構成
を中心にして説明することにする。
置の液晶パネルの構成を、X方向に沿って破断した場合
の構成を示す部分断面図であり、第1実施形態における
図2に相当するものである。また、図12は、背面側基
板300のうち、ドライバICチップ122(124)
が実装される領域や、FPC基板150が接合される領
域の構成を示す断面図であり、第1実施形態における図
4に相当するものである。これらの図において、下地膜
303は、反射パターン312や、反射性導電膜35
2、362、372の密着性を向上させるために設けら
れる点で第1実施形態と同様であるが、ITOやSn2O3等の
導電性および光透過性を有する材料からなる点で第1実
施形態と相違する。
明導電膜314、354、364、374と同一プロセ
スによって、これらの透明導電膜と略同一形状にパター
ニングされている。詳細には、第1に、セグメント電極
310にあっては、図11に示されるように、反射パタ
ーン312が、下地膜303と透明導電膜314とによ
ってサンドイッチされ、なおかつ、透明導電膜314の
うち、反射パターン312からはみ出したエッジ(周
縁)部分が、下地膜303に接するように形成される。
このため、セグメント電極310は、導電材料の下地膜
303と、反射パターン312と、透明導電膜314と
を順番に積層した3層構造となる。ただし、反射パター
ン312は、図12の括弧書で示されるように、ドライ
バICチップ124における出力側バンプ129aとの
接合部分を避けるように形成されている。
の出力側バンプ129aから、コモン電極210との接
続部分まで引き回される配線350にあっては、図11
および図12に示されるように、反射性導電膜352
が、下地膜303と透明導電膜354とによってサンド
イッチされ、なおかつ、透明導電膜354のうち、反射
性導電膜352からはみ出したエッジ部分が、下地膜3
03に接するように形成される。このため、配線350
は、下地膜303と、反射性導電膜352と、透明導電
膜354とを順番に積層した3層構造となるが、このう
ち、反射性導電膜352は、導電性粒子114を介した
コモン電極210との接合部分(図11参照)、およ
び、ドライバICチップ122における出力側バンプと
の接合部分(図12参照)を避けて形成されている。
らドライバICチップ122の入力側バンプ129bま
で引き回される配線360にあっては、図12に示され
るように、反射性導電膜362が、下地膜303と透明
導電膜364とによってサンドイッチされ、なおかつ、
透明導電膜364のうち、反射性導電膜362からはみ
出したエッジ部分が、下地膜303に接するように形成
される。このため、配線360は、下地膜303と、反
射性導電膜362と、透明導電膜364とを順番に積層
した3層構造となるが、このうち、反射性導電膜362
は、導電性粒子144を介したFPC基板150との接
合部分、および、ドライバICチップ122における入
力側バンプ129bとの接合部分を避けて形成されてい
る。
らドライバICチップ124の入力側バンプ129bま
で引き回される配線370にあっては、図12の括弧書
に示されるように、反射性導電膜372が、下地膜30
3と透明導電膜374とによってサンドイッチされ、な
おかつ、透明導電膜364のうち、反射性導電膜372
からはみ出したエッジ部分が、下地膜303に接するよ
うに形成される。このため、配線370は、下地膜30
3と、反射性導電膜372と、透明導電膜374とを順
番に積層した3層構造となるが、このうち、反射性導電
膜372は、導電性粒子144を介したFPC基板15
0との接合部分、および、ドライバICチップ124に
おける入力側バンプ129bとの接合部分を避けて形成
されている。
ライバICチップの接合部分やFPC基板150との接
合部分では、下地膜303と、透明導電膜314、35
4、364、374との2層となっているが、いずれか
の一方の1層構造としても良い。また、第3実施形態に
おいて、下地膜303は、平面的に見て、透明導電膜3
14、354、364、374と同一形状となる。この
ため、第3実施形態に係る液晶パネルのサブ画素を示す
平面図は、第1実施形態に係る液晶パネルのサブ画素を
示す図3と同一となり、また、第3実施形態に係る液晶
パネルにおいて、ドライバICチップの実装領域近傍を
示す部分平面図についても、第1実施形態に係る液晶パ
ネルにおいて、ドライバICチップの実装領域近傍を示
す図5と同一となる。
ける液晶パネルの製造プロセス、特に、背面側基板の製
造プロセスについて説明する。図13は、この製造プロ
セスを示す図であり、第1実施形態における図6に相当
するものである。まず、同図(a)に示されるように、
基板300の内面全面に、ITOやSn2O3などの金属酸化物
材料をスパッタリングなどにより堆積して、下地30
3’を形成する。続いて、同図(b)に示されるよう
に、銀単体または銀を主成分とする反射性の導電層31
2’をスパッタリングなどにより成膜する。なお、この
導電層312’については、第1実施形態と同様のもの
を用いることができる。
地303’に形成された導電層312’のみを、フォト
リソグラフィ技術およびエッチング技術を用いてパター
ニングする。このエッチングにより、表示領域では、開
口部309とともに反射パターン312が形成され、表
示領域外では、反射性導電膜352、362、372が
形成される。ここで、金属酸化物である下地303’
と、合金である導電層312’とでは、選択比が相違す
るので、詳細には、下地303’よりも導電層312’
の方がエッチングされやすいので、適切なエッチング溶
液を用いれば、導電層312’のみを選択的にエッチン
グすることが可能である。なお、このようなエッチング
液としては、例えば、重量比でリン酸(54%)、酢酸
(33%)、硝酸(0.6%)、残余を水とする混合溶
液が挙げられる。
Oなどの導電層314’を、スパッタリングなどにより
成膜する。そして、同図(e)に示されるように、下地
3030’と導電層314’とを、フォトリソグラフィ
技術およびエッチング技術を用いて同時にパターニング
し、下地膜303および透明導電膜314として形成す
る。これにより、セグメント電極310が形成されるこ
とになる。なお、表示領域外においては、下地303’
を下地膜303として、また、導電層314’を透明導
電膜354、364、374として、それぞれパターニ
ングする。これにより、配線350、360、370が
形成されることになる。ここで、透明導電膜314、3
54、364、374(下地膜303)を、反射パター
ン312や反射性導電膜352、362、372よりも
一回り大きくパターニングすると、透明導電膜のうち、
反射パターンや反射性導電膜からはみ出したエッジ部分
が下地膜303に接するので、反射パターンや反射性導
電膜が露出することはない。
と同様であり、図11における保護膜307、配向膜3
08を順番に形成し、当該配向膜308にラビング処理
を施す。この後、背面側基板300と、同様に配向膜2
08にラビング処理を施した背面側基板200とを、導
電性粒子114を適切に分散させたシール材110によ
り貼り合わせ、さらに、真空に近い状態にして、シール
材110の開口部分に液晶160を滴下する。この後、
常圧に戻して、当該開口部分を封止材112で封止す
る。そして、ドライバICチップ122、124および
FPC基板150を実装することで、図1に示される第
1実施形態と同様な液晶パネル100となる。
等の反射パターン312、反射性導電膜352、36
2、372が、それぞれ透明導電膜314、354、3
64、374によって完全に覆われ、なおかつ、金属酸
化物同士である下地膜と透明導電膜とによって挟持され
る。このため、下地膜と透明導電膜との密着性は、無機
材料および金属酸化物を用いた第1実施形態と比較して
良好であるため、これらの界面を介して水分等の侵入が
少なくなる。また、第3実施形態では、下地膜303が
金属酸化物膜として追加されているが、そのパターニン
グ工程は、透明導電膜314、354、364、374
と兼用されるので、第1実施形態と比較してプロセスが
複雑化することもない。さらに、第3実施形態では、配
線抵抗についても、接合部分以外では3層構造となるの
で、2層構造である第1実施形態と比較して、低くする
ことができる。なお、他の作用効果については、第1実
施形態と同様である。
第3実施形態では、パッシブマトリクス型として説明し
たが、本発明では、アクティブ(スイッチング)素子を
用いて液晶を駆動するアクティブマトリクス型でも適用
可能である。そこで次に、アクティブ素子によって液晶
を駆動する第4実施形態について説明することにする。
なお、第4実施形態では、アクティブ素子の一例として
TFD(Thin Filmed Diode:薄膜ダイオード)を用い
ることにする。また、第4実施形態に係る液晶表示装置
は、外観的には、第1実施形態を示す図1と同一である
ので、ここでも、内部的な電極や配線の構成を中心にし
て説明することにする。
パネル100において、1画素分のレイアウトを示す平
面図であり、図14(b)は、図14(a)におけるA
−A’線に沿って示す断面図である。これらの図に示さ
れるように、液晶パネル100では、前面側基板におい
て走査線2100が行(X)方向に延在して形成される
一方、背面側基板においてデータ線(信号線)3100
が列(Y)方向に延在して形成されるとともに、走査線
2100とデータ線3100との各交差に対応して、矩
形状の画素電極330がマトリクス状に配列している。
このうち、同一列にて配列された画素電極330が、1
本のデータ線3100に、それぞれTFD320を介し
て共通接続されている。なお、本実施形態において、走
査線2100はドライバICチップ122によって、デ
ータ線3100はドライバICチップ124によって、
それぞれ駆動される。
1のTFD320aおよび第2のTFD320bからな
り、背面側基板300の表面に形成され、かつ、絶縁性
および光透過性を有する下地膜303において、タンタ
ルタングステンなどの第1金属膜3116と、この第1
金属膜3116の表面を陽極酸化することによって形成
された絶縁膜3118と、この表面に形成されて相互に
離間した第2金属膜3122、3124とを有する。こ
のうち、第1金属膜3122、3124は、銀合金等の
反射性導電膜であり、前者の第2金属膜3122は、そ
のままデータ線3100の一部となる一方、後者の第2
金属膜3124は、開口部309を有する画素電極33
0の反射性導電膜3322となっている。
D320aは、データ線3100の側からみると順番
に、第2金属膜3122/絶縁膜3118/第1金属膜
3116となって、金属/絶縁体/金属のMIM構造を
採るため、その電流−電圧特性は正負双方向にわたって
非線形となる。一方、第2のTFD320bは、データ
線3100の側からみると順番に、第1金属膜3116
/絶縁膜3118/第2金属膜3124となって、第1
のTFD320aとは、反対の電流−電圧特性を有する
ことになる。したがって、TFD320は、2つのダイ
オード素子を互いに逆向きに直列接続した形となるた
め、1つの素子を用いる場合と比べると、電流−電圧の
非線形特性が正負双方向にわたって対称化されることに
なる。
射線導電膜3120と、第2金属膜3122、3124
と、画素電極330の反射性導電膜3320とは、同一
の銀合金層をパターニングしたものである。したがっ
て、第4実施形態では、これらの膜が、露出しないよう
に、ITOからなる透明導電膜3140、3340によっ
て覆われている。一方、データ線3100は、下地膜3
03から順番に、金属膜3112、絶縁膜3114、反
射性導電膜3120、透明導電膜3140となってい
る。
れ同一行の走査線2100と対向している。この走査線
2100は、第1、第2および第3実施形態におけるコ
モン電極210と同様に、ITOからなるストライプ状の
透明電極である。このため、走査線2100は、画素電
極330の対向電極として機能することになる。したが
って、ある色に対応するサブ画素の液晶容量は、走査線
2100とデータ線3100との交差において、当該走
査線2100と、画素電極330と、両者の間に挟持さ
れた液晶160とによって構成されることになる。
0に印加されているデータ電圧にかかわらず、TFD3
20がオンする選択電圧を走査線2100に印加する
と、当該走査線2100および当該データ線3100の
交差に対応するTFD320がオンして、オンしたTF
D320に接続された液晶容量に、当該選択電圧および
当該データ電圧の差に応じた電荷が蓄積される。電荷蓄
積後、走査線2100に非選択電圧を印加して、当該T
FD320をオフさせても、液晶容量における電荷の蓄
積は維持される。ここで、液晶容量に蓄積される電荷量
に応じて、液晶160の配向状態が変化するので、偏光
版121(図2、図11参照)を通過する光量も、透過
型、反射型のいずれにおいても、蓄積された電荷量に応
じて変化する。したがって、選択電圧が印加されたとき
のデータ電圧によって、液晶容量における電荷の蓄積量
をサブ画素毎に制御することで、所定の階調表示が可能
になる。
ける液晶パネルの製造プロセス、特に、背面側基板にお
けるTFT320の製造プロセスについて説明する。図
15、図16および図17は、この製造プロセスを示す
図である。まず、図15(a)に示されるように、基板
300の内面全面に、Ta2O5やSiO 2などをスパッタリン
グなどにより堆積したり、スパッタリング法等で堆積し
たタンタル(Ta)膜を熱酸化したりすることによって、
下地膜303を形成する。
地膜303の上面に第1金属層3112’を成膜する。
ここで、第1金属層3112’の膜厚としては、TFD
320の用途によって適切な値が選択され、通常、100
〜500nm程度である。また、第1金属層3112’の組
成は、例えば、タンタル単体や、タンタルタングステン
(TaW)などのタンタル合金である。ここで、第1金属
層3112’としてタンタル単体を用いる場合には、ス
パッタリング法や電子ビーム蒸着法などで形成可能であ
る。また、第1金属層3112’としてタンタル合金を
用いる場合には、主成分のタンタルに、タングステンの
ほか、クロムや、モリブデン、レニウム、イットリウ
ム、ランタン、ディスプロリウムなどの周期律表におい
て第6〜第8族に属する元素が添加される。この添加元
素としては、上述したようにタングステンが好ましく、
その含有割合は、例えば、0.1〜6重量%が望ましい。ま
た、タンタル合金からなる第1金属層3112’を形成
するには、混合ターゲットを用いたスパッタリング法
や、コスパッタリング法、電子ビーム蒸着法などが用い
られる。
電層3112’を、フォトリソグラフィ技術およびエッ
チング技術を用いてパターニングして、データ線310
0の最下層となる金属膜3112と、該金属膜3112
から枝分かれする第1金属膜3116とを形成する。
1金属膜3116の表面を陽極酸化法によって酸化し
て、絶縁膜3118を形成する。このとき、データ線3
110の最下層となる金属膜3112の表面も同時に酸
化されて、同様に絶縁膜3114が形成される。絶縁膜
3118の膜厚は、その用途によって適切な値が選択さ
れ、本実施形態では、例えば10〜35nm程度である。本実
施形態では、TFD320が、第1のTFD320aと
第2のTFD320bとの2つからなるので、1つのサ
ブ画素について1個のTFDを用いる場合と比較する
と、絶縁膜3118の膜厚は、ほぼ半分となっている。
なお、陽極酸化に用いられる化成液は、特に、限定され
ないが、例えば、0.01〜0.1重量%のクエン酸水溶液を
用いることができる。
タ線3100の基礎部分(絶縁膜3114によって覆わ
れた金属膜3112)から枝分かれした絶縁膜3118
のうち、破線部分3119を、その基礎となっている第
1金属膜3116とともに除去する。これにより、第1
のTFD320aおよび第2のTFD320bで共用さ
れる第1金属膜3116が、データ線3100と電気的
に分離されることになる。なお、破線部分3119の除
去については、一般に用いられているフォトリソグラフ
ィおよびエッチング技術が用いられる。
銀単体または銀を主成分とする反射性の導電層312
0’をスパッタリングなどにより成膜する。なお、この
導電層3120’については、第1実施形態における導
電層312’と同様のものを用いることができる。さら
に、同図(g)に示されるように、導電層3120’を
フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて
パターニングして、データ線3100における反射性導
電膜3120と、TFD320における第2金属膜31
22、3124と、画素電極330における反射性導電
膜3320とをそれぞれ形成する。ここで、反射性導電
膜3320には、透過型として用いるための開口部30
9が同時に設けられる。また、第2金属膜3122は、
反射性導電膜3120からの分岐部分であり、第2金属
膜3124は、反射性導電膜3320からの突出部分で
ある。また、導電層3120’をパターニングする際
に、配線における反射性導電膜352、362、372
(図4参照)も同時に形成する。ここで、本実施形態に
おける反射性導電膜3120が、第1実施形態等におけ
る反射性導電膜312として用いられる。なお、これら
の反射性導電膜については、ドライバICチップやFP
C基板などの接合部分を避けて形成されるの点は、上述
した第1実施形態と同様である。
Oなどの透明性を有する導電層3140’を、スパッタ
リングなどにより成膜する。そして、同図(i)に示さ
れるように、導電層3140’を、フォトリソグラフィ
技術およびエッチング技術を用いてパターニングして、
銀合金等の反射性導電膜3120および第2金属膜31
22を完全に覆うように、透明導電膜3140を形成す
る。同様にして、反射性導電膜3320および第2金属
膜3124を完全に覆うように、透明導電膜3340を
形成する。また、導電層3140’をパターニングする
際に、配線における透明導電膜354、364、374
の各々についても、それぞれ反射性導電膜352、36
2、372を完全に覆うように形成する。
は、第1実施形態と同様である。すなわち、図2におけ
る保護膜307、配向膜308を順番に形成し、当該配
向膜308にラビング処理を施す。この後、背面側基板
300と、同様に配向膜208にラビング処理を施した
背面側基板200とを、導電性粒子114を適切に分散
させたシール材110により貼り合わせ、さらに、真空
に近い状態にして、シール材110の開口部分に液晶1
60を滴下する。この後、常圧に戻して、当該開口部分
を封止材112で封止する。そして、ドライバICチッ
プ122、124およびFPC基板150を実装するこ
とで、図1に示される第1実施形態と同様な液晶パネル
100となる。
0における第2金属膜3122、3124と、データ線
3100のうち反射性導電膜3120とが、反射性導電
膜3320と同一層によって形成されるので、製造プロ
セスがそれほど複雑化することはない。また、データ線
3100には、低抵抗である反射性導電膜3120を含
むので、その配線抵抗が低減されることになる。また、
第4実施形態によれば、第2金属膜3122、3124
や、反射性導電膜3120、3320はそれぞれ銀合金
等ではあるが、配線350、360、370における反
射性導電膜352、362、372と同様に、ITO等の
透明導電膜3140、3340によって露出することな
く覆われるので、腐食・剥離等が防止される結果、信頼
性を向上させることが可能となる。
は、電流−電圧特性を正負双方向にわたって対称化とな
るように、第1のTFD320aと第2のTFD320
bとを互いに逆向きとするような構成であったが、電流
−電圧特性の対称性がそれほど強く要求されないのであ
れば、単に1個のTFDを用いても良いのはもちろんで
ある。そもそも、第4実施形態におけるTFD320
は、二端子型スイッチング素子の一例である。このた
め、アクティブ素子としては、ZnO(酸化亜鉛)バリス
タや、MSI(Metal Semi-Insulator)などを用いた単
一素子のほか、これら素子を2つ逆向きに直列接続また
は並列接続したものなどを、二端子型スイッチング素子
として用いることも可能である。さらに、これらの二端
子型素子のほか、TFT(Thin Film Transistor)素子
を設けて、これらにより駆動するとともに、これら素子
への配線の一部(または全部)に、反射パターンと同一
の導電層を用いる構成としても良い。
態では、半透過半反射型の液晶表示装置としたが、開口
部309を設けずに、単なる反射型としても良い。反射
型とする場合には、バックライトに代えて、必要に応じ
て観察者側から光を照射するフロントライトを設けても
良い。また、半透過半反射型とする場合、反射パターン
312(反射性導電膜3320)に、開口部309を必
ずしも設ける必要がない。すなわち、背面側基板300
側からの入射光の一部が、なんらかの構成によって、液
晶160を介し観察者に視認されれば良い。例えば、銀
合金等の反射パターンの膜厚をごく薄くすれば、開口部
309を設けることなく、半透過半反射パターンとして
機能することになる。一方、実施形態では、コモン電極
210と配線350との導通を、シール材110に混入
された導電性粒子114により図る構成としたが、シー
ル材110の枠外に別途設けられた領域において導通を
図る構成としても良い。さらに、コモン電極210(走
査線2100)およびセグメント電極310(データ線
3100)は、互いに相対的な関係にあるため、前面側
基板200にセグメント電極(データ線)を形成すると
ともに、背面側基板300にコモン電極(走査線)を形
成しても良い。くわえて、実施形態では、カラー表示を
行う液晶表示装置として説明したが、単に、白黒表示を
行う液晶表示装置としても良いのはもちろんである。
型を用いたが、BTN(Bi-stableTwisted Nematic)型
・強誘電型などのメモリ性を有する双安定型や、高分子
分散型、さらには、分子の長軸方向と短軸方向とで可視
光の吸収に異方性を有する染料(ゲスト)を一定の分子
配列の液晶(ホスト)に溶解して、染料分子を液晶分子
と平行に配列させたGH(ゲストホスト)型などの液晶
を用いても良い。また、電圧無印加時には液晶分子が両
基板に対して垂直方向に配列する一方、電圧印加時には
液晶分子が両基板に対して水平方向に配列する、という
垂直配向(ホメオトロピック配向)の構成としても良い
し、電圧無印加時には液晶分子が両基板に対して水平方
向に配列する一方、電圧印加時には液晶分子が両基板に
対して垂直方向に配列する、という平行(水平)配向
(ホモジニアス配向)の構成としても良い。このよう
に、本発明では、液晶や配向方式として、種々のものに
適用することが可能である。
を具体的な電子機器に用いた例のいくつかについて説明
する。
ず、この実施形態に係る液晶表示装置を、モバイル型の
パーソナルコンピュータに適用した例について説明す
る。図18は、このパーソナルコンピュータの構成を示
す斜視図である。図において、パーソナルコンピュータ
1100は、キーボード1102を備えた本体部110
4と、液晶表示ユニット1106とから構成されてい
る。この液晶表示ユニット1106は、先に述べた液晶
パネル100の背面にバックライト(図示省略)を付加
することにより構成されている。これにより、外光があ
れば反射型として、外光が不十分であればバックライト
を点灯させることで透過型として、表示が視認できるよ
うになっている。
を、携帯電話の表示部に適用した例について説明する。
図19は、この携帯電話の構成を示す斜視図である。図
において、携帯電話1200は、複数の操作ボタン12
02のほか、受話口1204、送話口1206ととも
に、上述した液晶パネル100を備えるものである。な
お、この液晶パネル100の背面にも、視認性を高める
ためのバックライト(図示省略)が必要に応じて設けら
れる。
に、液晶表示装置をファインダに用いたディジタルスチ
ルカメラについて説明する。図20は、このディジタル
スチルカメラの構成を示す斜視図であるが、外部機器と
の接続についても簡易的に示すものである。通常のカメ
ラは、被写体の光像によってフィルムを感光するのに対
し、ディジタルスチルカメラ1300は、被写体の光像
をCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子に
より光電変換して撮像信号を生成するものである。ここ
で、ディジタルスチルカメラ1300におけるケース1
302の背面には、上述した液晶パネル100が設けら
れ、CCDによる撮像信号に基づいて、表示を行う構成
となっている。このため、液晶パネル100は、被写体
を表示するファインダとして機能する。また、ケース1
302の前面側(図においては裏面側)には、光学レン
ズやCCDなどを含んだ受光ユニット1304が設けら
れている。
された被写体像を確認して、シャッタボタン1306を
押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、回
路基板1308のメモリに転送・格納される。また、こ
のディジタルスチルカメラ1300にあっては、ケース
1302の側面に、ビデオ信号出力端子1312と、デ
ータ通信用の入出力端子1314とが設けられている。
そして、図に示されるように、前者のビデオ信号出力端
子1312にはテレビモニタ1430が、また、後者の
データ通信用の入出力端子1314にはパーソナルコン
ピュータ1440が、それぞれ必要に応じて接続され
る。さらに、所定の操作によって、回路基板1308の
メモリに格納された撮像信号が、テレビモニタ1430
や、パーソナルコンピュータ1440に出力される構成
となっている。
ナルコンピュータや、図19の携帯電話、図20のディ
ジタルスチルカメラの他にも、液晶テレビや、ビューフ
ァインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カ
ーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワ
ードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、P
OS端末、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられ
る。そして、これらの各種電子機器の表示部として、上
述した表示装置が適用可能なのは言うまでもない。
合金等を反射膜のほか配線としても用いる場合であって
も、高い信頼性を得ることが可能となる。
全体構成を示す斜視図である。
向に破断した場合の構成を示す部分断面図である。
図である。
の実装領域近傍を示す部分断面図である。
ICチップの実装領域近傍を示す部分平面図である。
おける背面側基板の製造プロセスを示す断面図である。
ある。
成を示す斜視図である。
辺の配線レイアウトを示す平面図である。
パネルの構成を示す斜視図である。
を構成する液晶パネルをX方向に破断した場合の構成を
示す部分断面図である。
プの実装領域近傍を示す部分断面図である。
における背面側基板の製造プロセスを示す断面図であ
る。
晶表示装置を構成する液晶パネルの画素構成を示す平面
図であり、(b)は、(a)におけるA−A’線の断面
図である。
における背面側基板の製造プロセスを示す図である。
における背面側基板の製造プロセスを示す図である。
における背面側基板の製造プロセスを示す図である。
機器の一例たるパーソナルコンピュータの構成を示す斜
視図である。
る携帯電話の構成を示す斜視図である。
るディジタルスチルカメラの背面側の構成を示す斜視図
である。
Claims (24)
- 【請求項1】 第1の基板と第2の基板とが対向して配
置され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隙に液
晶が封入された液晶装置であって、 前記第1の基板に設けられ、金属酸化物を含む下地膜
と、 前記下地膜上に形成され、銀を含む反射性導電膜と、 前記反射性導電膜に積層されるとともに、エッジ部分に
て前記下地膜と接するようにパターニングされた金属酸
化物膜とを具備することを特徴とする液晶装置。 - 【請求項2】 第1の基板と第2の基板とが対向して配
置され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隙に液
晶が封入された液晶装置であって、 前記第1の基板に設けられ、金属酸化物を含む下地膜
と、 前記下地膜上に形成され、銀を含む反射性導電膜と、 前記反射性導電膜に積層されるとともに、前記反射性導
電膜の端縁からはみ出して前記下地膜と接するようにパ
ターニングされた金属酸化物膜とを具備することを特徴
とする液晶装置。 - 【請求項3】 第1の基板と第2の基板とが対向して配
置され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隙に液
晶が封入された液晶装置であって、 前記第1の基板に設けられた第1の配線と、 前記第2の基板に設けられた導電膜と、 前記第1の配線と前記導電膜とを接続するための導通材
とを有し、 前記第1の配線は、 金属酸化物を含む下地膜、前記下地膜上に形成されて銀
を含む金属膜、および、前記金属膜に積層されるととも
にエッジ部分にて前記下地膜と接するようにパターニン
グされた金属酸化物膜、を含むことを特徴とする液晶装
置。 - 【請求項4】 第1の基板と第2の基板とが対向して配
置され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隙に液
晶が封入された液晶装置であって、 前記第1の基板に設けられた第1の配線と、 前記第2の基板に設けられた導電膜と、 前記第1の配線と前記導電膜とを接続するための導通材
とを有し、 前記第1の配線は、 金属酸化物を含む下地膜、前記下地膜上に形成されて銀
を含む金属膜、および、前記金属膜に積層されるととも
に前記金属膜の端縁からはみ出して前記下地膜と接する
ようにパターニングされた金属酸化物膜、を含むことを
特徴とする液晶装置。 - 【請求項5】 第1の基板と第2の基板とが対向して配
置され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隙に液
晶が封入された液晶装置であって、 前記第1の基板に設けられた画素電極と、 前記画素電極に一端が接続されたアクティブ素子と、 前記第1の基板に設けられるとともに、前記アクティブ
素子の他端に接続された信号線と、 を有し、 前記信号線は、金属酸化物を含む下地膜、前記下地膜上
に形成されて銀を含む金属膜、および、前記金属膜に積
層されるとともにエッジ部分にて前記下地膜と接するよ
うにパターニングされた金属酸化物膜、を含むことを特
徴とする液晶装置。 - 【請求項6】 第1の基板と第2の基板とが対向して配
置され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隙に液
晶が封入された液晶装置であって、 前記第1の基板に設けられた画素電極と、 前記画素電極に一端が接続されたアクティブ素子と、 前記第1の基板に設けられるとともに、前記アクティブ
素子の他端に接続された信号線と、 を有し、 前記信号線は、金属酸化物を含む下地膜、前記下地膜上
に形成されて銀を含む金属膜、および、前記金属膜に積
層されるとともに前記金属膜の端縁からはみ出して前記
下地膜と接するようにパターニングされた金属酸化物
膜、を含むことを特徴とする液晶装置。 - 【請求項7】 第1の基板と第2の基板とが対向して配
置され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隙に液
晶が封入された液晶装置であって、 前記第1の基板に設けられた画素電極と、 前記画素電極に一端が接続されたアクティブ素子と、 前記第1の基板に設けられるとともに、前記アクティブ
素子の他端に接続された信号線と、 を有し、 前記画素電極は、金属酸化物を含む下地膜、前記下地膜
上に形成されて銀を含む金属膜、および、前記金属膜に
積層されるとともにエッジ部分にて前記下地膜と接する
ようにパターニングされた金属酸化物膜、を含むことを
特徴とする液晶装置。 - 【請求項8】 第1の基板と第2の基板とが対向して配
置され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隙に液
晶が封入された液晶装置であって、 前記第1の基板に設けられた画素電極と、 前記画素電極に一端が接続されたアクティブ素子と、 前記第1の基板に設けられるとともに、前記アクティブ
素子の他端に接続された信号線と、 を有し、 前記画素電極は、金属酸化物を含む下地膜、前記下地膜
上に形成されて銀を含む金属膜、および、前記金属膜に
積層されるとともに前記金属膜の端縁からはみ出して前
記下地膜と接するようにパターニングされた金属酸化物
膜、を含むことを特徴とする液晶装置。 - 【請求項9】 前記液晶を駆動するドライバICチップ
をさらに有し、 前記ドライバICチップは、前記第1の配線に出力信号
を供給する出力側バンプを含み、 前記出力側バンプは、前記第1の配線に接続されている
ことを特徴とする請求項4に記載の液晶装置。 - 【請求項10】 第1の基板と第2の基板とが対向して
配置され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隙に
液晶が封入された液晶装置であって、 前記第1の基板に設けられた配線と、 前記液晶を駆動するドライバICチップと、 を有し、 前記ドライバICチップは、前記配線から入力信号を入
力する入力側バンプを含み、 前記入力側バンプは、前記配線に接続されており、 前記配線は、 金属酸化物を含む下地膜、前記下地膜上に形成されて銀
を含む金属膜、および、前記金属膜に積層されるととも
にエッジ部分にて前記下地膜と接するようにパターニン
グされた金属酸化物膜、を含むことを特徴とする液晶装
置。 - 【請求項11】 第1の基板と第2の基板とが対向して
配置され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隙に
液晶が封入された液晶装置であって、 前記第1の基板に設けられた配線と、 前記液晶を駆動するドライバICチップと、 を有し、 前記ドライバICチップは、前記配線から入力信号を入
力する入力側バンプを含み、 前記入力側バンプは、前記配線に接続されており、 前記配線は、 金属酸化物を含む下地膜、前記下地膜上に形成されて銀
を含む金属膜、および、前記金属膜に積層されるととも
に前記金属膜の端縁からはみ出して前記下地膜と接する
ようにパターニングされた金属酸化物膜、を含むことを
特徴とする液晶装置。 - 【請求項12】 前記ドライバICチップに入力信号を
供給する外部回路基板をさらに有し、 前記外部回路基板と前記第2の配線とが接続されてお
り、 前記金属膜は、前記外部回路基板との接続部分を避けて
形成されていることを特徴とする請求項10に記載の液
晶装置。 - 【請求項13】 第1の基板と第2の基板とが対向して
配置され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隙に
液晶が封入された液晶装置であって、 前記第1の基板に設けられ、前記液晶に電圧を印加する
ための電極と、 前記電極に接続された第1の配線と、 前記第1の配線に接続されたドライバICチップとを有
し、 前記第1の配線は、 下地膜、前記下地膜上に形成されて銀を含む金属膜、お
よび、前記金属膜に積層されるとともにエッジ部分にて
前記下地膜と接するようにパターニングされた金属酸化
物膜、を含むことを特徴とする液晶装置。 - 【請求項14】 第1の基板と第2の基板とが対向して
配置され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隙に
液晶が封入された液晶装置であって、 前記第1の基板に設けられ、前記液晶に電圧を印加する
ための電極と、 前記電極に接続された第1の配線と、 前記第1の配線に接続されたドライバICチップとを有
し、 前記第1の配線は、 下地膜、前記下地膜上に形成されて銀を含む金属膜、お
よび、前記金属膜に積層されるとともに前記金属膜の端
縁からはみ出して前記下地膜と接するようにパターニン
グされた金属酸化物膜、を含むことを特徴とする液晶装
置。 - 【請求項15】 前記第1の基板に設けられた第2の配
線をさらに有し、 前記ドライバICチップは、前記第2の配線から入力信
号を入力する入力側バンプを含み、 前記入力側バンプは、前記第2の配線に接続されてお
り、 前記第2の配線は、 下地膜、前記下地膜上に形成されて銀を含む金属膜、お
よび、前記金属膜に積層されるとともにエッジ部分にて
前記下地膜と接するようにパターニングされた金属酸化
物膜、を含むことを特徴とする請求項14に記載の液晶
装置。 - 【請求項16】 前記第1の基板に設けられた第2の配
線をさらに有し、 前記ドライバICチップは、前記第2の配線から入力信
号を入力する入力側バンプを含み、 前記入力側バンプは、前記第2の配線に接続されてお
り、 前記第2の配線は、 下地膜、前記下地膜上に形成されて銀を含む金属膜、お
よび、前記金属膜に積層されるとともに前記金属膜の端
縁からはみ出して前記下地膜と接するようにパターニン
グされた金属酸化物膜、を含むことを特徴とする請求項
14に記載の液晶装置。 - 【請求項17】 第1の基板と第2の基板とが対向して
配置され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隙に
液晶が封入された液晶装置であって、 前記第1の基板に設けられ、金属酸化物を含む下地膜
と、 前記下地膜に形成され、銀を含む反射性導電膜と、 前記反射性導電膜に積層されるとともにエッジ部分にて
前記下地膜と接するようにパターニングされた金属酸化
物膜を含む第1の透明電極と、 前記第2の基板に設けられた第2の透明電極とを有し、 前記第1の透明電極と前記第2の透明電極との交差領域
に対応して、半透過部が設けられていることを特徴とす
る液晶装置。 - 【請求項18】 第1の基板と第2の基板とが対向して
配置され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隙に
液晶が封入された液晶装置であって、 前記第1の基板に設けられ、金属酸化物を含む下地膜
と、 前記下地膜に形成され、銀を含む反射性導電膜と、 前記反射性導電膜に積層されるとともに前記反射性導電
膜の端縁からはみ出して前記下地膜と接するようにパタ
ーニングされた金属酸化物膜を含む第1の透明電極と、 前記第2の基板に設けられた第2の透明電極とを有し、 前記第1の透明電極と前記第2の透明電極との交差領域
に対応して、半透過部が設けられていることを特徴とす
る液晶装置。 - 【請求項19】 第1の基板と第2の基板とが対向して
配置され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隙に
液晶が封入された液晶装置であって、 前記第1の基板に設けられ、金属酸化物を含む下地膜
と、 前記下地膜に形成され、銀を含む反射性導電膜と、 前記反射性導電膜に積層されるとともにエッジ部分にて
前記下地膜と接するようにパターニングされた金属酸化
物膜を含む第1の透明電極と、 前記第2の基板に設けられた第2の透明電極とを有し、 前記第1の透明電極と前記第2の透明電極との交差領域
に対応して、着色層が設けられていることを特徴とする
液晶装置。 - 【請求項20】 第1の基板と第2の基板とが対向して
配置され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隙に
液晶が封入された液晶装置であって、 前記第1の基板に設けられ、金属酸化物を含む下地膜
と、 前記下地膜に形成され、銀を含む反射性導電膜と、 前記反射性導電膜に積層されるとともに前記反射性導電
膜の端縁からはみ出して前記下地膜と接するようにパタ
ーニングされた金属酸化物膜を含む第1の透明電極と、 前記第2の基板に設けられた第2の透明電極とを有し、 前記第1の透明電極と前記第2の透明電極との交差領域
に対応して、着色層が設けられていることを特徴とする
液晶装置。 - 【請求項21】 請求項1乃至20のいずれか1項に記
載の液晶装置を備えることを特徴とする電子機器。 - 【請求項22】 第1の基板と第2の基板とが対向して
配置され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隙に
液晶が封入された液晶装置の製造方法であって、 前記第1の基板に、金属酸化物を含む下地膜を形成する
工程と、 銀を含む反射性導電膜を前記下地膜上に形成する工程
と、 前記反射性導電膜上に、エッジ部分にて前記下地膜と接
するように金属酸化物膜を形成する工程とを備えること
を特徴とする液晶装置の製造方法。 - 【請求項23】 第1の基板と第2の基板とが対向して
配置され、前記第1の基板と前記第2の基板との間隙に
液晶が封入された液晶装置の製造方法であって、 前記第1の基板に、金属酸化物を含む下地膜を形成する
工程と、 銀を含む反射性導電膜を前記下地膜上に形成する工程
と、 前記反射性導電膜上に、前記反射性導電膜の端縁からは
み出して前記下地膜と接するように金属酸化物膜を形成
する工程とを備えることを特徴とする液晶装置の製造方
法。 - 【請求項24】 前記下地膜および前記金属酸化物膜
を、同時にパターニングする工程を、さらに有すること
を特徴とする請求項22又は23に記載の液晶装置の製
造方法。
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