JP3632505B2 - 画像表示装置 - Google Patents
画像表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3632505B2 JP3632505B2 JP17225499A JP17225499A JP3632505B2 JP 3632505 B2 JP3632505 B2 JP 3632505B2 JP 17225499 A JP17225499 A JP 17225499A JP 17225499 A JP17225499 A JP 17225499A JP 3632505 B2 JP3632505 B2 JP 3632505B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- pixel
- image display
- display device
- color data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/77—Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G3/00—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
- G09G3/20—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
- G09G3/2003—Display of colours
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G5/00—Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
- G09G5/02—Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the way in which colour is displayed
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G2320/00—Control of display operating conditions
- G09G2320/02—Improving the quality of display appearance
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G2320/00—Control of display operating conditions
- G09G2320/02—Improving the quality of display appearance
- G09G2320/0285—Improving the quality of display appearance using tables for spatial correction of display data
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、カラー画像を表示する画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カラー画像を表示するための画像表示装置として、直視型の表示装置や投写型表示装置等が種々開発されている。直視型の表示装置は、液晶パネルやプラズマディスプレイパネル(PDP)、CRT等の表示デバイス上に形成される画像を目視するタイプの表示装置である。また、投写型表示装置は、投写レンズや、種々の光学系を備えて、液晶パネルやディジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD、TI社の商標)、CRT等の表示デバイス上に形成される画像を投写し、投写された画像を目視するタイプの表示装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
カラー画像を表示するための画像表示装置において表示される画像は、色むらのない均一な画像であることが好ましい。しかしながら、実際には、以下に示すように表示された画像に色むらが発生する場合がある。
【0004】
表示デバイスとして液晶パネルを用いた場合、液晶パネルは各画素に与えられる画像データに応じて各画素に照射される照明光の透過率や反射率を変化させることにより、画像を形成するための光を射出し、射出された画像を形成するための光によって画像を形成するタイプのデバイスである。均一で色ムラのない画像を表示するためには、各画素における液晶の透過特性や反射特性が一様であることが好ましい。しかしながら、実際には、各画素における液晶の透過特性や反射特性にばらつきがあるため、表示画像に色むらが発生する場合がある。また、他の表示デバイスを用いた場合にも、表示デバイスの種々の特性ばらつきにより色むらが発生する場合がある。
【0005】
また、液晶パネルやディジタル・マイクロミラー・デバイス等の表示デバイスは照明光を射出する照明光学系を別途必要とする。この照明光学系から射出される照明光の輝度分布や色分布に応じて表示画像に色むらが発生する場合がある。
【0006】
さらに、投写型表示装置の場合には、これに備えられる種々の光学系の特性に起因して表示画像に色むらが発生する場合もある。
【0007】
この発明は、従来技術における上述の課題を解決するためになされたものであり、表示画像の色むらの発生を抑制する技術を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の画像表示装置は、
複数の色データを含む画像データを出力する画像処理部と、
前記画像処理部から出力された画像データのレベルを補正するゲイン補正部と、
複数の画素を有し、前記ゲイン補正部で補正された画像データに応じて画像を形成するための光を前記各画素ごとに射出する画像表示部と、を備え、
前記ゲイン補正部は、前記画像処理部から所定の色の一様な画像を表す画像データが出力されたときに、前記画像表示部の前記各画素から射出される光の輝度を全画素にわたって一致させることなく、前記各画素から射出される光の色度の画素同士の差が小さくなるように、前記各画素に与えられる複数の色データのうち少なくとも1つの色データのレベルを前記各画素の位置に応じてそれぞれ補正することを特徴とする。
【0009】
本発明の画像表示装置によれば、画像処理部から所定の色の一様な画像を表す画像データが出力されたときに、各画素から射出される光の色度の画素同士の差が小さくなるように、画像表示部の画素位置に応じて各画素に与えられる画像データのレベルが補正されるので、表示画像の色むらの発生を抑制することができる。
【0010】
上記画像表示装置において、
前記ゲイン補正部は、前記各画素ごとに与えられる複数の色データのうち、所定の色データと、前記所定の色データを除く他の色データとのレベルの差が小さくなるように、前記他の色データのレベルを補正すればよい。
【0011】
このようにすれば、前記画像表示部の前記各画素から射出される光の輝度を全画素にわたって一致させることなく、前記各画素から射出される光の色度の画素同士の差が小さくなるようにすることができる。
【0012】
ここで、前記所定の色データは、前記複数の色データのうち前記画像を形成するための光の輝度に最も寄与の大きな色データであることが好ましい。
【0013】
このようにすれば、色むらを抑制するとともに、各画素から射出される画像を形成するための光の輝度のばらつきをある程度抑制することが可能である。
【0014】
前記複数の色データは、赤色と緑色と青色の3つの色データであり、
前記所定の色データは、緑色の色データであることが好ましい。
【0015】
赤色と緑色と青色の3つの色のうち、緑色が光の輝度に最も寄与が大きい。従って、上記のようにすれば、色むらを抑制するとともに、各画素から射出される画像を形成するための光の輝度のばらつきをある程度抑制することが可能である。
【0016】
上記画像表示装置において、
前記複数の画素は、それぞれ多角形形状を有する複数の小ブロックに区分されており、
各小ブロックの頂点に相当する頂点画素の補正量は、あらかじめ求められており、
前記各小ブロック内の前記頂点画素以外の画素の補正量は、各小ブロックごとに前記頂点画素の補正量から補間されることが好ましい。
【0017】
上記構成によれば、あらかじめ求められた頂点画素の補正量から各小ブロック内の画素の補正量を補間することができるので、補正量をあらかじめ求めておく画素を少なくすることができる。これにより、補正量をあらかじめ求めておく作業の簡略化や、求められた補正量に応じたデータを格納するための装置の簡略化を図ることができる。
【0018】
なお、前記複数の小ブロックは、前記複数の画素の中心の画素を通り水平方向に平行な線と垂直方向に平行な線とを対角線とする菱形を考えたとき、前記菱形の辺に平行な線と、前記水平方向に平行な線と、前記垂直方向に平行な線とで区分されていることが好ましい。
【0019】
一般に、色むらの分布は、画像の中心から周辺に向かって発生する場合が多い。上記のようにすれば、このような色むらの分布を効率良く抑制することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
A.第1実施例:
図1は、この発明の第1実施例としての画像表示装置1000の概略構成を示すブロック図である。画像表示装置1000は、スキャンコンバータ(以下、単に「SC」と呼ぶ)110と、ゲイン補正部120と、コントローラ130と、液晶パネル駆動部150と、液晶パネル160と、照明光学系170と、投写光学系180とを備えている。この画像表示装置1000は、液晶パネル160から各画素毎に射出された赤色,緑色,青色の3つの色光を投写光学系180を介して投写面SR上に投写することにより画像を表示する投写型表示装置である。なお、液晶パネル160と、照明光学系170と、投写光学系180の構成については、本出願人によって開示された特開平10−171045号公報に詳述されているので、ここでは説明を省略する。
【0021】
コントローラ130は、バス140を介してSC110と、ゲイン補正部120とに接続されている。コントローラ130は、各部の処理条件を設定し、また、各部の処理を直接制御する。
【0022】
SC110は、液晶パネル160に画像を形成するために利用されるタイミング信号TCTLを出力する。このタイミング信号TCTLには、通常、垂直同期信号VDや水平同期信号HDやクロック信号DCLKが含まれている。また、入力画像信号VSを液晶パネル160に入力可能な画像信号DSとして出力する。この画像信号DSとして出力される画像データとしては、1画素あたり24ビットの画像データが各画素ごとに連続して出力される。なお、1画素の画像データは、赤、緑、青の各色毎に8ビットの色データで構成されている。以下では、画像信号DSに含まれる画像データを、説明の便宜上「画像データDS」と呼ぶ場合もある。
【0023】
SC110から出力された画像データDSは、ゲイン補正部120において、後述するように、表示される画素位置に応じてそれぞれゲイン補正される。ゲイン補正後の画像データDCSは、液晶パネル駆動部150に供給される。液晶パネル駆動部150は、この画像データDCSをタイミング信号TCTLに同期して液晶パネル160に供給する。液晶パネル160は、照明光学系170からの照明光を、供給された画像データDCSに応じて変調する。液晶パネル160で変調された光は、投写光学系180によって投写面SRに向かって射出され、画像が表示される。
【0024】
上記説明からわかるように、液晶パネル160が本発明の画像表示部に相当し、スキャンコンバータ110が本発明の画像処理部に相当し、ゲイン補正部120が本発明のゲイン補正部に相当する。
【0025】
図2は、ゲイン補正部120の概略構成を示すブロック図である。ゲイン補正部120は、補正タイミング制御部210と、定数テーブル220と、定数セレクタ230と、赤色乗算器240と、青色乗算器250と、を備えている。定数テーブル220には、各画素ごとの赤色および青色の補正ゲインgr(x,y),gb(x,y)が格納されている。(x、y)は、後述する図3に示すように、画面上にマトリクス状に配列されている複数の画素のうち、水平方向左端および垂直方向上端の画素を原点(0,0)とした場合の画素の位置を示している。xが水平方向の位置を示し、yが垂直方向の位置を示している。
【0026】
補正タイミング制御部210は、入力されるタイミング信号TCTLに基づいて、SC110から入力される画像データDSの与えられる画素の位置(x,y)を求める。定数セレクタ230は、求められた画素の位置(x、y)に応じた補正ゲインgr(x,y),gb(x,y)を定数テーブル220から選択し、赤色の補正ゲインgr(x,y)を赤色乗算器240に供給し、青色の補正ゲインgb(x,y)を青色乗算器250に供給する。
【0027】
赤色乗算器240は、入力されている赤色の画像データDS(R)をgr(x,y)倍した赤色の画像データDCS(R)を出力する。青色乗算器250は、入力されている青色の画像データDS(B)をgb(x,y)倍した青色の画像データDCS(B)を出力する。緑色の画像データDS(G)は、そのまま画像データDCS(G)として出力される。
【0028】
この画像表示装置1000においては、ゲイン補正部120によって補正された画像データDCSによって表される画像を液晶パネル160に形成することにより、以下に示すように表示画像に発生する色むらを抑制することができる。
【0029】
図3は、色むらを補正する方法について示す説明図である。以下では、説明を容易にするため、各色の画像データのレベルを0〜100とする。赤色の輝度レベルを0Kr〜100Krとし、緑色の輝度レベルを0Kg〜100Kgとし、青色の輝度レベルを0Kb〜100Kbとする。ここで、係数Kr,kg,Kbは、各画素から射出される光の輝度に対する各色の光の寄与率を示しており、Kr≒0.299で、Kg≒0.587で、Kb≒0.114である。例えば、灰色の画像の画像データのレベルを、赤色,緑色,青色のそれぞれ50とし、このとき、表示されるべき画像の赤色,緑色,青色の光の輝度レベルを50Kr,50Kg,50Kbとする。
【0030】
図3(A)は、赤色,緑色,青色の各色ともレベルが50の灰色の画像データが与えられたとき、画素P1においては、赤色、緑色、青色の各色の輝度レベルは、表示されるべき本来の各色の輝度レベル50Kr,50Kg,50Kbであるのに対し、画素P2においては、赤色の輝度レベルが40Krで、緑色の輝度レベルが45Kgで、青色の輝度レベルが55Kbとなり、色むらが発生している場合を示している。
【0031】
このとき、画素P2には、赤色、緑色、青色の輝度レベルをそれぞれ(40/50)倍、(45/50)倍、(55/50)倍するフィルタが設けられているのと等価的に等しい。したがって、このように発生した色むらを抑制する方法として、図3(B)に示す方法1が考えられる。この方法1は、等価的なフィルタにおいて発生する輝度レベル変化を打ち消すように、あらかじめ画像データのレベルを補正する方法である。すなわち、赤色、緑色、青色の各色の画像データに、等価的なフィルタにおける各色のゲイン(40/50)、(45/50)、(55/50)の逆数値(50/40)、(50/45)、(50/55)を乗じることにより、係数を無視した輝度レベル(以下、単に「輝度レベル」と呼ぶ)が各色とも50となるように補正する方法である。この方法1によれば、各色の輝度レベルを本来の値に等しくすることができるので、色むらを抑制することができる。但し、この方法1においては、すべての色の画像データのレベルを補正する必要があり、補正が煩雑である。
【0032】
一方、本実施例は、方法2によって色むらを抑制している。方法2は、緑色の輝度レベルを基準とし、赤色および青色の輝度レベルが緑色の輝度レベルに等しくなるように補正する方法である。すなわち、赤色の画像データに、赤色の輝度レベルに対する緑色の輝度レベルの比(45/40)を乗じ、青色の画像データに、青色の輝度レベルに対する緑色の輝度レベルの比(45/55)を乗じることにより、各色の輝度レベルを緑色の輝度レベルの値45に等しくする方法である。
【0033】
色の変化は色度の変化に相当するので、色度が同じであれば色は同じである。従って、色むらを抑制するためには、色むらの発生している画素の色度を本来の色度に等しくなるように調整すればよい。色度だけに着目すれば、光の輝度が異なっていても同じ色度を有する光が存在する。例えば、各色の輝度レベルが50である場合の色度と各色の輝度レベルが45である場合の色度とは、光の輝度レベルは異なるが色度としては原理的に同じであり、表示される色は同じである。すなわち、方法2においては、一様な色の画像を表示したときに、輝度レベルの変化に関わらず、各画素の色度が等しくなるように各画素の画像データを補正して、色むらを抑制する方法である。この方法2によれば、輝度のばらつき(輝度むら)が発生する場合もあるが、方法1と同じように色むらを抑制することができる。また、方法1は、3つの色データを補正することにより色むらの抑制を行わなければならないが、方法2は、2つの色データを補正すればよく、方法1に比べて補正が容易であるという利点がある。また、方法2を適用したゲイン補正部は、方法1を適用したゲイン補正部に比べてその構成を簡略化できるという利点がある。
【0034】
なお、方法2による場合、上述したように、輝度むらが発生する場合がある。しかしながら、以下の理由から実用上問題がない。
【0035】
人間の視覚は、光の輝度むらのほうが色むらに比べて鈍感である。また、比較的近くで発生する光の輝度レベルの変化にはある程度敏感であるが、比較的離れた位置で発生する光の輝度レベルの変化には鈍感である。通常、色むらは、ある程度緩やかな変化で分布する場合が多く、方法2によって色むらを抑制することにより発生した輝度の変化による輝度むらもある程度緩やかな分布を有すので、輝度むらが顕著に認識されることは少ない。また、上述したように、各画素から射出される光の輝度に対する各色の光の寄与率は、赤色の光がKr≒0.299で、緑色の光がKg≒0.587で、青色の光がKb≒0.114であるため、緑色の光の寄与が最も大きい。上記方法2においては、光の輝度に最も寄与の大きい緑色を基準としているため、輝度変化の影響を極力抑制することができる。以上のことから、方法2による場合に発生する輝度むらは、実用上ほとんど問題がないと言える。
【0036】
なお、上記方法2では、緑色の光の輝度レベルに赤色および青色の光の輝度レベルを合わせるように調整する場合を例に説明している。しかしながら、赤色や青色の光を基準としてもよい。但し、上述したしように、赤色、緑色、青色の3つの色光のうち、最も光の輝度に影響を与えるのは緑色の光であるので、この緑色光を基準とするほうが好ましい。なお、赤色,緑色,青色の3原色の組み合わせではない他の複数の色光によりカラー画像を形成する場合にも、同様に、1つの色光を基準とすればよく、特に、それらの光の中で最も光の輝度に影響を与える色光を基準とするようにすればよい。
【0037】
定数テーブル220に格納されている補正ゲインgr(x,y),gb(x,y)は、方法2における各画素の赤色の輝度レベルに対する緑色の輝度レベルの比および青色の輝度レベルに対する緑色の輝度レベルの比に相当する。これらの補正ゲインは、実際には以下のように決定することができる。
【0038】
i)灰色の一様な画像を表す画像データをSC110から出力する。
ii)各画素の色度を測定しながら、乗算器240,250(図2)に与える補正ゲインgr,gbを変化させて各画素の色度が表示されるべき本来の灰色の色度に等しくなるように調整する。
iii)各画素の色度が本来の灰色の色度に等しくなるように調整されたときの補正ゲインgr,gbを、その画素の位置(x,y)における補正ゲインgr(x,y),gb(x,y)として定数テーブル220に格納する。
【0039】
なお、各画素の補正ゲインを求める手順は、上記i)〜iii)の手順に限定されるものではない。上記i)において、灰色の一様な画像ではなく、他の色の画像を表示するようにしてもよい。但し、赤色,緑色,青色の3つの色光が含まれている色の画像であることが好ましい。また、上記ii)においては、各画素ごとに色度を測定するとしているがこれに限定されるものではない。画素単位でその色度を測定することは難しいため、例えば、測定すべき画素を含む複数の画素の画素領域における色度を測定し、測定された色度は画素領域内の所定の画素の色度とするようにしてもよい。すなわち、一様な色の画像を表示したときに、各画素の色度と、表示したい色の色度との差が小さくなるような各画素の補正ゲインを求めることができれば、どのような手順でもよい。
【0040】
以上説明したように、本実施例における画像表示装置1000は、一様な色の画像を表示したときに、ゲイン補正部120において液晶パネル160に供給される画像データを、各画素から射出される光の色度が等しくなるように補正することができるので、色むらの発生を抑制することができる。
【0041】
B.第2実施例:
図4は、この発明の第2実施例としてのゲイン補正部120Aの概略構成を示すブロック図である。このゲイン補正部120Aを第1実施例のゲイン補正部120に置き換えることにより、第1実施例と同様に画像表示装置を構成することができる。
【0042】
ゲイン補正部120Aは、補正タイミング制御部210と、定数テーブル220Aと、定数セレクタ230と、赤色乗算器240と、青色乗算器250と、プレーン検出部260と、ゲイン計算部270と、を備えている。
【0043】
プレーン検出部260は、補正タイミング制御部210で求められた画素位置(x,y)の含まれる小ブロック(以下、「プレーン」と呼ぶ)を検出する。図5は、プレーンについて示す説明図である。マトリクス状に配列されている複数の画素のうち、四隅の画素をPA,PC,PG,PIとし、中心の画素をPEとし、中心の画素PEと同じ水平方向のライン上にある左右両隅の画素をPD,PFとし、中心の画素PEと同じ垂直方向のライン上にある上下両隅の画素をPB,PHとする。複数の画素は、画素PB,PE,PHを通る垂直ラインと、画素PD,PE,PFを通る水平ラインと、画素PB,PD,PH,PFを頂点とする菱形の辺とで、8つの直角三角形の領域(プレーン)に区分されている。三角形PAPBPD,PBPEPD,PBPFPE,PBPCPF,PDPHPG,PDPEPH,PEPFPH,PFPIPHの領域を、それぞれ第1,第2,第3,第4,第5,第6,第7,第8プレーンとする。各画素の位置(x,y)は、画素PAの画素位置を原点(0,0)とし、水平方向の位置をx,垂直方向の位置をyとして求められる。図5では、各画素PB,PC,PD,PE,PF,PG,PH,PIの位置は、それぞれ(XB,0),(XC,0),(0,YD),(XB,YD),(XC、YD),(0,YG),(XB,YG),(XC,YG)と設定されている。
【0044】
プレーン検出部260は、補正タイミング制御部210から出力された画素の位置(x,y)の存在するプレーンを、以下のように判定する。図5からわかるように、x≧XBならば、その画素は右半分のプレーンに属し、x<XBならば左半分のプレーンに属する。また、y≧YDならば、その画素は下半分のプレーンに属し、y<YDならば上半分のプレーンに属する。このことから、プレーン検出部260は、補正タイミング制御部210から出力された画素の位置(x,y)の存在するプレーンを、x<XBでy<YDならば第1,第2プレーンと判定し、x≧XBでy<YDならば第3,第4プレーンと判定する。また、x<XBでy≧YDならば第5,第6プレーンと判定し、x≧XBでy≧YDならば第7,第8プレーンと判定する。
【0045】
補正タイミング制御部210から出力された画素の位置(x,y)の存在するプレーンが第1プレーンか第2プレーンかの判定は、以下のように行われる。図6は、補正タイミング制御部210から出力された画素の位置(x,y)の存在するプレーンが第1プレーンか第2プレーンか判定する条件について示す説明図である。図6(A)に示すように、第1プレーンと第2プレーンの境界線L1は、2つの画素PA,PB間の画素数をX01(=XB−0)とし、2つの画素PA,PD間のライン数をY01(=YD−0)とすると、下式(1)で表される。
【0046】
y−(−(Y01/X01)・x+Y01)=0…(1)
【0047】
従って、第1プレーンか第2プレーンかの判定は、この(1)式を利用して、下式(2a),(2b)のように決定される。
【0048】
第1プレーン:y−(−(Y01/X01)・x+Y01)<0…(2a)
第2プレーン:y−(−(Y01/X01)・x+Y01)≧0…(2b)
【0049】
プレーン検出部260は、第1プレーンと判定した場合には、プレーンデータPLSとして3ビットの2進データPLS=000(10進数:0)を出力する。第2プレーンと判定した場合には、プレーンデータPLS=001(10進数:1)を出力する。
【0050】
第3プレーンか第4プレーンかの判定は、以下のように判定される。図6(B)に示すように、画素PBを原点(0,0)とする。第3プレーンと第4プレーンの境界線L2は、2つの画素PB,PC間の画素数をX02(=YD−0)とし、2つの画素PB,PE間のライン数をY02(=XC−XB−0)とすると、下式(3)で表される。
【0051】
y−(Y02/X02)・x=0…(3)
【0052】
従って、第3プレーンか第4プレーンの判定は、この(3)式を利用して、下式(4a),(4b)のように決定される。
【0053】
第3プレーン:y−(Y02/X02)・x≧0…(4a)
第4プレーン:y−(Y02/X02)・x<0…(4b)
【0054】
プレーン検出部260は、第3プレーンと判定した場合には、プレーンデータPLS=010(10進数:2)を出力する。第4プレーンと判定した場合には、PLS=011(10進数:3)を出力する。
【0055】
第5プレーンか第6プレーンかの判定は、上記第3プレーンか第4プレーンかの判定と同様に判定することができる。すなわち、画素PDを原点(0,0)とし、2つの画素PD,PE間の画素数をX03(=XB−0)とし、2つの画素PD,PG間のライン数をY03(=YG−YD−0)とすると、下式(5a),(5b)のように決定される。
【0056】
第5プレーン:y−(Y03/X03)・x≧0…(5a)
第6プレーン:y−(Y03/X03)・x<0…(5b)
【0057】
プレーン検出部260は、第5プレーンと判定した場合には、プレーンデータPLS=100(10進数:4)を出力する。第6プレーンと判定した場合には、PLS=101(10進数:5)を出力する。
【0058】
第7プレーンか第8プレーンかの判定は、上記第1プレーンか第2プレーンかの判定と同様に判定することができる。すなわち、画素PEを原点(0,0)とし、2つの画素PE,PF間の画素数をX04(=XC−XB−0)とし、2つの画素PE,PH間のライン数をY04(YG−YD−0)とすると、下式(6a),(6b)のように決定される。
【0059】
第7プレーン:y−(−(Y04/X04)・x+Y04)<0…(6a)
第8プレーン:y−(−(Y04/X04)・x+Y04)≧0…(6b)
【0060】
プレーン検出部260は、第7プレーンと判定した場合には、プレーンデータPLS=110(10進数:6)を出力する。第8プレーンと判定した場合には、PLS=111(10進数:7)を出力する。
【0061】
以上のようにしてプレーン検出部260は、補正しようとする画素を含むプレーンを検出することができる。
【0062】
図4の定数テーブル220Aには、ゲイン計算部270のゲイン計算において用いられる定数ari,bri,cri,abi,bbi,cbi(i=1〜8)が上記プレーン毎に格納されている。
【0063】
定数セレクタ230は、プレーン検出部260で求められたプレーンを示すプレーンデータPLSに応じて定数テーブル220Aに格納されている定数ari,bri,cri,abi,bbi,cbiを選択して、ゲイン計算部270に供給する。
【0064】
ゲイン計算部270は、各プレーンの頂点を示す画素(頂点画素)の補正ゲインから各プレーン内の画素(区分内画素)の補正ゲインを直線補間演算により求める。
【0065】
図7は、ゲイン計算部270において、第1、第2プレーンに存在する画素のゲイン計算について示す説明図である。図7(A)に示すように、画素PAを原点(0,0)とし場合に第1プレーン内に存在する任意の区分内画素P(x,y)の補正ゲインgは、下式(7)に示す補間演算式により決定される。
【0066】
g=a1・x+b1・y+c1…(7)
【0067】
ここで、各定数a1,b1,c1は、3つの頂点画素PA,PB,PDの補正ゲインをそれぞれgA,gB,gDとし、2つの画素PB,PA間の画素数をX01(=XB−0)とし、2つの画素PD,PA間のライン数をY01(=YD−0)とすると、下式(8a)〜(8c)で表される。
【0068】
a1=(gB−gA)/X01…(8a)
b1=(gD−gA)/Y01…(8b)
c1=gA …(8c)
【0069】
したがって、第1プレーン内の任意の区分内画素P(x,y)の赤色および青色の補正ゲインgr,gbの補間演算式は、赤色の定数をar1,br1,cr1とし、青色の定数をab1,bb1,cb1とすると、(7)式から下式(9a),(9b)のように表される。
【0070】
gr=ar1・x+br1・y+cr1…(9a)
gb=ab1・x+bb1・y+cb1…(9b)
【0071】
ここで、3つの頂点画素PA,PB,PDの赤色の補正ゲインをそれぞれgAr,gBr,gDr,とし、青色の補正ゲインをそれぞれgAb,gBb,gDbとすると、定数ar1,br1,cr1,ab1,bb1,cb1は、(8a)〜(8c)式により、下式(10a)〜(10f)のように表すことができる。
【0072】
ar1=(gBr−gAr)/X01…(10a)
br1=(gDr−gAr)/Y01…(10b)
cr1=gAr …(10c)
ab1=(gBb−gAb)/X01…(10d)
bb1=(gDb−gAb)/Y01…(10e)
cb1=gAb …(10f)
【0073】
なお、各頂点画素PA,PB,PDの補正ゲインは、第1実施例で説明した補正ゲイン決定の手順と同様にしてあらかじめ求めることができる。
【0074】
第2プレーンに存在する任意の区分内画素Pの補正ゲインgも、図7(B)に示すように、画素PAを原点(0,0)として、下式(11)に示す補間演算式により決定することができる。
【0075】
g=a2・x+b2・y+c2 …(11)
【0076】
ここで、各定数a2,b2,c2は、3つの頂点画素PB,PD,PEの補正ゲインをgB,gD,gEとすると、下式(12a)〜(12c)で表される。
【0077】
a2=(gE−gD)/X01 …(12a)
b2=(gE−gB)/Y01 …(12b)
c2=gD+gB−gE …(12c)
【0078】
したがって、第2プレーン内の任意の区分内画素P(x,y)の赤色および青色の補正ゲインgr,gbの補間演算式は、赤色の定数をar2,br2,cr2とし、青色の定数をab2,bb2,cb2とすると、(11)式から下式(13a),(13b)のように表される。
【0079】
gr=ar2・x+br2・y+cr2…(13a)
gb=ab2・x+bb2・y+cb2…(13b)
【0080】
ここで、3つの頂点画素PB,PD,PEの赤色の補正ゲインをそれぞれgBr,gDr,gErとし、青色の補正ゲインをそれぞれgBb,gDb,gEbとすると、定数ar2,br2,cr2,ab2,bb2,cb2は、(12a)〜(12c)式により、下式(14a)〜(14f)のように表すことができる。
【0081】
ar2=(gEr−gDr)/X01…(14a)
br2=(gEr−gBr)/Y01…(14b)
cr2=gDr+gBr−gEr …(14c)
ab2=(gEb−gDb)/X01…(14d)
bb2=(gEb−gBb)/Y01…(14e)
cb2=gDb+gBb−gEb …(14f)
【0082】
他のプレーンにおいても、第1、第2プレーンと同様にして各プレーンにおける頂点画素の補正ゲインから補間して区分内画素の補正ゲインを求めることができる。図8は、各プレーンにおける補正ゲインの補間演算式および定数テーブル220Aに格納されている定数例を示している。なお、これらの補間演算式および定数は一例であり、これに限定されるものではなく、各プレーン毎に各頂点画素の補正ゲインから各区分内画素の補正ゲインを補間できる補間演算式および定数であればよい。
【0083】
以上のように、ゲイン計算部270は、補正ゲインgr,gbを各画素毎に求めて、赤色乗算器240および青色乗算器250に供給する。
【0084】
ゲイン補正部120Aは、入力された各色の画像データDS(R),DS(G),DS(B)を補正して画像データDCS(R),DCS(G),DCS(B)として出力する。ゲイン補正部120Aによって補正された画像データDCSによって表される画像が液晶パネル160に形成される。これにより、色むらの発生が抑制された画像が表示される。
【0085】
第2実施例においても、ゲイン補正部120Aが各画素の画像データの赤色と青色の画像データを緑色の画像データのレベルにほぼ等しくなるように補正するので、表示する画像に発生する色むらを抑制することができる。また、第2実施例においては、あらかじめ設定されている各プレーンの頂点画素の補正ゲインから各プレーンに存在する任意の画素の補正ゲインを補間演算により求めるようにしているので、全画素の補正ゲインをあらかじめ求めておかなくても良いという利点がある。また、これにより、補正ゲインをあらかじめ求めておく作業の簡略化や、求められた補正ゲインに応じたデータを保存するための定数テーブルを小さくすることができるという利点もある。
【0086】
なお、第2実施例においては、図5に示すように、8つのプレーンは、画素PB,PE,PHを通る垂直ラインと、画素PD,PE,PFを通る水平ラインと、画素PB,PD,PH,PFを頂点とする菱形の辺とで区分されている。これは、一般に、色むらの分布が画面の中心から周辺に向かって放射状に変化する傾向にあるため、この変化に対応するように区分するために設定した一例であり、これに限定されるものではない。例えば、図9や図10に示すように区分してもよい。すなわち、プレーンの区分は、色むらの分布に応じて各プレーン内の色むらを補間演算により抑制することができるように区分されていれば、区分の数や区分の形状は限定されない。なお、図10に示すプレーンの場合、図5に示したプレーンを1組として画面の縦横方向を複数組に分割した場合を示している。この場合には、各組ごとに同じ処理を繰り返すことにより補正処理を実行することができるので、補正処理をより容易にすることができる。
【0087】
また、プレーン検出部260やゲイン計算部270を複数のプレーンに応じて備えるとともに、これを選択する手段を備えて、装置の色むら分布特性に応じてプレーンを選択することができるようにしてもよい。このようにすれば、各装置毎に発生する様々な色むら特性に応じてより精度良く色むらを抑制することができる。
【0088】
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
【0089】
(1)上記実施例では、投写型表示装置を例に説明しているが、直視型の表示装置においても適用可能である。
【0090】
(2)また、上記実施例では、液晶パネルを用いた場合を例に説明しているが、これに限定されるものではなく、PDP、DMD、CRT等の種々の表示デバイスを備える場合にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例としての画像表示装置1000の概略構成を示すブロック図である。
【図2】ゲイン補正部120の概略構成を示すブロック図である。
【図3】色むらを補正する方法について示す説明図である。
【図4】この発明の第2実施例としてのゲイン補正部120Aの概略構成を示すブロック図である。
【図5】プレーンについて示す説明図である。
【図6】補正タイミング制御部210から出力された画素の位置(x,y)の存在するプレーンが第1プレーンか第2プレーンか判定する条件について示す説明図である。
【図7】ゲイン計算部270において、第1、第2プレーンに存在する画素のゲイン計算について示す説明図である。
【図8】各プレーンにおける補正ゲインの補間演算式および定数テーブル220Aに格納されている定数の例を示す説明図である。
【図9】他のプレーン設定例を示す説明図である。
【図10】別のプレーン設定例を示す説明図である。
【符号の説明】
1000…画像表示装置
110…スキャンコンバータ
120…ゲイン補正部
120A…ゲイン補正部
130…コントローラ
140…バス
150…液晶パネル駆動部
160…液晶パネル
170…照明光学系
180…投写光学系
210…補正タイミング制御部
220…定数テーブル
220A…定数テーブル
230…定数セレクタ
240…赤色乗算器
250…青色乗算器
260…プレーン検出部
270…ゲイン計算部
Claims (6)
- 画像表示装置であって、
複数の色データを含む画像データを出力する画像処理部と、
前記画像処理部から出力された画像データのレベルを補正するゲイン補正部と、
複数の画素を有し、前記ゲイン補正部で補正された画像データに応じて画像を形成するための光を前記各画素ごとに射出する画像表示部と、を備え、
前記ゲイン補正部は、前記画像処理部から所定の色の一様な画像を表す画像データが出力されたときに、前記画像表示部の前記各画素から射出される光の輝度を全画素にわたって一致させることなく、前記各画素から射出される光の色度の画素同士の差が小さくなるように、前記各画素に与えられる複数の色データのうち少なくとも1つの色データのレベルを前記各画素の位置に応じてそれぞれ補正する、画像表示装置。 - 請求項1記載の画像表示装置であって、
前記ゲイン補正部は、前記各画素ごとに与えられる複数の色データのうち、所定の色データと、前記所定の色データを除く他の色データとのレベルの差が小さくなるように、前記他の色データのレベルを補正する、画像表示装置。 - 請求項2記載の画像表示装置であって、
前記所定の色データは、前記複数の色データのうち前記画像を形成するための光の輝度に最も寄与の大きな色データである、画像表示装置。 - 請求項3記載の画像表示装置であって、
前記複数の色データは、赤色と緑色と青色の3つの色データであり、
前記所定の色データは、緑色の色データである、画像表示装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像表示装置であって、
前記複数の画素は、それぞれ多角形形状を有する複数の小ブロックに区分されており、
各小ブロックの頂点に相当する頂点画素の補正量は、あらかじめ求められており、
前記各小ブロック内の前記頂点画素以外の画素の補正量は、各小ブロックごとに前記頂点画素の補正量から補間される、画像表示装置。 - 請求項5記載の画像表示装置であって、
前記複数の小ブロックは、前記複数の画素の中心の画素を通り水平方向に平行な線と垂直方向に平行な線とを対角線とする菱形を考えたとき、前記菱形の辺に平行な線と、前記水平方向に平行な線と、前記垂直方向に平行な線とで区分されている、画像表示装置。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17225499A JP3632505B2 (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | 画像表示装置 |
KR10-2000-0031003A KR100481615B1 (ko) | 1999-06-18 | 2000-06-07 | 화상 표시 장치 |
TW089111122A TW484329B (en) | 1999-06-18 | 2000-06-08 | Image display device |
US09/592,734 US7050074B1 (en) | 1999-06-18 | 2000-06-13 | Color correction in image display |
DE60045203T DE60045203D1 (de) | 1999-06-18 | 2000-06-16 | Farbkorrektur in einem Bildanzeigegerät |
EP10010474A EP2276018A1 (en) | 1999-06-18 | 2000-06-16 | Color correction in image display |
EP00305126A EP1061500B1 (en) | 1999-06-18 | 2000-06-16 | Color correction in image display |
CN00118640A CN1130584C (zh) | 1999-06-18 | 2000-06-19 | 图象显示装置 |
CNB2003101015773A CN1231805C (zh) | 1999-06-18 | 2000-06-19 | 图象显示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17225499A JP3632505B2 (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | 画像表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001008219A JP2001008219A (ja) | 2001-01-12 |
JP3632505B2 true JP3632505B2 (ja) | 2005-03-23 |
Family
ID=15938492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17225499A Expired - Fee Related JP3632505B2 (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | 画像表示装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7050074B1 (ja) |
EP (2) | EP1061500B1 (ja) |
JP (1) | JP3632505B2 (ja) |
KR (1) | KR100481615B1 (ja) |
CN (2) | CN1130584C (ja) |
DE (1) | DE60045203D1 (ja) |
TW (1) | TW484329B (ja) |
Families Citing this family (33)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100365682C (zh) * | 2001-04-26 | 2008-01-30 | 中华映管股份有限公司 | 改善等离子平面显示器上色纯度及色温的补偿方法 |
CN100356420C (zh) * | 2001-04-26 | 2007-12-19 | 中华映管股份有限公司 | 改善等离子平面显示器上色温及色偏差的补偿方法 |
US7030846B2 (en) | 2001-07-10 | 2006-04-18 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Color correction liquid crystal display and method of driving same |
US7253845B2 (en) * | 2002-01-22 | 2007-08-07 | Thomson Licensing | Color non-uniformity correction for LCOS |
FR2837056B1 (fr) * | 2002-03-07 | 2004-09-17 | France Telecom | Procede et systeme d'uniformisation du rendu colorimetrique d'une juxtaposition de surfaces d'affichage |
TWI558215B (zh) * | 2003-06-17 | 2016-11-11 | 半導體能源研究所股份有限公司 | 具有攝像功能之顯示裝置及雙向通訊系統 |
KR20050057767A (ko) * | 2003-12-11 | 2005-06-16 | 엘지전자 주식회사 | 해상도 향상 장치 및 방법 그리고 이를 이용한디스플레이장치 |
JP2005249821A (ja) * | 2004-03-01 | 2005-09-15 | Seiko Epson Corp | 色補正回路及びそれを備えた画像表示装置 |
CN100397476C (zh) * | 2004-03-12 | 2008-06-25 | 友达光电股份有限公司 | 显示器的色彩补偿电路与其补偿方法 |
WO2005109391A1 (en) * | 2004-05-11 | 2005-11-17 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Method for processing image data |
JP4196959B2 (ja) * | 2004-05-20 | 2008-12-17 | セイコーエプソン株式会社 | 電気光学装置及びその駆動回路並びに電子機器 |
US20060007239A1 (en) * | 2004-07-06 | 2006-01-12 | Harrison Charles F | Color correction system |
KR100794785B1 (ko) * | 2004-07-29 | 2008-01-21 | 삼성전자주식회사 | 자기 기록/재생장치의 헤드드럼 조립체 |
JP5127121B2 (ja) * | 2004-09-14 | 2013-01-23 | キヤノン株式会社 | 表示装置及び表示方法 |
EP1650730B1 (en) | 2004-10-25 | 2009-12-30 | Barco NV | Optical correction for high uniformity panel lights |
JP5134768B2 (ja) * | 2005-05-19 | 2013-01-30 | 株式会社ジャパンディスプレイイースト | 画像表示装置 |
JP2007025635A (ja) * | 2005-06-17 | 2007-02-01 | Fujitsu Hitachi Plasma Display Ltd | プラズマディスプレイ装置及びその処理方法 |
KR100809343B1 (ko) * | 2005-11-07 | 2008-03-05 | 삼성전자주식회사 | 디스플레이 장치 화면의 공간적 불균일을 보정하는 방법 및장치 |
US7564438B2 (en) * | 2006-03-24 | 2009-07-21 | Marketech International Corp. | Method to automatically regulate brightness of liquid crystal displays |
JP4207064B2 (ja) * | 2006-07-25 | 2009-01-14 | セイコーエプソン株式会社 | 電気光学装置、画像処理回路、画像処理方法、及び電子機器 |
JP4222392B2 (ja) | 2006-08-04 | 2009-02-12 | セイコーエプソン株式会社 | 画像表示装置および画像表示方法 |
TWI354492B (en) * | 2007-03-07 | 2011-12-11 | Marketech Int Corp | Image processing apparatus |
WO2010047091A1 (ja) * | 2008-10-20 | 2010-04-29 | パナソニック株式会社 | 画像表示装置、色信号補正装置及び色信号補正方法 |
TWI404034B (zh) * | 2009-01-23 | 2013-08-01 | Mstar Semiconductor Inc | 過驅動值產生裝置及過驅動值產生方法 |
CN101815158B (zh) * | 2009-02-20 | 2012-07-04 | 华晶科技股份有限公司 | 改善数字影像中色影的补偿方法 |
KR101319352B1 (ko) * | 2009-12-11 | 2013-10-16 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정 표시 장치의 로컬 디밍 구동 방법 및 장치 |
CN103229228B (zh) * | 2010-11-30 | 2016-01-20 | Nec显示器解决方案株式会社 | 显示装置、显示装置的色彩校正方法 |
DE102013206832A1 (de) * | 2013-04-16 | 2014-10-16 | Robert Bosch Gmbh | Bilddarstellungsvorrichtung, mobiltelefon und verfahren |
WO2015152923A1 (en) * | 2014-04-03 | 2015-10-08 | Empire Technology Development Llc | Color smear correction based on inertial measurements |
CN108020956B (zh) * | 2016-11-02 | 2020-09-04 | 群创光电股份有限公司 | 显示装置 |
US10685607B2 (en) * | 2016-11-02 | 2020-06-16 | Innolux Corporation | Adjustment method for display de-Mura |
KR102692179B1 (ko) | 2019-12-26 | 2024-08-06 | 주식회사 엘엑스세미콘 | 무라 보상 회로 및 그를 채용한 디스플레이를 위한 구동 장치 |
CN113889028A (zh) * | 2021-09-23 | 2022-01-04 | 惠州市艾比森光电有限公司 | 显示屏箱体的校正方法及装置 |
Family Cites Families (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0311390A (ja) * | 1989-06-08 | 1991-01-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 投写型画像表示装置 |
DE69022891T2 (de) | 1989-06-15 | 1996-05-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Gerät zur Kompensierung von Videosignalen. |
US5293224A (en) * | 1990-01-30 | 1994-03-08 | Pioneer Electronic Corporation | White balance control system |
US5047861A (en) * | 1990-07-31 | 1991-09-10 | Eastman Kodak Company | Method and apparatus for pixel non-uniformity correction |
US5289286A (en) * | 1991-07-18 | 1994-02-22 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Solid state sensor having logarithmic photovoltaic response, with pixel uniformity correction and white balance circuitry therefor |
JPH05197357A (ja) * | 1992-01-22 | 1993-08-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像表示装置 |
JPH06138849A (ja) * | 1992-10-30 | 1994-05-20 | Sharp Corp | 液晶映像表示装置 |
JP3014895B2 (ja) * | 1993-06-02 | 2000-02-28 | 株式会社日立製作所 | ビデオカメラ |
US6081254A (en) * | 1993-08-12 | 2000-06-27 | Hitachi, Ltd. | Color correction system of imaging apparatus |
JP3672586B2 (ja) * | 1994-03-24 | 2005-07-20 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 補正システムおよびその動作方法 |
US5510851A (en) * | 1994-03-29 | 1996-04-23 | Radius Inc. | Method and apparatus for dynamic purity correction |
US5483259A (en) * | 1994-04-12 | 1996-01-09 | Digital Light & Color Inc. | Color calibration of display devices |
US5883476A (en) * | 1994-06-09 | 1999-03-16 | Hitachi, Ltd. | Convergence correction system with recovery function and display apparatus using the same |
JPH0865546A (ja) * | 1994-08-18 | 1996-03-08 | Fuji Photo Film Co Ltd | シェーディング補正係数生成回路およびシェーディング補正係数生成方法 |
US5452109A (en) * | 1994-08-31 | 1995-09-19 | Eastman Kodak Company | Digital image signal processing apparatus and method for accumulating blocks of signal data from an imager |
CN1070013C (zh) * | 1994-12-14 | 2001-08-22 | 松下电器产业株式会社 | 具有校正亮度不均匀性的电路的投影型图像显示装置 |
US5539459A (en) * | 1995-05-18 | 1996-07-23 | Polaroid Corporation | Optimal tone scale mapping in electronic cameras |
KR970058038A (ko) * | 1995-12-08 | 1997-07-31 | 배순훈 | 휘도 변화에 따른 색좌표 보정 장치 및 그 제어 방법 |
US6043797A (en) * | 1996-11-05 | 2000-03-28 | Clarity Visual Systems, Inc. | Color and luminance control system for liquid crystal projection displays |
JPH10171045A (ja) | 1996-12-10 | 1998-06-26 | Seiko Epson Corp | 投写型表示装置 |
JP3719317B2 (ja) * | 1997-09-30 | 2005-11-24 | ソニー株式会社 | 補間方法、補間回路、画像表示装置 |
JP2001209358A (ja) * | 2000-01-26 | 2001-08-03 | Seiko Epson Corp | 表示画像のムラ補正 |
-
1999
- 1999-06-18 JP JP17225499A patent/JP3632505B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-06-07 KR KR10-2000-0031003A patent/KR100481615B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2000-06-08 TW TW089111122A patent/TW484329B/zh not_active IP Right Cessation
- 2000-06-13 US US09/592,734 patent/US7050074B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-06-16 EP EP00305126A patent/EP1061500B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-06-16 DE DE60045203T patent/DE60045203D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-06-16 EP EP10010474A patent/EP2276018A1/en not_active Withdrawn
- 2000-06-19 CN CN00118640A patent/CN1130584C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2000-06-19 CN CNB2003101015773A patent/CN1231805C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2276018A1 (en) | 2011-01-19 |
CN1512249A (zh) | 2004-07-14 |
DE60045203D1 (de) | 2010-12-23 |
JP2001008219A (ja) | 2001-01-12 |
TW484329B (en) | 2002-04-21 |
CN1231805C (zh) | 2005-12-14 |
EP1061500A2 (en) | 2000-12-20 |
KR100481615B1 (ko) | 2005-04-08 |
US7050074B1 (en) | 2006-05-23 |
EP1061500A3 (en) | 2002-05-02 |
CN1130584C (zh) | 2003-12-10 |
CN1281153A (zh) | 2001-01-24 |
EP1061500B1 (en) | 2010-11-10 |
KR20010007266A (ko) | 2001-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3632505B2 (ja) | 画像表示装置 | |
US7245307B2 (en) | Image processing system, projector, information storage medium, and image processing method | |
JP3766672B2 (ja) | 画像補正データ算出方法 | |
JP3719317B2 (ja) | 補間方法、補間回路、画像表示装置 | |
JP3719411B2 (ja) | 画像表示システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および画像処理方法 | |
JP4073949B2 (ja) | 表示装置 | |
US6704008B2 (en) | Non-uniformity correction for displayed images | |
JP5796380B2 (ja) | 画像処理方法、画像処理装置及び画像表示システム | |
JP5157358B2 (ja) | 画像表示システム、及び画像補正方法 | |
KR100813575B1 (ko) | 감마 커브 생성 방법 및 그 장치 | |
JP2009128733A (ja) | 液晶表示装置、制御回路、および液晶表示制御方法、並びにコンピュータ・プログラム | |
JP4583863B2 (ja) | 画像表示システム | |
KR101329074B1 (ko) | 평판표시장치의 화질제어 장치 및 방법 | |
JP2008008949A (ja) | 画像表示装置における画面補正データの作成方法 | |
JP3515042B2 (ja) | 画像表示装置および画像信号補正装置 | |
JP2002108298A (ja) | デジタル信号処理回路およびその処理方法、並びに表示装置、液晶表示装置および液晶プロジェクタ | |
CN115762380A (zh) | 显示方法和显示装置 | |
JP2011150111A (ja) | 画像処理装置、画像表示システム及び画像処理方法 | |
JP2009092983A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP3693999B2 (ja) | 液晶プロジェクタの液晶パネル駆動回路および駆動方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041130 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041213 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3632505 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090107 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100107 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110107 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110107 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120107 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120107 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130107 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130107 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107 Year of fee payment: 9 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |