JP6577451B2 - コーン(トウモロコシ)に使用するための、ピリジン−2−カルボン酸誘導体を含む、薬害軽減化除草組成物 - Google Patents

コーン(トウモロコシ)に使用するための、ピリジン−2−カルボン酸誘導体を含む、薬害軽減化除草組成物 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、その開示が参照により本明細書に明確に組み込まれている、2013年3月15日に出願の、米国仮特許出願第61/792,777号の利益を主張する。
作物の成長を阻害する雑草および他の植生から作物を保護することは、農業において絶えず繰り返されている課題である。この課題に対処する一助とするため、合成化学分野の研究者らは、このような望まれない成長を防除するのに有効な広範囲にわたる様々な化学品および化学製剤を製造してきた。多くのタイプの化学除草剤が文献中で開示され、多数が商業的に使用されている。しかし、時として、こうした除草剤は、防除すべき雑草および他の植生の他に、保護される作物に害を与える恐れがある。
本明細書では、除草有効量の(a)式(I)の化合物
Figure 0006577451
または農業上許容されるその塩もしくはエステル、および(b)AD67、ベンゼンスルホンアミド、ベノキサコール、N−(アミノカルボニル)−2−クロロベンゼンスルホンアミド(2−CBSU)、ダイムロン、ジクロルミド、ジクロロアセトアミド、ジシクロノン、フェンクロラゾール−エチル、フェンクロリム、フルキソフェニム、フリラゾール、イソキサジフェン−エチル、メフェンピル−ジエチル、ナフトピラノン、ナフタル酸無水物(NA)、オキサベトリニル、オキシム、フェニルピリミジン、フェニルウレア、キノリニルオキシアセテートの化学品ファミリーからの化学品、または農業上許容されるそれらの塩、エステルもしくは混合物などの、薬害軽減剤または薬害軽減能力のある適合性除草剤(compatible herbicide)を含む、コーン(トウモロコシ)において使用するための薬害軽減化除草組成物が提供される。本組成物はまた、農業上許容されるアジュバントまたは担体も含有してもよい。
本明細書では、コーン(トウモロコシ)における望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の(a)式(I)の化合物
Figure 0006577451
または農業上許容されるその塩もしくはエステル、および(b)AD67、ベンゼンスルホンアミド、ベノキサコール、N−(アミノカルボニル)−2−クロロベンゼンスルホンアミド(2−CBSU)、ダイムロン、ジクロルミド、ジクロロアセトアミド、ジシクロノン、フェンクロラゾール−エチル、フェンクロリム、フルキソフェニム、フリラゾール、イソキサジフェン−エチル、メフェンピル−ジエチル、ナフトピラノン、ナフタル酸無水物(NA)、オキサベトリニル、オキシム、フェニルピリミジン、フェニルウレア、キノリニルオキシアセテートの化学品ファミリーからの化学品、または農業上許容されるそれらの塩、エステルもしくは混合物などの、薬害軽減剤または薬害軽減能力のある適合性除草剤を含む、薬害軽減化除草組成物をコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これらを該植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む、方法も提供される。
定義
本明細書で使用する場合、式(I)の化合物は以下の構造
Figure 0006577451
を有する。式(I)の化合物は、4−アミノ−3−クロロ−6−(4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸という名前によって特定することができ、その全体が参照により本明細書に組み込まれている、米国特許第7,314,849(B2)号において記載されている。式(I)の化合物の例示的な使用には、複数の非作付けおよび作付け状況において、イネ科雑草、広葉雑草、およびスゲ雑草を含む、望ましくない植生を防除することが含まれる。
本明細書で使用する場合、薬害軽減剤には、AD67、ベンゼンスルホンアミド、ベノキサコール、N−(アミノカルボニル)−2−クロロベンゼンスルホンアミド(2−CBSU)、ダイムロン、ジクロルミド、ジクロロアセトアミド、ジシクロノン、フェンクロラゾール−エチル、フェンクロリム、フルキソフェニム、フリラゾール、イソキサジフェン−エチル、メフェンピル−ジエチル、ナフトピラノン、ナフタル酸無水物(NA)、オキサベトリニル、オキシム、フェニルピリミジン、フェニルウレア、キノリニルオキシアセテートの化学品ファミリーからの化学品、または農業上許容されるそれらの塩、エステルもしくは混合物が含まれる。
キノリニルオキシアセテートの化学品ファミリーからの化学品は、米国特許第4,902,340号に記載されている。キノリニルオキシアセテートの化学品ファミリーからの化学品/薬害軽減剤には、クロキントセット酸、クロキントセットメキシル、クロキントセットトリイソプロピルアミン、およびクロキントセットジメチルアミンなどのクロキントセットの誘導体が含まれる。クロキントセットは、(5−クロロキノリン−8−イルオキシ)酢酸の一般名である。クロキントセットの薬害軽減活性は、Tomlin, C. D. S., Ed. The Pesticide Manual: A World Compendium, 15thed.; BCPC: Alton, 2009(これ以降、The Pesticide Manual, Fifteenth Edition, 2009)において記載されている。
AD67(MON4660)は、4−(ジクロロアセチル)−1−オキサ−4−アザスピロ[4,5]デカンの一般名である。AD67の薬害軽減活性は、The Pesticide Manual, Thirteenth Edition, 2003において記載されている。
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ベノキサコールは、(±)−4−(ジクロロアセチル)−3,4−ジヒドロ−3−メチル−2H−1,4−ベンゾオキサジンの一般名である。ベノキサコールの薬害軽減活性は、The Pesticide Manual, Fifteenth Edition, 2009において記載されている。
Figure 0006577451
2−CBSUは、N−(アミノカルボニル)−2−クロロベンゼンスルホンアミドの一般名である。2−CBSUの薬害軽減活性は、Modern Crop Protection Compounds, 2007において記載されている。
Figure 0006577451
ダイムロンは、N−(4−メチルフェニル)−N’−(1−メチル−1−フェニルエチル)−ウレアの一般名である。その除草活性は、The Pesticide Manual, Fifteenth Edition, 2009において記載されている。
Figure 0006577451
ジクロルミドは、N,N−ジアリル−2,2−ジクロロアセトアミドの一般名である。その薬害軽減活性は、The Pesticide Manual, Fifteenth Edition, 2009において記載されている。
Figure 0006577451
ジシクロノン(BAS145138H)は、(RS)−1−ジクロロアセチル−3,3,8a−トリメチルペルヒドロピロロ[1,2−a]ピリミジン−6(2H)−オンの一般名である。その薬害軽減活性は、Pesticide Biochemistry and Physiology 1992, 42, 128-139において記載されている。
Figure 0006577451
フェンクロラゾールは、1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(トリクロロメチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボン酸の一般名である。その薬害軽減活性は、The Pesticide Manual, Fifteenth Edition, 2009において記載されている。
Figure 0006577451
フェンクロリムは、4,6−ジクロロ−2−フェニルピリミジンの一般名である。その薬害軽減活性は、The Pesticide Manual, Fifteenth Edition, 2009において記載されている。
Figure 0006577451
イソキサジフェン−エチルは、4,5−ジヒドロ−5,5−ジフェニル−3−イソオキサゾール−カルボン酸エチルの一般名である。その薬害軽減活性は、The Pesticide Manual, Fifteenth Edition, 2009において記載されている。
Figure 0006577451
フルキソフェニムは、1−(4−クロロフェニル)−2,2,2−トリフルオロエタノンO−(1,3−ジオキソラン−2−イルメチル)オキシムの一般名である。その薬害軽減活性は、The Pesticide Manual, Fifteenth Edition, 2009において記載されている。
Figure 0006577451
フリラゾールは、(±)−3−(ジクロロアセチル)−5−(2−フラニル)−2,2−ジメチルオキサゾリジンの一般名である。その薬害軽減活性は、The Pesticide Manual, Fifteenth Edition, 2009において記載されている。
Figure 0006577451
メフェンピル−ジエチルは、1−(2,4−ジクロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−5−メチル−1H−ピラゾール−3,5−ジカルボン酸ジエチルの一般名である。その薬害軽減活性は、The Pesticide Manual, Fifteenth Edition, 2009において記載されている。
Figure 0006577451
ナフタル酸無水物は、ナフタレン−1,8−ジカルボン酸無水物の一般名である。その薬害軽減活性は、The Pesticide Manual, Eighth Edition, 1987において記載されている。
Figure 0006577451
オキサベトリニルは、α−[(1,3−ジオキソラン−2−イル)メトキシイミノ]ベンゼンアセトニトリルの一般名である。その薬害軽減活性は、The Pesticide Manual, Fifteenth Edition, 2009において記載されている。
Figure 0006577451
本明細書で使用する場合、除草剤とは、植物を死滅させる、その成長を防除する、そうでなければ、その成長を有害に改変する活性成分を意味する。
本明細書で使用する場合、除草有効量または植生防除量とは、植生に有害な改変作用を引き起こし、自然な発育からの逸脱、死滅、調節、枯渇、生長遅延などを含む活性成分の量である。
本明細書で使用する場合、望ましくない植生を防除するとは、予防する、低減する、死滅させる、そうでなければ、植物および植生の発育を有害に改変することを意味する。本明細書では、ある種の除草剤の組合せ物または組成物を施用することにより、望ましくない植生を防除する方法が記載されている。施用方法には、以下に限定されないが、植生またはその生育場所への施用、手、バックパック、機械、トラクター、または空中(飛行機およびヘリコプター)による施用方法によって、出芽前、発生後、葉面施用(広域、直接、バンド、スポット、機械的、オーバーザトップ(over-the-top)、またはレスキュー(rescue))、および水中施用(水上および水中の植生、広域、スポット、機械的、水中注入、顆粒広域、顆粒スポット、シェーカーボトル、またはストリームスプレー)が含まれる。
本明細書で使用する場合、植物および植生には、以下に限定されないが、発芽種子、発生苗木、植生繁殖体からの発生植物、および定着した植生が含まれる。
本明細書で使用する場合、薬害軽減剤は、標的とする雑草種における活性を著しく低下させることなく、除草剤による損害から作物植物、この場合コーン(トウモロコシ)を選択的に保護する化合物である。
本明細書で使用する場合、農業上許容される塩およびエステルとは、除草活性を示す塩およびエステルであるか、あるいは植物、水、もしくは土壌中で、参照した除草剤に変換するか、または変換することができる塩またはエステルを指す。例示的な農業上許容されるエステルとは、植物、水、もしくは土壌中で、対応するカルボン酸に加水分解、酸化、代謝、そうでなければ変換されるか、またはそれらが可能となるものであり、このカルボン酸は、pHに応じて、解離形態または非解離形態で存在し得る。例示的な塩には、アルカリ金属またはアルカリ土類金属に由来する塩、ならびにアンモニアおよびアミンに由来する塩が含まれる。例示的な陽イオンには、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、および式のアミニウム陽イオン

(式中、R、R、R、およびRはそれぞれ独立して、水素またはC〜C12アルキル、C〜C12アルケニル、またはC〜C12アルキニルを表し、これらはそれぞれ、1つまたは複数のヒドロキシ基、C〜Cアルコキシ基、C〜Cアルキルチオ基、またはフェニル基によって場合により置換されているが、但し、R、R、R、およびRは立体的に共存できる条件とする)が含まれる。さらに、R、R、R、およびRの任意の2つが一緒になって、1〜12個の炭素原子と最大2個の酸素原子または硫黄原子を含有する二官能性脂肪族部位を表すことができる。塩は、水酸化ナトリウムなどの金属水酸化物、アンモニア、トリメチルアミン、ジエタノールアミン、2−メチルチオプロピルアミン、ビスアリルアミン、2−ブトキシエチルアミン、モルホリン、シクロドデシルアミン、もしくはベンジルアミンなどのアミン、または水酸化テトラメチルアンモニウムもしくは水酸化コリンなどの水酸化テトラアルキルアンモニウムで処理することによって調製することができる。
例示的なエステルには、メチルアルコール、イソプロピルアルコール、1−ブタノール、2−エチルヘキサノール、ブトキシエタノール、メトキシプロパノール、アリルアルコール、プロパルギルアルコール、シクロヘキサノール、または無置換もしくは置換ベンジルアルコールなどの、C〜C12アルキルアルコール、C〜C12アルケニルアルコール、C〜C12アルキニルアルコールまたはC〜C10アリール置換アルキルアルコールに由来するものが含まれる。ベンジルアルコールは、ハロゲン、C〜Cアルキル、またはC〜Cアルコキシから独立して選択される、1〜3つの置換基により置換されていてもよい。エステルは、ペプチドカップリングに使用されるものなどの、任意の数の適切な活性化剤(ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)またはカルボニルジイミダゾール(CDI)など)を使用し、酸とアルコールとをカップリングすることにより;塩基(トリエチルアミンまたは炭酸リチウムなど)の存在下、酸をアルキル化剤(ハロゲン化アルキルまたはスルホン酸アルキルなど)と反応させることにより;酸の対応する酸塩化物を適切なアルコールと反応させることにより;酸触媒の存在下、対応する酸を適切なアルコールと反応させるか、またはエステル交換により調製することができる。
組成物および方法
本明細書では、除草有効量の(a)式(I)の化合物
Figure 0006577451
または農業上許容されるその塩もしくはエステル、および(b)薬害軽減剤または薬害軽減能力のある適合性除草剤を含む、コーン(トウモロコシ)において使用するための、薬害軽減化除草組成物が提供される。本明細書において記載されている組成物および方法に有用な、薬害軽減剤または薬害軽減能力のある適合性除草剤には、以下に限定されないが、AD−67(MON4660)、ベンゼンスルホンアミド、ベノキサコール、N−(アミノカルボニル)−2−クロロベンゼンスルホンアミド(2−CBSU)、ダイムロン、ジクロルミド、ジクロロアセトアミド、ジシクロノン、フェンクロラゾール−エチル、フェンクロリム、フルキソフェニム、フリラゾール、イソキサジフェン−エチル、メフェンピル−ジエチル、ナフトピラノン、ナフタル酸無水物(NA)、オキサベトリニル、オキシム、フェニルピリミジン、フェニルウレア、キノリニルオキシアセテートの化学品ファミリーからの化学品、または農業上許容されるそれらの塩、エステルもしくは混合物が含まれる。
本明細書では、コーン(トウモロコシ)における望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の(a)式(I)の化合物、または農業上許容されるその塩もしくはエステル、および(b)以下に限定されないが、AD−67(MON4660)、ベンゼンスルホンアミド、ベノキサコール、N−(アミノカルボニル)−2−クロロベンゼンスルホンアミド(2−CBSU)、ダイムロン、ジクロルミド、ジクロロアセトアミド、ジシクロノン、フェンクロラゾール−エチル、フェンクロリム、フルキソフェニム、フリラゾール、イソキサジフェン−エチル、メフェンピル−ジエチル、ナフトピラノン、ナフタル酸無水物(NA)、オキサベトリニル、オキシム、フェニルピリミジン、フェニルウレア、キノリニルオキシアセテートの化学品ファミリーからの化学品、または農業上許容されるそれらの塩、エステルもしくは混合物を含む、薬害軽減剤または薬害軽減能力のある適合性除草剤を含む薬害軽減化除草組成物を、コーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これらを該植生に接触させるステップ、またはその隣接する土壌もしくは水に施用するステップを含む、方法も提供される。
望ましくない植物の成長の有害作用から保護すべきコーン(トウモロコシ)植物は、有効用量の除草剤を使用すると、ある程度の損害を受けることがある。本明細書で使用する薬害を軽減するとは、コーン(トウモロコシ)植物に対する除草剤の有害作用を防止すること、すなわち対処すべき望ましくない植物成長すなわち雑草に対する除草作用に顕著に影響(すなわち、過度に低下する)を及ぼすことなく、同時にコーン(トウモロコシ)植物を保護することを意味する。
式(I)の化合物、または農業上許容されるその塩もしくはエステル、および(b)本明細書に記載されている薬害軽減剤または薬害軽減能力のある適合性除草剤は、個別にまたはシステムの一部として一緒のどちらかで施用することができる。システムの一部の場合、例えば、式(I)の化合物、または農業上許容されるその塩もしくはエステル、および(b)本明細書に記載されている薬害軽減剤または薬害軽減能力のある適合性除草剤は、1つの組成物中に製剤化することができ、タンクミックスすることができ、同時に施用することができ、または逐次施用することができる。式(I)の化合物、または農業上許容されるその塩もしくはエステル、および(b)本明細書に記載されている薬害軽減剤または薬害軽減能力のある適合性除草剤は、コーン(トウモロコシ)または望ましくない植生に発生前に、またはコーン(トウモロコシ)または望ましくない植生に発生後に施用することができる。さらに、式(I)の化合物、または農業上許容されるその塩もしくはエステルは、コーン(トウモロコシ)または望ましくない植生に、発生前または発生後に施用することができ、(b)本明細書に記載されている薬害軽減剤または薬害軽減能力のある適合性除草剤は、コーン(トウモロコシ)に種子処理として施用することができる。
式(I)の化合物が、成長の任意の段階で、植物または植物の隣接区域に直接施用される場合、除草活性が該化合物により示される。観察される効果は、防除すべき植物種、植物の成長段階、希釈度およびスプレー液滴サイズの施用パラメータ、固体構成成分の粒子サイズ、使用時の環境条件、使用する特定の化合物、使用する特定のアジュバントおよび担体、土壌タイプなど、ならびに施用される化学品の量に依存する。これらおよび他の因子を調節して、非選択的または選択的な除草作用を促進することができる。本明細書に記載されている式(I)の組成物は、比較的未成熟な望ましくない植生に、発生後施用物、または発生前施用物として施用し、最大限の雑草防除を実現することができる。
本明細書に記載されている組成物および方法は、コーン(トウモロコシ)作物において、およびグリホセート耐性、5−エノールピルビルキシメート−3−ホスフェート(EPSP)シンターゼ阻害剤耐性、グルホシネート耐性、グルタミンシンテターゼ阻害剤耐性、ジカンバ耐性、イミダゾリノン耐性、スルホニルウレア耐性、ピリミジニルチオベンゾエート耐性、トリアゾロピリミジン耐性、スルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン耐性、フェノキシオーキシン耐性、ピリジルオキシオーキシン耐性、オーキシン耐性、オーキシン輸送阻害剤耐性、アリールオキシフェノキシプロピオネート耐性、アセチルCoAカルボキシラーゼ(ACCアーゼ)阻害剤耐性、アセト乳酸シンターゼ(ALS)またはアセトヒドロキシ酸シンターゼ(AHAS)阻害剤耐性、4−ヒドロキシフェニル−ピルベートジオキシゲナーゼ(HPPD)阻害剤耐性、フィトエンデサチュラーゼ阻害剤耐性、カロテノイド生合成阻害剤耐性、プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ(PPO)阻害剤耐性、セルロース生合成阻害剤耐性、有糸分裂阻害剤耐性、微小管阻害剤耐性、超長鎖脂肪酸阻害剤耐性、脂肪酸および脂質生合成阻害剤耐性、光化学系I阻害剤耐性、光化学系II阻害剤耐性、トリアジン耐性、およびブロモキシニル耐性コーン(トウモロコシ)作物においても、雑草を防除するために使用することができる。本明細書において提供される組成物および方法は、コーン(トウモロコシ)の種子の場合に使用することができ、種子処理すなわち植物前処理として苗床のコーン(トウモロコシ)に、および発生後処理としてコーン(トウモロコシ)に施用することができる。本組成物および方法は、特別な形質を発現するよう遺伝子組換えされているコーン(トウモロコシ)における、望ましくない植生を防除するのに使用することができる。特別な形質の例には、農学的なストレス耐性(以下に限定されないが、旱魃、寒さ、熱、塩分、水、栄養素、繁殖、pHを含む)、有害生物耐性(以下に限定されないが、昆虫、真菌、および病原体を含む)、および作物改良形質(以下に限定されないが、収量;タンパク質、炭水化物、または油分含有量;タンパク質、炭水化物、または油分組成;植物の丈および植物アーキテクチャー)が含まれる。追加の例には、バチルス・チューリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)もしくは他の殺虫性毒素などの無脊椎有害生物に毒性を示すタンパク質を発現するもの、または殺虫性毒素、除草剤抵抗性、栄養素強化、および/もしくは他の有益な形質を発現する「多重」の外来遺伝子を有するものが含まれる。
本明細書において提供される組成物および方法は、コーン(トウモロコシ)における望ましくない植生を防除するために使用さすることができる。例えば、(a)式(I)の化合物、または農業上許容されるそのエステルもしくは塩と、(b)以下に限定されないが、ベンゼンスルホンアミド、ベノキサコール、N−(アミノカルボニル)−2−クロロベンゼンスルホンアミド(2−CBSU)、ダイムロン、ジクロルミド、ジクロロアセトアミド、ジシクロノン、フェンクロラゾール−エチル、フェンクロリム、フルキソフェニム、フリラゾール、イソキサジフェン−エチル、メフェンピル−ジエチル、ナフトピラノン、ナフタル酸無水物(NA)、オキサベトリニル、オキシム、フェニルピリミジン、フェニルウレア、キノリニルオキシアセテートの化学品ファミリーからの化学品、または農業上許容されるそれらの塩、エステルもしくは混合物を含めた、薬害軽減剤または薬害軽減能力のある適合性除草剤との組合せ物は、コーン(トウモロコシ)における望ましくない植生を防除するために使用される。
例えば、本明細書において提供される組成物および方法は、以下に限定されないが、イチビ(Abutilon theophrasti Medik.)(イチビ、ABUTH)、アオゲイトウ(Amaranthus retroflexus L.)(アオゲイトウ、AMARE)、ヒユ属種(Amaranthus species)(アカザおよびアマランサス、AMASS)、ブタクサ(Ambrosia artemisiifolia L.)(ブタクサ、AMBEL)、オオブタクサ(Ambrosia trifida L.)(オオブタクサ、AMBTR)、シロザ(Chenopodium album L.)(シロザ、CHEAL)、マルバツユクサ(Commelina benghalensis L.)(マルバツユクサ、COMBE)、ノラニンジン(Daucus carota L.)(ノラニンジン、DAUCA)、ショウジョウソウ(Euphorbia heterophylla L.)(ショウジョウソウ、EPHHL)、アレチノギク(Erigeron bonariensis L.)もしくはアレチノギク(Conyza bonariensis(L.)Cronq.)(アレチノギク、ERIBO)、ヒメムカシヨモギ(Erigeron canadensis L.)もしくはヒメムカシヨモギ(Conyza canadensis(L.)Cronq.)(ヒメムカシヨモギ、ERICA)、オオアレチノギク(Conyza sumatrensis)(Retz.)E. H. Walker(オオアレチノギク、ERIFL)、シラホシムグラ(Galium aparine L.)(ヤエムグラ、GALAP)、ヒマワリ(Helianthus annuus L.)(ヒマワリ、HELAN)、ヒメオドリコソウ(Lamium purpureum L.)(ヒメオドリコソウ、LAMPU)、シダ属種(Sida species)(シダ、SIDSS)、アメリカキンゴジカ(Sida spinosa L.)(アメリカキンゴジカ、SIDSP)、シナピス属種(Sinapis species)(SINSS)、ノハラガラシ(Sinapis arvensis L.)(ノハラガラシ、SINAR)、コハコベ(Stellaria media(L.)Vill.)(コハコベ、STEME)、イヌホオズキ(Solanum nigrum L.)(イヌホオズキ、SOLNI)、またはオナモミ(Xanthium strumarium L.)(オナモミ、XANST)などの雑草の属である望ましくない植生を含む、望ましくない植生を防除するために使用することができる。
一部の実施形態では、本明細書において提供される方法は、コーン(トウモロコシ)において、望ましくない植生を防除するために利用される。ある種の実施形態では、望ましくない植生は、ノスズメノテッポウ(Alopecurus myosuroides Huds.)(ブラックグラス(blackgrass)、ALOMY)、セイヨウヌカボ(Apera spica-venti)(L.)Beauv.(ウインドグラス(windgrass)、APESV)、カラスムギ(Avena fatua L.)(カラスムギ、AVEFA)、ウマノチャヒキ(Bromus tectorum L.)(ウマノチャヒキ、BROTE)、ネズミムギ(Lolium multiflorum)Lam.(イタリアンライグラス、LOLMU)、パラリス・ミノル(Phalaris minor)Retz.(リトルシードカナリーグラス(littleseed canarygrass)、PHAMI)、スズメノカタビラ(Poa annua L.)(スズメノカタビラ、POAAN)、セタリア・プミラ(Setaria pumila)(Poir.)Roemer & J. A. Schultes(キンエノコログサ、SETLU)、エノコログサ(Setaria viridis(L.)Beauv.)(エノコログサ、SETVI)、アブラナ属種(Brassica species)(BRSSS)、セイヨウトゲアザミ(Cirsium arvense(L.)Scop.)(カナダアザミ、CIRAR)、ホウキギ(Kochia scoparia)(L.)(ホウキギ、KCHSC)、カミツレ(Matricaria recutita L.)(ワイルドカモミール、MATCH)、コシカギク(Matricaria matricarioides)(Less.)Porter(コシカギク、MATMT)、ヒナゲシ(Papaver rhoeas L.)(ヒナゲシ、PAPRH)、ソバカズラ(Polygonum convolvulus L.)(ソバカズラ、POLCO)、サルソラ・トラグス(Salsola tragus)L.(ロシアアザミ、SASKR)、オオイヌノフグリ(Veronica persica Poir.)(オオイヌノフグリ、VERPE)、マキバスミレ(Viola arvensis Murr.)(マキバスミレ、VIOAR)、またはサンシキスミレ(Viola tricolor L.)(サンシキスミレ、VIOTR)、カラスムギ(Avena fatua L.)(カラスムギ、AVEFA)、ブラキア・デクムベンス(Brachiaria decumbens)Stapf.またはウロコロラ・デクムベンス(Urochloa decumbens)(Stapf)R. D. Webster(スリナムグラス(Surinam grass)、BRADC)、パリセードグラス(Brachiaria brizantha)(Hochst. ex A. Rich.)Stapf.またはウロコロア・ブリザンタ(Urochloa brizantha)(Hochst. ex A. Rich.)R.D.(ベアードグラス(beard grass)、BRABR)、メリケンニクキビ(Brachiaria platyphylla)(Groseb.)Nashまたはメリケンニクキビ(Urochloa platyphylla)(Nash)R.D. Webster(メリケンニクキビ、BRAPP)、ブラキアリア・プランタギネア(Brachiaria plantaginea)(Link)Hitchc.またはウロコロア・プランタギネア(Urochloa plantaginea)(Link)R. D. Webster(アレクサンダーグラス(alexandergrass)、BRAPL)、シンクリノイガ(Cenchrus echinatus L.)(シンクリノイガ、CENEC)、ムレメヒシバ(Digitaria horizontalis)Willd.(ムレメヒシバ、DIGHO)、ススキメヒシバ(Digitaria insularis(L.)Mez ex Ekman)(サワーグラス(sourgrass)、TRCIN)、メヒシバ(Digitaria sanguinalis)(L.)Scop.(オオメヒシバDIGSA)、イヌビエ(Echinochloa crus-galli(L.)P. Beauv.)(イヌビエ、ECHCG)、ワセビエ(Echinochloa colonum(L.)LINK)(ワセビエ、ECHCO)、オヒシバ(Eleusine indica(L.)Gaertn.)(オヒシバ、ELEIN)、ネズミムギ(Lolium multiflorum Lam.)(イタリアンライグラス、LOLMU)、オオクサキビ(Panicum dichotomiflorum Michx.)(オオクサキビ、PANDI)、キビ(Panicum miliaceum L.)(野生キビ、PANMI)、アキノエノコログサ(Setaria faberi Herrm.)(アキノエノコログサ、SETFA)、エノコログサ(Setaria viridis(L.)Beauv.)(エノコログサ、SETVI)、セイバンモロコシ(Sorghum halepense(L.)Pers.)(セイバンモロコシ、SORHA)、ソルグム・ビコロル(Sorghum bicolor)(L.)Moench ssp. アルンジナセウム(Arundinaceum)(モロコシ、SORVU)、ショクヨウガヤツリ(Cyperus esculentus L.)(キハマスゲ、CYPES)、ハマスゲ(Cyperus rotundus L.)(ハマスゲ、CYPRO)、ブタクサモドキ(Ambrosia psilostachya DC.)(ブタクサモドキ、AMBPS)、ミズイロアオイ(Anoda cristata)(L.)Schlecht.(ミズイロアオイ、ANVCR)、オオトウワタ(Asclepias syriaca L.)(トウワタ、ASCSY)、コセンダングサ(Bidens pilosa L.)(コセンダングサ、BIDPI)、ボレリア属種(Borreria species)(BOISS)、フタバムグラ(Borreria alata(Aubl.)DC.)またはヒロハフタバムグラ(Spermacoce alata Aubl.)(ブロードリーフボタンウィード(broadleaf buttonweed)、BOILF)、ヒロハフタバムグラ(Spermacose latifolia)(ブロードリーフボタンウィード、BOILF)、セイヨウトゲアザミ(Cirsium arvense(L.)Scop.)(カナダアザミ、CIRAR)、ヨウシュチョウセンアサガオ(Datura stramonium L.)(ヨウシュチョウセンアサガオ、DATST)、シマニシキソウ(Euphorbia hirta L.)またはシマニシキソウ(Chamaesyce hirta(L.)Millsp.)(シマニシキソウ、EPHHI)、コバノショウジョウソウ(Euphorbia dentata Michx.)(歯トウダイグサ、EPHDE)、オキナアサガオ(Jacquemontia tamnifolia(L.)Griseb.)(オキナアサガオ、IAQTA)、アメリカアサガオ(Ipomoea hederacea(L.)Jacq.)(アメリカアサガオ、IPOHE)、マメアサガオ(Ipomoea lacunosa L.)(マメアサガオ、IPOLA)、トゲチシャ(Lactuca serriola L.)/Torn.(トゲチシャ、LACSE)、スベリヒユ(Portulaca oleracea L.)(スベリヒユ、POROL)、ハシカグサモドキ属種(Richardia species)(プスレイ(pusley)、RCHSS)、アメリカイヌホオズキ(Solanum ptychanthum Dunal)(アメリカイヌホオズキ、SOLPT)、またはコトブキギク(Tridax procumbens L.)(コトブキギク、TRQPR)である。
ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物および方法は、望ましくない植生を防除するために使用される。一実施形態では、望ましくない植生は、ヒマワリ属(Helianthus)またはイチビ属(Abutilon)である。一実施形態では、望ましくない植生は、ヒマワリ(Helianthus annuus)またはイチビ(Abutilon theophrasti)である。
本明細書において記載されている化合物および方法では、化合物(I)の農業上許容されるエステルまたは塩が使用される。アラルキルエステルまたはアルキルエステルなどの農業上許容されるエステルを使用することができる。このエステルは、C〜Cアルキルエステル、n−ブチルエステル、ベンジルエステル、または置換ベンジルエステルとすることができる。さらに、化合物(I)のカルボン酸形態、または式(I)の化合物のカルボン酸塩を使用することができる。
本明細書において記載されている組成物および方法では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、薬害軽減剤または薬害軽減能力のある適合性除草剤と組み合わせて使用される。式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、薬害軽減剤または薬害軽減能力のある適合性除草剤との重量比は、1:100〜25:1の範囲内にある。式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、薬害軽減剤または薬害軽減能力のある適合性除草剤との重量比は、1:90〜25:1、1:80〜25:1、1:70〜25:1、1:60〜25:1、1:50〜25:1、1:40〜25:1、1:30〜25:1、1:20〜25:1、1:18〜25:1、1:16〜25:1、1:14〜25:1、1:12〜25:1、1:10〜25:1、1:8〜25:1、1:6〜25:1、1:5〜25:1、1:4〜25:1、1:3〜25:1、1:2〜25:1、1:1〜25:1、1:100〜20:1、1:100〜18:1、1:100〜16:1、1:100〜14:1、1:100〜12:1、1:100〜10:1、1:100〜9:1、1:100〜8:1、1:100〜7:1、1:100〜6:1、1:100〜5:1、1:100〜4:1、1:100〜3:1、1:100〜2:1、1:100〜1:1、1:50〜20:1、1:40〜20:1、1:30〜20:1、1:25〜15:1、1:20〜15:1、1:18〜12:1、1:16〜10:1、1:14〜10:1、1:12〜10:1、1:10〜1:1、1:9〜1:1、1:8〜1:1、1:7〜1:1、1:6〜1:1、1:5〜1:1、1:4〜1:1、1:3〜1:1、または1:2〜1:1からの範囲内とすることもできる。さらに、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、薬害軽減剤または薬害軽減能力のある適合性除草剤との重量比は、25:1、20:1、18:1、16:1、14:1、12:1、10:1、9:1、8:1、7:1、6:1、5:1、4:1、3:1、2:1、1.9:1、1.8:1、1.7:1、1.6:1、1.5:1、1.4:1、1.3:1、1.2:1、1.1:1、1:1、1:1.1、1:1.2、1:1.3、1:1.4、1:1.5、1:1.6、1:1.7、1:1.8、1:1.9、1:2、1:2.1、1:2.2、1:2.3、1:2.4、1:2.5、1:2.6、1:2.7、1:2.8、1:2.9、1:3、1:3.1、1:3.2、1:3.3、1:3.4、1:3.5、1:3.6、1:3.7、1:3.8、1:3.9、1:4、1:4.1、1:4.2、1:4.3、1:4.4、1:4.5、1:4.6、1:4.7、1:4.8、1:4.9、1:5、1:6、1:7、1:8、1:9、1:10、1:11、1:12、1:13、1:14、1:15、1:16、1:18、1:20、1:25、1:50、1:75、または1:100とすることができる。
施用量は、防除すべき雑草の特定のタイプ、必要とする防除の程度、ならびに施用のタイミングおよび方法に依存することになろう。本明細書に記載されている組成物では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、該組成物中の式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルの総量に対して、1ヘクタールあたりの活性成分1グラム(gai/ha)〜200gai/haの施用量で施用することができる。さらに、本明細書に記載されている組成物では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、該組成物中の式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルの総量に対して、1gai/ha〜175gai/ha、5gai/ha〜150gai/ha、1gai/ha〜100gai/ha、5gai/ha〜200gai/ha、10gai/ha〜200gai/ha、12.5gai/ha〜150gai/ha、12.5gai/ha〜200gai/ha、1gai/ha〜150gai/ha、2gai/ha〜100gai/ha、2gai/ha〜75gai/ha、2gai/ha〜50gai/ha、2gai/ha〜35gai/ha、または5gai/ha〜35gai/haの施用量で施用することができる。本明細書に記載されている組成物では、薬害軽減剤または薬害軽減能力のある適合性除草剤は、1gai/ha〜1200gai/haの施用量で施用することができる。さらに、本明細書に記載されている組成物では、薬害軽減剤または薬害軽減能力のある適合性除草剤は、該組成物中の薬害軽減剤または薬害軽減能力のある適合性除草剤の総量に対して、1gai/ha〜600gai/ha、1gai/ha〜500gai/ha、1gai/ha〜400gai/ha、1gai/ha〜300gai/ha、1gai/ha〜200gai/ha、1gai/ha〜100gai/ha、1gai/ha〜50gai/ha、1gai/ha〜10gai/ha、1gai/ha〜4gai/ha、4gai/ha〜1200gai/ha、4gai/ha〜600gai/ha、5gai/ha〜600gai/ha、6gai/ha〜500gai/ha、7gai/ha〜400gai/ha、5gai/ha〜300gai/ha、4gai/ha〜200gai/ha、10gai/ha〜150gai/ha、12gai/ha〜100gai/ha、5gai/ha〜1200gai/ha、10gai/ha〜600gai/ha、10gai/ha〜500gai/ha、10gai/ha〜400gai/ha、10gai/ha〜300gai/ha、または10gai/ha〜200gai/haの施用量で施用することができる。例えば、薬害軽減剤または薬害軽減能力のある適合性除草剤は、1gai/ha〜1200gai/haの施用量で施用することができ、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、1gae/ha〜200gae/haの施用量で施用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、AD67と組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとAD67との重量比は、1:100〜25:1の範囲内にある。
方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、本明細書に記載されている薬害軽減化除草組成物をコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびAD67の総量に対して、1gai/ha〜1500gai/haの施用量で施用される。
一部の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびAD67を、例えば逐次または同時にコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これらを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、1gai/ha〜200gai/haの施用量で施用され、かつAD67は、1gai/ha〜1200gai/haの施用量で施用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、ベンゼンスルホンアミドと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとベンゼンスルホンアミドとの重量比は、1:100〜25:1の範囲内にある。
方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、本明細書に記載されている薬害軽減化除草組成物をコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびベンゼンスルホンアミドの総量に対して、1gai/ha〜1500gai/haの施用量で施用される。
一部の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびベンゼンスルホンアミドを、例えば逐次または同時にコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これらを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、1gai/ha〜200gai/haの施用量で施用され、かつベンゼンスルホンアミドは、1gai/ha〜1200gai/haの施用量で施用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、ベノキサコールと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとベノキサコールとの重量比は、1:100〜25:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとベノキサコールとの重量比は、1:2〜16:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとベノキサコールとの重量比は、1:1〜8:1の範囲内にある。
方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、本明細書に記載されている薬害軽減化除草組成物をコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびベノキサコールの総量に対して、1gai/ha〜1500gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびベノキサコールの総量に対して、90gai/ha〜160gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびベノキサコールの総量に対して、45gai/ha〜80gai/haの施用量で施用される。
一部の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびベノキサコールを、例えば逐次または同時にコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、1gai/ha〜200gai/haの施用量で施用され、かつベノキサコールは、1gai/ha〜1200gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、20gai/ha〜60gai/haの施用量で施用され、かつベノキサコールは、2.5gai/ha〜80gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、40gai/haの施用量で施用され、かつベノキサコールは、5gai/ha〜40gai/haの施用量で施用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、2−CBSUと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと2−CBSUとの重量比は、1:100〜25:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと2−CBSUとの重量比は、1:2〜16:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと2−CBSUとの重量比は、1:1〜8:1の範囲内にある。
方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、本明細書に記載されている薬害軽減化除草組成物をコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよび2−CBSUの総量に対して、1gai/ha〜1500gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよび2−CBSUの総量に対して、90gai/ha〜160gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよび2−CBSUの総量に対して、45gai/ha〜80gai/haの施用量で施用される。
一部の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよび2−CBSUを、例えば逐次または同時にコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これらを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、1gai/ha〜200gai/haの施用量で施用され、かつ2−CBSUは、1gai/ha〜1200gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、20gai/ha〜60gai/haの施用量で施用され、かつ2−CBSUは、2.5gai/ha〜80gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、40gai/haの施用量で施用され、かつ2−CBSUは、5gai/ha〜40gai/haの施用量で施用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、クロキントセットメキシルと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとクロキントセットメキシルとの重量比は、1:100〜25:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとクロキントセットメキシルとの重量比は、1:8〜2:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとクロキントセットメキシルとの重量比は、1:4〜1:1の範囲内にある。
方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、本明細書に記載されている薬害軽減化除草組成物をコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびクロキントセットメキシルの総量に対して、1gai/ha〜1500gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびクロキントセットメキシルの総量に対して、20gai/ha〜400gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびクロキントセットメキシルの総量に対して、40gai/ha〜200gai/haの施用量で施用される。
一部の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびクロキントセットメキシルを、例えば逐次または同時にコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これらを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、1gai/ha〜200gai/haの施用量で施用され、かつクロキントセットメキシルは、1gai/ha〜1200gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、10gai/ha〜80gai/haの施用量で施用され、かつクロキントセットメキシルは、10gai/ha〜320gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、20gai/ha〜40gai/haの施用量で施用され、かつクロキントセットメキシルは、20gai/ha〜160gai/haの施用量で施用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、ダイムロンと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとダイムロンとの重量比は、1:100〜25:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとダイムロンとの重量比は、1:2〜16:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとダイムロンとの重量比は、1:1〜8:1の範囲内にある。
方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、本明細書に記載されている薬害軽減化除草組成物をコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびダイムロンの総量に対して、1gai/ha〜1500gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびダイムロンの総量に対して、90gai/ha〜160gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびダイムロンの総量に対して、45gai/ha〜80gai/haの施用量で施用される。
一部の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびダイムロンを、例えば逐次または同時にコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これらを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、1gai/ha〜200gai/haの施用量で施用され、かつダイムロンは、1gai/ha〜1200gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、20gai/ha〜60gai/haの施用量で施用され、かつダイムロンは、2.5gai/ha〜80gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、40gai/haの施用量で施用され、かつダイムロンは、5gai/ha〜40gai/haの施用量で施用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、ジクロルミドと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとジクロルミドとの重量比は、1:100〜25:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとジクロルミドとの重量比は、1:2〜16:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとジクロルミドとの重量比は、1:1〜8:1の範囲内にある。
方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、本明細書に記載されている薬害軽減化除草組成物をコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびジクロルミドの総量に対して、1gai/ha〜1500gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびジクロルミドの総量に対して、90gai/ha〜160gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびジクロルミドの総量に対して、45gai/ha〜80gai/haの施用量で施用される。
一部の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびジクロルミドを、例えば逐次または同時にコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これらを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、1gai/ha〜200gai/haの施用量で施用され、かつジクロルミドは、1gai/ha〜1200gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、20gai/ha〜60gai/haの施用量で施用され、かつジクロルミドは、2.5gai/ha〜80gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、40gai/haの施用量で施用され、かつジクロルミドは、5gai/ha〜40gai/haの施用量で施用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、ジクロロアセトアミドと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとジクロロアセトアミドとの重量比は、1:100〜25:1の範囲内にある。
方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、本明細書に記載されている薬害軽減化除草組成物をコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびジクロロアセトアミドの総量に対して、1gai/ha〜1500gai/haの施用量で施用される。
一部の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびジクロロアセトアミドを、例えば逐次または同時にコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これらを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、1gai/ha〜200gai/haの施用量で施用され、かつジクロロアセトアミドは、1gai/ha〜1200gai/haの施用量で施用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、ジシクロノンと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとジシクロノンとの重量比は、1:100〜25:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとジシクロノンとの重量比は、1:2〜16:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとジシクロノンとの重量比は、1:1〜8:1の範囲内にある。
方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、本明細書に記載されている薬害軽減化除草組成物をコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびジシクロノンの総量に対して、1gai/ha〜1500gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびジシクロノンの総量に対して、90gai/ha〜160gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびジシクロノンの総量に対して、45gai/ha〜80gai/haの施用量で施用される。
一部の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびジシクロノンを、例えば逐次または同時にコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これらを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、1gai/ha〜200gai/haの施用量で施用され、かつジシクロノンは、1gai/ha〜1200gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、20gai/ha〜60gai/haの施用量で施用され、かつジシクロノンは、2.5gai/ha〜80gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、40gai/haの施用量で施用され、かつジシクロノンは、5gai/ha〜40gai/haの施用量で施用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、フェンクロラゾール−エチルと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとフェンクロラゾール−エチルとの重量比は、1:100〜25:1の範囲内にある。
方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、本明細書に記載されている薬害軽減化除草組成物をコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびフェンクロラゾール−エチルの総量に対して、1gai/ha〜1500gai/haの施用量で施用される。
一部の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびフェンクロラゾール−エチルを、例えば逐次または同時にコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これらを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、1gai/ha〜200gai/haの施用量で施用され、かつフェンクロラゾール−エチルは、1gai/ha〜1200gai/haの施用量で施用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、フェンクロリムと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとフェンクロリムとの重量比は、1:100〜25:1の範囲内にある。
方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、本明細書に記載されている薬害軽減化除草組成物をコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびフェンクロリムの総量に対して、1gai/ha〜1500gai/haの施用量で施用される。
一部の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびフェンクロリムを、例えば逐次または同時にコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これらを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、1gai/ha〜200gai/haの施用量で施用され、かつフェンクロリムは、1gai/ha〜1200gai/haの施用量で施用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、フルキソフェニムと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとフルキソフェニムとの重量比は、1:100〜25:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとフルキソフェニムとの重量比は、1:2〜16:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとフルキソフェニムとの重量比は、1:1〜8:1の範囲内にある。
方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、本明細書に記載されている薬害軽減化除草組成物をコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびフルキソフェニムの総量に対して、1gai/ha〜1500gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびフルキソフェニムの総量に対して、90gai/ha〜160gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびフルキソフェニムの総量に対して、45gai/ha〜80gai/haの施用量で施用される。
一部の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびフルキソフェニムを、例えば逐次または同時にコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これらを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、1gai/ha〜200gai/haの施用量で施用され、かつフルキソフェニムは、1gai/ha〜1200gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、20gai/ha〜60gai/haの施用量で施用され、かつフルキソフェニムは、2.5gai/ha〜80gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、40gai/haの施用量で施用され、かつフルキソフェニムは、5gai/ha〜40gai/haの施用量で施用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、フリラゾールと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとフリラゾールとの重量比は、1:100〜25:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとフリラゾールとの重量比は、1:2〜16:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとフリラゾールとの重量比は、1:1〜8:1の範囲内にある。
方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、本明細書に記載されている薬害軽減化除草組成物をコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびフリラゾールの総量に対して、1gai/ha〜1500gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびフリラゾールの総量に対して、90gai/ha〜160gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびフリラゾールの総量に対して、45gai/ha〜80gai/haの施用量で施用される。
一部の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびフリラゾールを、例えば逐次または同時にコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これらを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、1gai/ha〜200gai/haの施用量で施用され、かつフリラゾールは、1gai/ha〜1200gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、20gai/ha〜60gai/haの施用量で施用され、かつフリラゾールは、2.5gai/ha〜80gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、40gai/haの施用量で施用され、かつフリラゾールは、5gai/ha〜40gai/haの施用量で施用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、イソキサジフェン−エチルと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとイソキサジフェン−エチルとの重量比は、1:100〜25:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとイソキサジフェン−エチルとの重量比は、1:8〜16:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとイソキサジフェン−エチルとの重量比は、1:4〜8:1の範囲内にある。
方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、本明細書に記載されている薬害軽減化除草組成物をコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびイソキサジフェン−エチルの総量に対して、1gai/ha〜1500gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびイソキサジフェン−エチルの総量に対して、4gai/ha〜400gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびイソキサジフェン−エチルの総量に対して、8gai/ha〜200gai/haの施用量で施用される。
一部の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびイソキサジフェン−エチルを、例えば逐次または同時にコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これらを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、1gai/ha〜200gai/haの施用量で施用され、かつイソキサジフェン−エチルは、1gai/ha〜1200gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、2gai/ha〜80gai/haの施用量で施用され、かつイソキサジフェン−エチルは、2gai/ha〜320gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、4gai/ha〜40gai/haの施用量で施用され、かつイソキサジフェン−エチルは、4gai/ha〜160gai/haの施用量で施用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、メフェンピル−ジエチルと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとメフェンピル−ジエチルとの重量比は、1:100〜25:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとメフェンピル−ジエチルとの重量比は、1:2〜16:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとメフェンピル−ジエチルとの重量比は、1:1〜8:1の範囲内にある。
方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、本明細書に記載されている薬害軽減化除草組成物をコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびメフェンピル−ジエチルの総量に対して、1gai/ha〜1500gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびメフェンピル−ジエチルの総量に対して、90gai/ha〜160gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびメフェンピル−ジエチルの総量に対して、45gai/ha〜80gai/haの施用量で施用される。
一部の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびメフェンピル−ジエチルを、例えば逐次または同時にコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これらを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、1gai/ha〜200gai/haの施用量で施用され、かつメフェンピル−ジエチルは、1gai/ha〜1200gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、20gai/ha〜60gai/haの施用量で施用され、かつメフェンピル−ジエチルは、2.5gai/ha〜80gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、40gai/haの施用量で施用され、かつメフェンピル−ジエチルは、5gai/ha〜40gai/haの施用量で施用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、ナフトピラノンと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとナフトピラノンとの重量比は、1:100〜25:1の範囲内にある。
方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、本明細書に記載されている薬害軽減化除草組成物をコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびナフトピラノンの総量に対して、1gai/ha〜1500gai/haの施用量で施用される。
一部の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびナフトピラノンを、例えば逐次または同時にコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これらを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、1gai/ha〜200gai/haの施用量で施用され、かつナフトピラノンは、1gai/ha〜1200gai/haの施用量で施用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、ナフタル酸無水物と組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとナフタル酸無水物との重量比は、1:100〜25:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとナフタル酸無水物との重量比は、1:2〜16:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとナフタル酸無水物との重量比は、1:1〜8:1の範囲内にある。
方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、本明細書に記載されている薬害軽減化除草組成物をコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびナフタル酸無水物の総量に対して、1gai/ha〜1500gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびナフタル酸無水物の総量に対して、90gai/ha〜160gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびナフタル酸無水物の総量に対して、45gai/ha〜80gai/haの施用量で施用される。
一部の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびナフタル酸無水物を、例えば逐次または同時にコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これらを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、1gai/ha〜200gai/haの施用量で施用され、かつナフタル酸無水物は、1gai/ha〜1200gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、20gai/ha〜60gai/haの施用量で施用され、かつナフタル酸無水物は、2.5gai/ha〜80gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、40gai/haの施用量で施用され、かつナフタル酸無水物は、5gai/ha〜40gai/haの施用量で施用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、オキサベトリニルと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとオキサベトリニルとの重量比は、1:100〜25:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとオキサベトリニルとの重量比は、1:2〜16:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとオキサベトリニルとの重量比は、1:1〜8:1の範囲内にある。
方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、本明細書に記載されている薬害軽減化除草組成物をコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびオキサベトリニルの総量に対して、1gai/ha〜1500gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびオキサベトリニルの総量に対して、90gai/ha〜160gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびオキサベトリニルの総量に対して、45gai/ha〜80gai/haの施用量で施用される。
一部の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびオキサベトリニルを、例えば逐次または同時にコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これらを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、1gai/ha〜200gai/haの施用量で施用され、かつオキサベトリニルは、1gai/ha〜1200gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、20gai/ha〜60gai/haの施用量で施用され、かつオキサベトリニルは、2.5gai/ha〜80gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、40gai/haの施用量で施用され、かつオキサベトリニルは、5gai/ha〜40gai/haの施用量で施用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、オキシムと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとオキシムとの重量比は、1:100〜25:1の範囲内にある。
方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、本明細書に記載されている薬害軽減化除草組成物をコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびオキシムの総量に対して、1gai/ha〜1500gai/haの施用量で施用される。
一部の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびオキシムを、例えば逐次または同時にコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これらを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、1gai/ha〜200gai/haの施用量で施用され、かつオキシムは、1gai/ha〜1200gai/haの施用量で施用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、フェニルピリミジンと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとフェニルピリミジンとの重量比は、1:100〜25:1の範囲内にある。
方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、本明細書に記載されている薬害軽減化除草組成物をコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびフェニルピリミジンの総量に対して、1gai/ha〜1500gai/haの施用量で施用される。
一部の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびフェニルピリミジンを、例えば逐次または同時にコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これらを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、1gai/ha〜200gai/haの施用量で施用され、かつフェニルピリミジンは、1gai/ha〜1200gai/haの施用量で施用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、フェニルウレアと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとフェニルウレアとの重量比は、1:100〜25:1の範囲内にある。
方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、本明細書に記載されている薬害軽減化除草組成物をコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびフェニルウレアの総量に対して、1gai/ha〜1500gai/haの施用量で施用される。
一部の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびフェニルウレアを、例えば逐次または同時にコーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これらを望ましくない植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、1gai/ha〜200gai/haの施用量で施用され、かつフェニルウレアは、1gai/ha〜1200gai/haの施用量で施用される。
本明細書に記載されている混合物の構成成分は、個別に、またはマルチパートな除草剤システムの一部としてのどちらかで施用することができる。
本明細書に記載されている薬害軽減化除草混合物は、より幅広く多様な望ましくない植生を防除するために、1種または複数の他の除草剤と併用して施用することができる。他の除草剤と併用する場合、該組成物は、他の除草剤(複数可)と一緒に製剤化する、他の除草剤(複数可)とタンク混合する、または他の除草剤(複数可)と逐次施用することができる。本明細書に記載されている組成物および方法と併用することができる除草剤の一部には、以下に限定されないが、4−CPA、4−CPB、4−CPP、2,4−D、2,4−Dコリン塩、2,4−Dエステルおよびアミン、2,4−DB、3,4−DA、3,4−DB、2,4−DEB、2,4−DEP、3,4−DP、2,3,6−TBA、2,4,5−T、2,4,5−TB、アセトクロル、アシフルオルフェン、アクロニフェン、アクロレイン、アラクロル、アリドクロル、アロキシジム、アリルアルコール、アロラック、アメトリジオン、アメトリン、アミブジン、アミカルバゾン、アミドスルフロン、アミノシクロピラクロル、アミノピラリド、アミプロホス−メチル、アミトロール、アンモニウムスルファメート、アニロホス、アニスロン、アスラム、アトラトン、アトラジン、アザフェニジン、アジムスルフロン、アジプロトリン、バーバン、BCPC、ベフルブタミド、ベナゾリン、ベンカルバゾン、ベンフルラリン、ベンフレセート、ベンスルフロン−メチル、ベンスリド、ベンチオカルブ、ベンタゾン−ナトリウム、ベンザドクス、ベンズフェンジゾン、ベンジプラム、ベンゾビシクロン、ベンゾフェナプ、ベンンゾフルオル、ベンゾイルプロップ、ベンズチアズロン、ビアラホス、ビシクロピロン、ビフェノックス、ビラナホス、ビスピリバク−ナトリウム、ホウ砂、ブロマシル、ブロモボニル、ブロモブチド、ブロモフェノキシム、ブロモキシニル、ブロムピラゾン、ブタクロル、ブタフェナシル、ブタミホス、ブテナクロル、ブチダゾール、ブチウロン、ブトラリン、ブトロキシジム、ブツロン、ブチレート、カコジル酸、カフェンストロール、塩素酸カルシウム、カルシウムシアナミド、カンベンジクロル、カルバスラム、カルベタミド、カルボキサゾール、クロルプロカルブ、カルフェントラゾン−エチル、CDEA、CEPC、クロメトキシフェン、クロラムベン、クロラノクリル、クロラジホップ、クロラジン、クロルブロムロン、クロルブファム、クロレツロン、クロルフェナク、クロルフェンプロップ、クロルフルラゾール、クロルフルレノール、クロリダゾン、クロリムロン、クロルニトロフェン、クロロポン、クロロトルロン、クロロクスロン、クロロキシニル、クロルプロファム、クロルタール、クロルチアミド、シニドン−エチル、シンメチリン、シノスルフロン、シサニリド、クレトジム、クリオジネート、クロジナホップ−プロパルギル、クロホップ、クロマゾン、クロメプロップ、クロプロップ、クロプロキシジム、クロピラリド、クロランスラム−メチル、CMA、硫酸銅、CPMF、CPPC、クレダジン、クレゾール、クミルロン、シアナトリン、シアナジン、シクロエート、シクロピリモレート、シクロスルファムロン、シクロキシジム、シクルロン、シハロホップ−ブチル、シペルコート、シプラジン、シプラゾール、シプロミド、ダラポン、ダゾメット、デラクロル、デスメジファム、デスメトリン、ジ−アレート、ジカンバ、ジクロベニル、ジクロラルウレア、ジクロルメート、ジクロルプロップ、ジクロルプロップ−P、ジクロホップ−メチル、ジクロスラム、ジエタムコート、ジエタチル、ジフェノペンテン、ジフェノクスロン、ジフェンゾコート、ジフルフェニカン、ジフルフェンゾピル、ジメフロン、ジメタクロル、ジメタメトリン、ジメテナミド、ジメテナミド−P、ジメキサノ、ジミダゾン、ジニトラミン、ジノフェネート、ジノプロップ、ジノサム、ジノセブ、ジノテルブ、ジフェナミド、ジプロペトリン、ジクワット、ジスル、ジチオピル、ジウロン、DMPA、DNOC、DSMA、EBEP、エグリナジン、エンドタール、エプロナズ、EPTC、エルボン、エスプロカルブ、エタルフルラリン、エタメトスルフロン、エチジムロン、エチオレート、エトフメセート、エトキシフェン、エトキシスルフロン、エチノフェン、エトニプロミド、エトベンザニド、EXD、フェナスラム、フェノプロップ、フェノキサプロップ、フェノキサプロップ−P−エチル、フェノキサプロップ−P−エチル+イソキサジフェン−エチル、フェノキサスルホン、フェンテラコール、フェンチアプロップ、フェントラザミド、フェヌロン、硫酸第一鉄、フラムプロップ、フラムプロップ−M、フラザスルフロン、フロラスラム、フルアジホップ、フルアジホップ−P−ブチル、フルアゾレート、フルカルバゾン、フルセトスルフロン、フルクロラリン、フルフェナセット、フルフェニカン、フルフェンピル−エチル、フルメツラム、フルメジン、フルミクロラック−ペンチル、フルミオキサジン、フルミプロピン、フルオメツロン、フルオロジフェン、フルオログリコフェン、フルオロミジン、フルオロニトロフェン、フルオチウロン、フルポキサム、フルプロパシル、フルプロパネート、フルピルスルフロン、フルリドン、フルロクロリドン、フルロキシピル、フルロキシピル−メプチル、フルルタモン、フルチアセット、ホメサフェン、ホラムスルフロン、ホサミン、フミクロラック、フリロキシフェン、グルホシネート塩およびエステル、ハラウキシフェン、ハラウキシフェン−メチル、グルホシネート−アンモニウム、グルホシネート−P−アンモニウム、グリホセート塩およびエステル、ハロサフェン、ハロスルフロン−メチル、ハロキシジン、ハロキシホップ−メチル、ハロキシホップ−P−メチル、ヘキサクロロアセトン、ヘキサフルレート、ヘキサジノン、イマザメタベンズ、イマザモクス、イマザピック、イマザピル、イマザクイン、イマゼタピル、イマゾスルフロン、インダノファン、インダジフラム、ヨードボニル、ヨードメタン、ヨードスルフロン、ヨードスルフロン−エチル−ナトリウム、イオフェンスルフロン、イオキシニル、イパジン、イプフェンカルバゾン、イプリミダム、イソカルバミド、イソシル、イソメチオジン、イソノルロン、イソポリネート、イソプロパリン、イソプロツロン、イソウロン、イソキサベン、イソキサクロルトール、イソキサフルトール、イソキサピリホップ、カルブチレート、ケトスピラドクス、ラクトフェン、レナシル、リヌロン、MAA、MAMA、MCPAエステルおよびアミン、MCPA−チオエチル、MCPB、メコプロップ、メコプロップ−P、メジノテルブ、メフェナセット、メフルイジド、メソプラジン、メソスルフロン、メソトリオン、メタム、メタミホップ、メタミトロン、メタザクロル、メタゾスルフロン、メトフルラゾン、メタベンズチアズロン、メタルプロパリン、メタゾール、メチオベンカルブ、メチオゾリン、メチウロン、メトメトン、メトプロトリン、臭化メチル、イソチオシアン酸メチル、メチルジムロン、メトベンズロン、メトブロムロン、メトラクロル、メトスラム、メトクスロン、メトリブジン、メトスルフロン、メトスルフロン−メチル、モリネート、モナリド、モニソウロン、モノクロロ酢酸、モノリヌロン、モヌロン、モルファムコート、MSMA、ナプロアニリド、ナプロパミド、ナプロパミド−M、ナプタラム、ネブロン、ニコスルフロン、ニピラクロフェン、ニトラリン、ニトロフェン、ニトロフルオルフェン、ノルフルラゾン、ノルロン、OCH、オルベンカルブ、オルト−ジクロロベンゼン、オルトスルファムロン、オリザリン、オキサジアルギル、オキサジアゾン、オキサピラゾン、オキサスルフロン、オキサジクロメホン、オキシフルオルフェン、パラフルフェン−エチル、パラフルロン、パラコート、ペブレート、ペラルゴン酸、ペンジメタリン、ペノキシスラム、ペンタクロロフェノール、ペンタノクロル、ペントキサゾン、ペルフルイドン、ペトキサミド、フェニソファム、フェンメジファム、フェンメジファム−エチル、フェノベンズロン、酢酸フェニル水銀、ピクロラム、ピコリナフェン、ピノキサデン、ピペロホス、亜ヒ酸カリウム、アジ化カリウム、シアン酸カリウム、プレチラクロル、プリミスルフロン−メチル、プロシアジン、プロジアミン、プロフルアゾール、プロフルラリン、プロホキシジム、プログリナジン、プロヘキサジオン−カルシウム、プロメトン、プロメトリン、プロンアミド、プロパクロル、プロパニル、プロパクイザホップ、プロパジン、プロファム、プロピソクロル、プロポキシカルバゾン、プロピリスルフロン、プロピザミド、プロスルファリン、プロスルホカルブ、プロスルフロン、プロキサン、プリナクロル、ピダノン、ピラクロニル、ピラフルフェン−エチル、ピラスルホトール、ピラゾジル、ピラゾリネート、ピラゾスルフロン−エチル、ピラゾキシフェン、ピリベンゾキシム、ピリブチカルブ、ピリクロル、ピリダホル、ピリデート、ピリフタリド、ピリミノバク、ピリミスルファン、ピリチオバク−ナトリウム、ピロキサスルホン、ピロキシスラム、キンクロラック、キンメラック、キノクラミン、キノナミド、キザロホップ、キザロホップ−P−エチル、ローデタニル、リムスルフロン、サフルフェナシル、S−メトラクロル、セブチラジン、セクブメトン、セトキシジム、シデュロン、シマジン、シメトン、シメトリン、SMA、亜ヒ酸ナトリウム、アジ化ナトリウム、塩素酸ナトリウム、スルコトリオン、スルファルレート、スルフェントラゾン、スルホメツロン、スルホセート、スルホスルフロン、硫酸、スルグリカピン、スウェップ、SYN−523、TCA、テブタム、テブチウロン、テフリルトリオン、テムボトリオン、テプラロキシジム、テルバシル、テルブカルブ、テルブクロル、テルブメトン、テルブチラジン、テルブトリン、テトラフルロン、テニルクロル、チアザフルロン、チアゾピル、チジアジミン、チジアズロン、チエンカルバゾン−メチル、チフェンスルフロン、チフェンスルフロン−メチル、チオベンカルブ、チオカルバジル、チオクロリム、トプラメゾン、トラルコキシジム、トリアファモン、トリ−アレート、トリアスルフロン、トリアジフラム、トリベヌロン、トリベヌロン−メチル、トリカムバ、トリクロピルコリン塩、トリクロピルエステルおよび塩、トリジファン、トリエタジン、トリフロキシスルフロン、トリフルラリン、トリフルスルフロン、トリホップ、トリホップシメ、トリヒドロキシトリアジン、トリメツロン、トリプロピンダン、トリタック、トリトスルフロン、ベルノレート、キシラクロル、ならびにそれらの塩、エステル、光学活性異性体、および混合物が含まれる。
その使用について本明細書に記載されている薬害軽減化組成物および方法は、さらに、グリホセート耐性、グルホシネート耐性、グルタミンシンテターゼ阻害剤耐性、ジカンバ耐性、フェノキシオーキシン耐性、ピリジルオキシオーキシン耐性、オーキシン耐性、オーキシン輸送阻害剤耐性、アリールオキシフェノキシプロピオネート耐性、シクロヘキサンジオン耐性、フェニルピラゾリン耐性、ACCアーゼ阻害耐性、イミダゾリノン耐性、スルホニルウレア耐性、ピリミジニルチオベンゾエート耐性、トリアゾロピリミジン耐性、スルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン耐性、ALSまたはAHAS阻害耐性、HPPD耐性、フィトエンデサチュラーゼ阻害剤耐性、カロテノイド生合成阻害剤耐性、PPO阻害耐性、セルロース生合成阻害剤耐性、有糸分裂阻害剤耐性、微小管阻害剤耐性、超長鎖脂肪酸阻害剤耐性、脂肪酸および脂質生合成阻害剤耐性、光化学系I阻害剤耐性、光化学系II阻害剤耐性、トリアジン耐性、ブロモキシニル耐性、ならびに単一および/または複数の抵抗性メカニズムにより、複数の化学品および/または複数の作用機序に耐性を付与する複数または多重の形質を有している作物に対して、グリホセート、5−エノールピルビルシキメート−3−ホスフェート(EPSP)シンターゼ阻害剤、グルホシネート、グルタミンシンテターゼ阻害剤、ジカンバ、フェノキシオーキシン、ピリジルオキシオーキシン、合成オーキシン、オーキシン輸送阻害剤、アリールオキシフェノキシプロピオネート、シクロヘキサンジオン、フェニルピラゾリン、アセチルCoAカルボキシラーゼ(ACCアーゼ)阻害剤、イミダゾリノン、スルホニルウレア、ピリミジニルチオベンゾエート、トリアゾロピリミジン、スルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン、アセト乳酸シンターゼ(ALS)またはアセトヒドロキシ酸シンターゼ(AHAS)阻害剤、4−ヒドロキシフェニル−ピルベートジオキシゲナーゼ(HPPD)阻害剤、フィトエンデサチュラーゼ阻害剤、カロテノイド生合成阻害剤、プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ(PPO)阻害剤、セルロース生合成阻害剤、有糸分裂阻害剤、微小管阻害剤、超長鎖脂肪酸阻害剤、脂肪酸および脂質生合成阻害剤、光化学系I阻害剤、光化学系II阻害剤、トリアジン、およびブロモキシニルと併用することができる。式(I)の化合物、またはその塩もしくはエステル、およびその補足的な除草剤、またはその塩もしくはエステルは、処理される作物に選択性を示し、かつ使用される施用量においてこれらの化合物により防除される雑草のスペクトルを補足する、除草剤と組み合わせて使用され得る。本明細書に記載されている組成物、および他の補足的な除草剤は、組合せ製剤またはタンクミックスのいずれかとして、同時に施用され得る。
本組成物および方法は、農学的なストレス耐性(以下に限定されないが、旱魃、寒さ、熱、塩分、水、栄養素、繁殖、pHを含む)、有害生物耐性(以下に限定されないが、昆虫、真菌、および病原体を含む)、および作物改良形質(以下に限定されないが、収量;タンパク質、炭水化物、または油分含有量;タンパク質、炭水化物、または油分組成;植物の丈および植物アーキテクチャー)を有するコーン(トウモロコシ)において、望ましくない植生を防除するのに使用することができる。
一部の実施形態では、本明細書に記載されている組成物は、2,3,5−トリ−ヨード安息香酸、IAA、IBA、ナフタレンアセトアミド、α−ナフタレン酢酸、ベンジルアデニン、4−ヒドロキシフェネチルアルコール、キネチン、ゼアチン、エンドタール、ペンタクロロフェノール、チジアズロン、トリブホス、アビグリシン、エテホン、マレイン酸ヒドラジド、ジベレリン、ジベレリン酸、アブシシン酸、アンシミドール、ホアミン、グリホシン、イソピリモール、ジャスモン酸、マレイン酸ヒドラジド、メピコート、モルファクチン、ジクロルフルレノール、フルルプリミドール、メフルイジド、パクロブトラゾール、テトシクラシス、ウニコナゾール、ブラシノリド、ブラシノリド−エチル、シクロヘキシミド、エチレン、メタスルホカルブ、プロヘキサジオン、トリアペンテノール、およびトリネキサパックなどの1つまたは複数の植物成長調節剤と組み合わせて使用される。一部の実施形態では、植物成長調節剤は、植物に対して優先的に有利な作用を引き起こすよう、式(I)の化合物と混合される。
本明細書において提供される組成物は、1種または複数の農業上許容されるアジュバントまたは担体をさらに含むことができる。適切なアジュバントまたは担体は、コーン(トウモロコシ)の存在下で、特に、選択的に雑草を防除するために組成物を施用する際に使用される濃度において、コーン(トウモロコシ)に対して植物毒性があるべきではなく、また除草性構成成分または他の組成物成分と化学反応すべきではない。このような混合物は、雑草もしくはこれらの生育場所に直接施用するように設計することができ、または施用前に追加の担体およびアジュバントにより通常希釈される濃縮製剤または製剤にすることができる。アジュバンドまたは担体は、例えば、粉剤、粒剤、顆粒水和剤、もしくは水和剤などの固体、または例えば、乳剤、液剤、エマルション製剤、もしくは懸濁製剤などの液体とすることができる。さらに、アジュバントまたは担体は、前混合物またはタンク混合物として、提供することもできる。
適切な農業用アジュバントおよび担体は当業者に公知であり、以下に限定されないが、作物油濃縮物;ノニルフェノールエトキシレート;ベンジルココアルキルジメチル四級アンモニウム塩;石油炭化水素、アルキルエステル、有機酸、および陰イオン性界面活性剤のブレンド;C〜C11アルキルポリグリコシド;リン酸化アルコールエトキシレート;天然一級アルコール(C12〜C16)エトキシレート;ジ−sec−ブチルフェノールEO−POブロックコポリマー;ポリシロキサン−メチルキャップ;ノニルフェノールエトキシレート+尿素硝酸アンモニウム;乳化メチル化種子油;トリデシルアルコール(合成)エトキシレート(8EO);獣脂アミンエトキシレート(15 EO);PEG(400)ジオレエート−99を含む。
本明細書において記載されている組成物および方法において使用することができる液体担体の例には、水および有機溶媒が含まれる。有用な有機溶媒の例には、以下に限定されないが、石油留分または炭化水素(例えば鉱物油、芳香族溶媒、パラフィン油など);植物油(例えばダイズ油、ナタネ油、オリーブ油、ヒマシ油、ヒマワリ種子油、ヤシ油、トウモロコシ油、綿実油、アマニ油、パーム油、ラッカセイ油、ベニバナ油、ゴマ油、キリ油など);上記植物油のエステル;モノアルコールもしくは二価、三価、または他の低級ポリアルコール(4〜6個のヒドロキシ含有)のエステル(例えばステアリン酸2−エチルヘキシル、オレイン酸n−ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、二オレイン酸プロピレングリコール、コハク酸ジ−オクチル、アジピン酸ジ−ブチル、フタル酸ジ−オクチルなど);モノ、ジおよびポリカルボン酸のエステルなどが含まれる。具体的な有機溶媒には、以下に限定されないが、トルエン、キシレン、石油ナフサ、作物油、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、トリクロロエチレン、パークロロエチレン、酢酸エチル、酢酸アミル、酢酸ブチル、プロピレングリコールモノメチルエーテルおよびジエチレングリコールモノメチルエーテル、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、アミルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、N−メチル−2−ピロリジノン、N,N−ジメチルアルキルアミド、ジメチルスルホキシド、液体肥料などが含まれる。濃縮製剤の希釈用担体として有用なものは水である。
適当な固体担体には、以下に限定されないが、タルク、パイロフィライト粘土、シリカ、アタパルガス粘土、カオリン粘土、キーゼルグール、チョーク、珪藻土、石灰、炭酸カルシウム、ベントナイト粘土、フラー土、綿実殻、小麦粉、大豆粉、軽石、木粉、クルミ殻粉、リグニン、セルロースなどが含まれる。
本明細書に記載されている組成物は、1種または複数の界面活性剤をさらに含むことができる。こうした界面活性剤は、固体と液体の組成物の両方に使用することができ、施用前に担体により希釈されるよう設計され得る。界面活性剤は、性質が陰イオン性、陽イオン性、または非イオン性とすることができ、乳化剤、湿潤剤、懸濁化剤として、または別の目的のために使用することができる。本発明の製剤においてやはり使用することができる界面活性剤は、とりわけ、McCutcheon’s Detergents and Emulsifiers Annual、MC Publishing Corp.:Ridgewood、New Jersey、1998およびEncyclopedia of Surfactants、I〜III巻、Chemical Publishing Co.:New York、1980〜81に記載されている。界面活性剤には、以下に限定されないが、アルキル硫酸塩(ラウリル硫酸ジエタノールアンモニウムなど);アルキルアリールスルホン酸塩(ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムなど);アルキルフェノール−アルキレンオキシド付加生成物(ノニルフェノール−C18エトキシレートなど);アルコール−アルキレンオキシド付加生成物(トリデシルアルコール−C16エトキシレートなど);セッケン(ステアリン酸ナトリウムなど);アルキルナフタレン−スルホン酸塩(ジブチルナフタレンスルホン酸ナトリウムなど);スルホコハク酸塩のジアルキルエステル(ジ(2−エチルヘキシル)スルホコハク酸ナトリウムなど);ソルビトールエステル(オレイン酸ソルビトールなど);四級アミン(塩化ラウリルトリメチルアンモニウムなど);脂肪酸のポリエチレングリコールエステル(ステアリン酸ポリエチレングリコールなど);エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドのブロックコポリマー;モノおよびジアルキルリン酸エステルの塩;植物油または種子油(例えばダイズ油、ナタネ/キャノーラ油、オリーブ油、ヒマシ油、ヒマワリ種子油、ヤシ油、トウモロコシ油、綿実油、アマニ油、パーム油、ラッカセイ油、ベニバナ油、ゴマ油、キリ油など);および上記植物油のエステル、例えばメチルエステルが含まれる。植物油もしくは種子油、およびそれらのエステルなどのこれらの物質は、農業用アジュバントとして、液体担体として、または界面活性剤として、互換的に使用することができる。
本明細書において提供される組成物において有用な他の添加物には、以下に限定されないが、相溶化剤、消泡剤、金属イオン封鎖剤、中和剤および緩衝剤、腐食防止剤、色素剤、付臭剤、展着剤、浸透助剤、固着剤、分散剤、増粘剤、凝固点降下剤、抗微生物剤などが含まれる。本組成物はまた、他の適合性構成成分、例えば他の除草剤、植物成長調節剤、殺真菌剤、殺虫剤などを含有してもよく、また、液体肥料と共に、または硝酸アンモニウム、尿素などの固形の微粒子肥料の担体と共に製剤化することができる。
本明細書に記載されている組成物中の活性成分の濃度は、一般に約0.0005〜98重量%である。さらに、0.0006〜90重量%の濃度を使用することができる。濃縮製剤として使用するよう設計されている組成物では、活性成分は、0.1〜98重量%、または0.5〜90重量%の濃度で存在することができる。こうした組成物は、施用前に例えば水などの不活性担体により希釈することができる。植生またはそこに隣接する土壌もしくは水に通常施用される希釈組成物は、活性成分を0.0006〜15.0重量%、または0.001〜10.0重量%含有することができる
本発明の組成物は、従来の土壌用または空中用の散粉器、散布器、および散粒機の使用によって、灌水または田面水への添加によって、ならびに当業者に公知の慣用的な他の手段によって、植生またはそこに隣接する土壌もしくは水に施用することができる。
以下の実施例は、本明細書において記載されている組成物および方法の様々な態様を例示するために提示されており、特許請求の範囲に対する限定として解釈すべきではない。
[実施例I]
コーン(トウモロコシ)における発生後薬害軽減化除草活性の評価。
103.2平方センチメートル(cm)の表面積を有するプラスチック製ポット中のSun Gro MetroMix(登録商標)306播種用混合物(通常、pH6.0〜6.8および有機物含有量約30%を有する)に、所望の試験植物種の種子を植え付けた。良好な発芽および健常な植物を確実とするために必要な場合、殺真菌剤処理および/または他の化学的もしくは物理的処理を施した。植物は、日中は約18℃および夜間は17℃に維持されている、約14時間の光周期の温室中で7〜36日間栽培した。栄養素および水を定期的に加え、必要に応じて、1000ワットのオーバーヘッド型金属ハロゲン化物ランプを用いて、補足的な照明を供給した。これらの植物が第2または第3本葉期に到達すると、試験に用いた。
処理は、式(I)のエステル(ベンジル)化合物(化合物Aのベンジルエステル)、および様々な薬害軽減剤の単独および組合せからなった。式(I)の化合物および薬害軽減剤の構成成分は、活性成分基準で施用した。
製剤化した化合物からなる処理の場合、測定量の式(I)の化合物を25mLガラス製バイアルに個別に入れて、Agri−dex濃縮作物油が体積あたり1.25%体積(v/v)となる体積で希釈し、保存溶液を得た。試験化合物が容易に溶解しない場合、この混合物を温める、かつ/または超音波処理した。製剤化した薬害軽減剤の保存溶液は同じ手順に従って調製した。施用溶液は、必要量の各保存溶液を混合して、適量のAgri−dex濃縮作物油1.25%(v/v)の水性混合物を添加することにより調製し、適切な最終濃度の施用溶液にした。
製剤化した式(I)の化合物および薬害軽減剤の工業化合物からなる処理の場合、秤量した工業物質を25mLガラス製バイアルに個別に入れて、アセトン/DMSO97:3v/vの体積中に溶解し、最高濃度の薬害軽減剤の保存溶液を得、また測定量の製剤化した式(I)の化合物を25mLガラス製バイアルに個別に入れて、Agri−dex濃縮作物油が1.25%(v/v)となる体積で希釈して、最高濃度の保存溶液を得た。試験化合物が容易に溶解しない場合、この混合物を温める、かつ/または超音波処理した。施用溶液は、適量の各保存溶液を加え、適量のAgri−dex濃縮作物油1.25%(v/v)の水性混合物を添加することにより、適切な最終濃度に希釈することによって調製した。することによって調製した。
植物の平均草冠から18インチ(43cm)上のスプレー高さにおいて、施用面積0.503平方メートル(m)全面に、1ヘクタールあたり187リットル(L/ha)を送達するよう較正した8002Eノズルを装備したオーバーヘッド型Mandelトラック噴霧機を用いて、施用溶液を植物性材料に施用した。対照植物には、溶媒ブランクを同じ方法で散布した。
処理済み植物および対照植物を上記の温室に入れ、試験化合物が洗い流されるのを予防するために、地下灌水によって給水した。20〜22日後に、対照植物の状態と比較した試験植物の状態を目視によって決定し、0〜100パーセントの尺度(0は害なしに相当し、100は完全な死滅に相当する)に基づいて点数化した。
混合物から予期される除草効果を決定するために、コルビーの式を使用した(Colby, S.R.、Calculation of the synergistic and antagonistic response of herbicide combinations. Weeds 1967、15巻、20〜22頁。)。
2種の活性成分AおよびBを含有する混合物の予期活性を計算するために、以下の式を使用した。
予期値=A+B−(A×B/100)
A=混合物において使用された濃度と同じ濃度の活性成分Aの観測された効力、
B=混合物において使用された濃度と同じ濃度の活性成分Bの観測された効力。
試験化合物の一部、使用した施用量、試験した植物種、および結果を表1〜13に示す。
Figure 0006577451
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[実施例II]
トウモロコシ(コーン)に関する、化合物Aのベンジルエステルの植物毒性に対するイソキサジフェン−エチルの薬害軽減の評価
South Lebanon(OH)、Weston(MO)およびNewport(AR)にある商業栽培業者の圃場条件下で、3つの圃場試験を行った。区画サイズは、1処理あたり4回の反復試験で、3メートル(m)×10m(幅×長さ)であった。コーン作物は、良好なコーン作物の成長を確実にするため、施肥および播種には、通常の栽培管理作業を用いて栽培した。
圃場試験中の処理はすべて、ノズル圧力約200〜400キロパスカル(kPa)において、1ヘクタールあたり140リットル(L/ha)のスプレー体積を施用するように較正された、バックパック型圧縮空気/ガス噴霧器を用いて施用した。上記の施用を行った際に、コーンは、V2(2葉)またはV5(5葉)成長段階のどちらかであった。施用の約7、14および28日目(DAA)に、未処理対照植物と比較して、目視によるコーンの害について、処理を評点した。目視による害を0〜100パーセントの尺度で点数化したが、この場合、0は何ら害がないことに相当し、100は完全な死滅に相当する。処理は、15gai/haのイソキサジフェン−エチルを含むかまたは含まないで、15グラムの活性成分(gai/ha)で施用した、SC(懸濁製剤)として製剤化した4−アミノ−3−クロロ−6−(4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸のベンジルエステル(化合物Aのベンジルエステル)からなった。単一製品および混合物の両方について、すべての処理結果は、4回の反復試験の平均である。
混合物の予測活性は、実施例Iにおいて記載されている、コルビーの式により算出した。試験化合物の一部、使用した施用量、試験した植物種、および結果を表14および15に示す。
Figure 0006577451
Figure 0006577451
本発明は、本発明のいくつかの態様の例示として意図されている、本明細書において開示されている実施形態により範囲が限定されていることはなく、機能的に等価な任意の実施形態が、本発明の範囲内にある。本明細書に示され、かつ説明されているものに加え、本組成物および方法の様々な改変が、当業者に明らかとなり、添付の特許請求の範囲内に収まることが意図されている。さらに、本明細書において開示されている組成物の構成成分および方法ステップのある種の代表的な組合せしか、上記の実施形態において具体的に議論されていないが、本組成物の構成成分および方法ステップの別の組合せが当業者に明らかとなり、やはり添付の特許請求の範囲内に収まることが意図される。したがって、構成成分または方法ステップの組合せは、本明細書に明確に記載され得るが、構成成分および方法ステップの他の組合せも、明確に記載されていなくとも包含される。本明細書で使用される用語である、含む(comprising)およびその派生語は、用語含む(including)およびその派生語と同義で使用され、非限定的なオープン用語である。
本発明は以下の態様を含む。
(1) 除草有効量の(a)前記式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステル、および(b)薬害軽減剤または薬害軽減能力のある適合性除草剤を含む、コーン(トウモロコシ)において使用するための薬害軽減化除草組成物。
(2)(a)が化合物(I)のC 〜C アルキルエステルまたはベンジルエステルである、上記(1)に記載の組成物。
(3)(a)が化合物(I)のn−ブチルエステルまたはベンジルエステルである、上記(2)に記載の組成物。
(4)(b)が、AD67、ベンゼンスルホンアミド、ベノキサコール、N−(アミノカルボニル)−2−クロロベンゼンスルホンアミド(2−CBSU)、ダイムロン、ジクロルミド、ジクロロアセトアミド、ジシクロノン、フェンクロラゾール−エチル、フェンクロリム、フルキソフェニム、フリラゾール、イソキサジフェン−エチル、メフェンピル−ジエチル、ナフトピラノン、ナフタル酸無水物(NA)、オキサベトリニル、オキシム、フェニルピリミジン、フェニルウレア、キノリニルオキシアセテートの化学品ファミリーからの化学品、または農業上許容されるそれらの塩、エステルもしくは混合物である、上記(1)から(3)のいずれかに記載の組成物。
(5)前記キノリニルオキシアセテートの化学品ファミリーからの化学品が、クロキントセット酸、クロキントセットメキシル、クロキントセットトリイソプロピルアミン、またはクロキントセットジメチルアミンである、上記(4)に記載の組成物。
(6)前記キノリニルオキシアセテートの化学品ファミリーからの化学品が、クロキントセットメキシルである、上記(4)に記載の組成物。
(7)(a)が前記式(I)の化合物の農業上許容されるベンジルエステルであり、(b)が、ベノキサコール、N−(アミノカルボニル)−2−クロロベンゼンスルホンアミド(2−CBSU)、クロキントセットメキシル、ダイムロン、ジクロルミド、ジシクロノン、フルキソフェニム、フリラゾール、イソキサジフェン−エチル、メフェンピル−ジエチル、ナフタル酸無水物(NA)、オキサベトリニル、またはそれらの混合物である、上記(1)に記載の組成物。
(8)(a)と(b)との重量比が、1:100〜25:1である、上記(1)から(7)のいずれかに記載の組成物。
(9)(a)と(b)との重量比が、1:16〜10:1である、上記(1)から(7)のいずれかに記載の組成物。
(10)(a)と(b)の重量比が、1:1〜1:4である、上記(1)から(7)のいずれかに記載の組成物。
(11)前記式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとベノキサコールとの重量比が、1:2〜16:1の範囲内にある、
前記式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと2−CBSUとの重量比が、1:2〜16:1の範囲内にある、
前記式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとクロキントセットメキシルとの重量比が、1:8〜2:1の範囲内にある、
前記式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとダイムロンとの重量比が、1:2〜16:1の範囲内にある、
前記式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとジクロルミドとの重量比が、1:2〜16:1の範囲内にある、
前記式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとジシクロノンとの重量比が、1:2〜16:1の範囲内にある、
前記式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとフルキソフェニムとの重量比が、1:2〜16:1の範囲内にある、
前記式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとフリラゾールとの重量比が、1:2〜16:1の範囲内にある、
前記式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとイソキサジフェン−エチルとの重量比が、1:8〜16:1の範囲内にある、
前記式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとメフェンピル−ジエチルとの重量比が、1:2〜16:1の範囲内にある、
前記式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとナフタル酸無水物との重量比が、1:2〜16:1の範囲内にある、または
前記式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとオキサベトリニルとの重量比が、1:8〜2:1の範囲内にある、
上記(1)から(7)のいずれかに記載の組成物。
(12)農業上許容されるアジュバントまたは担体をさらに含む、上記(1)から(11)のいずれかに記載の組成物。
(13)前記コーン(トウモロコシ)が、グリホセート耐性、グルホシネート耐性、ジカンバ耐性、フェノキシオーキシン耐性、ピリジルオキシオーキシン耐性、アリールオキシフェノキシプロピオネート耐性、アセチルCoAカルボキシラーゼ(ACCアーゼ)阻害剤耐性、イミダゾリノン耐性、アセト乳酸シンターゼ(ALS)阻害剤耐性、4−ヒドロキシフェニル−ピルベートジオキシゲナーゼ(HPPD)阻害剤耐性、プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ(PPO)阻害剤耐性、トリアジン耐性、またはブロモキシニル耐性である、上記(1)から(12)のいずれかに記載の組成物。
(14)前記コーン(トウモロコシ)が、複数の化学的性質および/または複数の作用機序に対する耐性を付与する複数または多重の形質を含む、上記(1)から(12)のいずれかに記載の組成物。
(15)コーン(トウモロコシ)における望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の(a)前記式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステル、および(b)薬害軽減剤または薬害軽減能力のある適合性除草剤を含む薬害軽減化除草組成物を、前記コーン(トウモロコシ)に施用するステップ、これを前記植生またはその隣接区域に接触させるステップを含む、方法。
(16)前記望ましくない植生が未成熟である、上記(15)に記載の方法。
(17)前記(a)および(b)が、前記コーン(トウモロコシ)または前記望ましくない植生に、発生前に施用される、上記(15)に記載の方法。
(18)前記(a)および(b)が、前記コーン(トウモロコシ)または前記望ましくない植生に、発生後に施用される、上記(15)に記載の方法。
(19)前記(a)が、前記コーン(トウモロコシ)または前記望ましくない植生に発生前または発生後施用され、(b)が種子処理として前記コーン(トウモロコシ)に施用される、上記(15)に記載の方法。
(20)(a)が化合物(I)のC 〜C アルキルエステルまたはベンジルエステルである、上記(15)から(19)のいずれかに記載の方法。
(21)(a)が化合物(I)のn−ブチルエステルまたはベンジルエステルである、上記(20)に記載の方法。
(22)(a)が、カルボン酸である前記式(I)の化合物である、上記(15)から(21)のいずれかに記載の方法。
(23)(b)が、AD67、ベンゼンスルホンアミド、ベノキサコール、N−(アミノカルボニル)−2−クロロベンゼンスルホンアミド(2−CBSU)、ダイムロン、ジクロルミド、ジクロロアセトアミド、ジシクロノン、フェンクロラゾール−エチル、フェンクロリム、フルキソフェニム、フリラゾール、イソキサジフェン−エチル、メフェンピル−ジエチル、ナフトピラノン、ナフタル酸無水物(NA)、オキサベトリニル、オキシム、フェニルピリミジン、フェニルウレア、キノリニルオキシアセテートの化学品ファミリーからの化学品、または農業上許容されるそれらの塩、エステルもしくは混合物である、上記(15)から(22)のいずれかに記載の方法。
(24)前記キノリニルオキシアセテートの化学品ファミリーからの化学品が、クロキントセット酸、クロキントセットメキシル、クロキントセットトリイソプロピルアミン、またはクロキントセットジメチルアミンである、上記(23に記載の方法。
(25)前記キノリニルオキシアセテートの化学品ファミリーからの化学品が、クロキントセットメキシルである、上記(23)に記載の方法。
(26)(a)が前記式(I)の化合物の農業上許容されるベンジルエステルであり、(b)が、ベノキサコール、N−(アミノカルボニル)−2−クロロベンゼンスルホンアミド(2−CBSU)、クロキントセットメキシル、ダイムロン、ジクロルミド、ジシクロノン、フルキソフェニム、フリラゾール、イソキサジフェン−エチル、メフェンピル−ジエチル、ナフタル酸無水物(NA)、オキサベトリニル、またはそれらの混合物である、上記(15)に記載の方法。
(27)(a)と(b)との重量比が、1:100〜25:1である、上記(15)から(26)のいずれかに記載の方法。
(28)(a)と(b)との重量比が、1:16〜10:1である、上記(15)から(26)のいずれかに記載の方法。
(29)(a)と(b)との重量比が、1:1〜1:4である、上記(15)から(26)のいずれかに記載の方法。
(30)前記薬害軽減化除草組成物が、農業上許容されるアジュバントまたは担体をさらに含む、上記(15)から(29)のいずれかに記載の方法。
(31)前記コーン(トウモロコシ)が、グリホセート耐性、グルホシネート耐性、ジカンバ耐性、フェノキシオーキシン耐性、ピリジルオキシオーキシン耐性、アリールオキシフェノキシプロピオネート耐性、アセチルCoAカルボキシラーゼ(ACCアーゼ)阻害剤耐性、イミダゾリノン耐性、アセト乳酸シンターゼ(ALS)阻害剤耐性、4−ヒドロキシフェニル−ピルベートジオキシゲナーゼ(HPPD)阻害剤耐性、プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ(PPO)阻害剤耐性、トリアジン耐性、またはブロモキシニル耐性である、上記(15)から(30)のいずれかに記載の方法。
(32)前記コーン(トウモロコシ)が、複数の化学的性質および/または複数の作用機序に対する耐性を付与する複数または多重の形質を含む、上記(15)から(31)のいずれかに記載の方法。

Claims (8)

  1. 除草有効量の(a)式(I)の化合物
    Figure 0006577451
    のベンジルエステルまたは農業上許容されるその塩、および(b)イソキサジフェン−エチル、クロキントセットメキシル、ベノキサコール、N−(アミノカルボニル)−2−クロロベンゼンスルホンアミド、ジクロルミド、ジシクロノン、フルキソフェニム、フリラゾール、メフェンピル−ジエチル、ナフタル酸無水物、オキサベトリニル、またはそれらの混合物を含む薬害軽減剤を含み(但し、ダイムロンは含まない)、(a)と(b)との重量比が、1:である、コーン(トウモロコシ)において使用するための薬害軽減化除草組成物。
  2. 前記式(I)の化合物のベンジルエステルまたはその塩とベノキサコールとの重量比が、1:2〜16:1の範囲内にある、
    前記式(I)の化合物のベンジルエステルまたはその塩とN−(アミノカルボニル)−2−クロロベンゼンスルホンアミドとの重量比が、1:2〜16:1の範囲内にある、
    前記式(I)の化合物のベンジルエステルまたはその塩とクロキントセットメキシルとの重量比が、1:8〜2:1の範囲内にある、
    前記式(I)の化合物のベンジルエステルまたはその塩とジクロルミドとの重量比が、1:2〜16:1の範囲内にある、
    前記式(I)の化合物のベンジルエステルまたはその塩とジシクロノンとの重量比が、1:2〜16:1の範囲内にある、
    前記式(I)の化合物のベンジルエステルまたはその塩とフルキソフェニムとの重量比が、1:2〜16:1の範囲内にある、
    前記式(I)の化合物のベンジルエステルまたはその塩とフリラゾールとの重量比が、1:2〜16:1の範囲内にある、
    前記式(I)の化合物のベンジルエステルまたはその塩とイソキサジフェン−エチルとの重量比が、1:8〜16:1の範囲内にある、
    前記式(I)の化合物のベンジルエステルまたはその塩とメフェンピル−ジエチルとの重量比が、1:2〜16:1の範囲内にある、
    前記式(I)の化合物のベンジルエステルまたはその塩とナフタル酸無水物との重量比が、1:2〜16:1の範囲内にある、または
    前記式(I)の化合物のベンジルエステルまたはその塩とオキサベトリニルとの重量比が、1:8〜2:1の範囲内にある、
    請求項1に記載の組成物。
  3. 農業上許容されるアジュバントまたは担体をさらに含む、請求項1または2に記載の組成物。
  4. コーン(トウモロコシ)における望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効
    量の(a)式(I)の化合物
    Figure 0006577451
    のベンジルエステルまたは農業上許容されるその塩、および(b)イソキサジフェン−エ
    チル、クロキントセットメキシル、ベノキサコール、N−(アミノカルボニル)−2−ク
    ロロベンゼンスルホンアミド、ジクロルミド、ジシクロノン、フルキソフェニム、フリラ
    ゾール、メフェンピル−ジエチル、ナフタル酸無水物、オキサベトリニル、またはそれら
    の混合物を含む薬害軽減剤を含み(但し、ダイムロンは含まない)、(a)と(b)との
    重量比が、1:である、薬害軽減化除草組成物を、前記コーン(トウモロコシ)に施用する、または、前記薬害軽減化除草組成物を前記植生もしくはその隣接区域に接触させるステップ
    を含む、方法。
  5. 前記望ましくない植生が未成熟である、請求項に記載の方法。
  6. 前記(a)および(b)が、前記コーン(トウモロコシ)または前記望ましくない植生
    に、発生前に施用される、請求項に記載の方法。
  7. 前記(a)および(b)が、前記コーン(トウモロコシ)または前記望ましくない植生
    に、発生後に施用される、請求項に記載の方法。
  8. 前記薬害軽減化除草組成物が、農業上許容されるアジュバントまたは担体をさらに含む、請求項からのいずれかに記載の方法。
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