
※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。
本記事は、「家のWi-Fiを無断で使用」により、わが家の電波が不安定に…驚愕のご近所のトラブルを描いた、実話ベースの体験談です。
投稿者は、地方都市在住の30代女性・Mさん。
今回は、“ 黙って電波ドロボー?! ”ご近所さんに言わないといけないことを伝えた、私の少しだけ強気な対処法についてお話しします。
今まさに「言いづらいけどちゃんと言わないと…」と悩んいる方に、少しでもヒントになれば嬉しいです。
どうぞ最後までご覧ください。
★1話完結で描かれる、何でもありだと思っている隣人さんに悩む衝撃な物語です★
目次
「最近、なんだかネットが遅い…?」と思ったら
ここ最近、家のWi-Fiの調子がなんだか悪い。
動画が途中で止まったり、子どもがゲームでイライラしたり…。
「ルーターの寿命かな?」と思っていたある日、ふと管理画面を確認すると――
知らない端末が複数、接続されていたんです。
「え?誰?スマホに…ゲーム機?タブレット?」
しかも名前が“○○家タブ”や“RくんSwitch”といった、明らかに近所の子の名前と思われる表示まで…。
嫌な予感が一気に現実味を帯びてきました。
心当たりはひとつだけ…よく遊びに来る親子
思い当たるのは、ご近所に住むママ友・Mさん。
「子どもが遊びたいって〜」とよくうちに来る方で、ちょっと図々しいけど明るい性格。
以前、子ども同士でタブレットの動画を見せ合っていたときに、
「Wi-Fi、うちのにつないでいいよ〜」と言ったことがあったんです。
まさか、それをずっと使い続けてた…?
確認してみたら、まさかの反応
私はなるべくやわらかく聞いてみました。
「Mさん、ちょっと聞いてもいい?
子どもたち、もしかして今も家のWi-Fiにつないでるのかなって…」
するとMさんはまさかの一言。
「え〜?あれ、まだ使えたんだ?ラッキー♪」
「ラッキー…?」
いやいやいや、勝手に接続し続けてることに、罪悪感ゼロ!?
衝撃の言い訳に、言葉を失う
続けてMさんは、こんな言い訳をしてきました。
「だってさ〜、今どきWi-Fiってシェアするもんじゃない?
どうせ無制限だし、減るもんじゃないし♡」
まるで、誰かのWi-Fiを勝手に使うのが当然みたいな口ぶり。
しかも、彼女のスマホだけでなく、子どもたちのゲーム機やタブレットまで接続されていたことを話すと――
「あはは〜気づかなかった!てか助かってる〜♪」
まるでコンビニのフリーWi-Fiか何かと勘違いしてるようでした。
さすがに限界。やるべきことを実行
その日のうちに、私はWi-Fiのパスワードを変更。
そして、二度と勝手につながれないように、接続端末の制限設定も行いました。
さらに、MさんにもLINEでこう伝えました。
「これからは家のWi-Fiは家族専用にします。今後はご利用をお控えください。」
即既読はついたものの、返信はありませんでした。
数日後…ついに来た“逆ギレ”
しばらくしてから、幼稚園の送迎で会ったとき、Mさんがふてくされた顔で言いました。
「なんか最近、子どもが動画見れないって言ってるんだけど〜?」
「Wi-Fiの件、あんなに気にすること? せっまいな〜」
……はい、ブチッときました。
「それ、うちの回線ですから。他人の家のものを“使えて当然”と思う感覚、私は理解できません。」
静かに、でもしっかりと伝えると、Mさんは口を閉じ、それ以降、ぱったりと連絡も訪問もなくなりました。
終わりに:優しさと便利さは、別物
★ “ 親しき仲にも礼儀あり ”は、ネットにも適用される
★ 便利に頼りすぎると、“非常識”と紙一重
★ 自分の環境は、自分で守っていい
ご近所づきあいにおいて、つい曖昧になりがちな線引き。
でも、一度許した“ 好意 ”が、“ 当然の権利 ”として扱われる瞬間があるんです。
そうならないためにも、今回の件は大きな学びになりました。
ルーターの横に置いた、再設定したパスワードの紙。
それは、私の中でもう一度“自分の家を守る意志”を再確認した証でもあります。