週末の全米映画興行成績は、ジャック・クエイドがどんなに怪我をしても痛みを感じない主人公を演じるR指定アクション・コメディ「Mr.ノボカイン」が初登場1位に輝いた。ただし興収は870万ドル(約13億円)と、首位デビューの数字としてはパンデミック終息以降で最も低い作品の1つとなってしまった。それでもレビューのほうは上々で、口コミでの上積みが十分に期待できそう。共演はアンバー・ミッドサンダー、レイ・ニコルソン、ベッティ・ガブリエル、マット・ウォルシュ。監督は「ステイク・ランド 戦いの果て」のダン・バーク&ロバート・オルセン。前週首位のポン・ジュノ監督SFアクション「ミッキー17」は2位に後退。そして3位にはスティーヴン・ソダーバーグ監督、ケイト・ブランシェット&マイケル・ファスベンダー主演スパイ・サスペンス「Black Bag」が初登場ランクイン。豪華な顔合わせからすると興行的には少々不満の残る船出となってしまった。ただしレビューのほうは軒並み絶賛評となっており、ここからの巻き返しに期待したい。その他、ダフィー・ダックとポーキー・ピッグの主演で贈るルーニー・テューンズ映画最新作「The Day the Earth Blew Up: A Looney Tunes Movie」は5位に、聖書の最後の晩餐を題材にしたマウロ・ボレッリ監督インディ・ドラマ「The Last Supper」が6位にそれぞれ初登場となった。速報順位は以下の通り。
ジョン・マクガハン原作アイルランド製ドラマ「That They May Face the Rising Sun」、予告編
ジョン・マクガハン原作アイルランド製ドラマ「That They May Face the Rising Sun」、予告編
アイルランドの作家ジョン・マクガハンの『湖畔』を映画化したヒューマン・ドラマ「That They May Face the Rising Sun」の予告編が公開された。出演はアンナ・ベデルケ、バリー・ウォード、Lalor Roddy、ルース・マッケイブ、ショーン・マッギンレイ。監督はアイルランド人監督の Pat Collins 。
【ドキュメンタリー賞】 ★マイケル・ドゥウェック & グレゴリー・カーショウ 「Gaucho Gaucho」 Michael Crommett 「Photographer: Dan Winters Life is Once. Forever.」 Andrey Stefanov 「Porcelain War」